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この記事の目次
キングダム700話ネタバレ「那貴の里帰り」
その日の夜、なんとなく沈んでいる桓騎軍の幹部、摩論、厘玉、黒桜の下に飛信隊に移籍した那貴がやってきます。
黒桜1人が、裏切り者と罵倒しますが、摩論と厘玉は別に嫌がってはいない様子で、久しぶりだなと迎え入れました。
那貴が「お頭は?」と聴くと摩論は「女共と天幕じゃないですか?」とウヒョの真っ最中である事を素っ気なく告げます。
那貴「雷土の事は聞いた、その後、お前達がやったこともなそれでちょっと今、お頭がどんな感じなのか様子を見に来た」
黒桜は部外者は引っ込んでいろと凄みますが、那貴は雷土の死に対する報復としてはやりすぎだと告げます。
それに対し摩論はさすがに「雷土は関係なく、今回のは首斬り桓騎の本性が久々に出ただけでしょう」と答えます。
一方で厘玉は「雷土の死は大きく関係している。雷土の死はお頭にとって小さくはなかった」と答え、摩論も「まぁ小さくはないかも、最古参ですし」と応じました。
それに対し那貴は「妙だな、最古参は砂鬼一家だと聴いたが」と回答、黒桜は何言ってんだお前と噛みつきますが、厘玉も「そう言えば俺も聞いた事があるお前からか?」と答えます。
そして、そもそも砂鬼一家がいつから桓騎軍にいるか誰も知らないという話になり、那貴が「どうして砂鬼一家は幹部じゃないのか」と聴くと、黒桜と摩論は砂鬼一家は得体が知れないから桓騎も距離を置いていると言いました。
キングダム700話ネタバレ「砂鬼とウヒョるお頭」
しかし、その頃、お頭は不気味なマスクを脱いでついでに衣服も脱いだ砂鬼とウヒョを済ませたあとでした。砂鬼は男ではなく美女でしかも、桓騎の愛人であるようです。
普段は砂鬼を近づけない桓騎ですが、嬴政との討論で何かが揺らいだのか、おそらく、桓騎を一番理解しているであろう最古参の砂鬼の肉体を求めたのかも知れません。
ゴルゴ13がターゲットを殺す前に必ずウヒョるように己の中の不気味な怪物を抑えようとしていたのか…
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム700話ネタバレ「動き出す李牧」
秦王嬴政は、李信に再会した後で元気を取り戻したのか、最前線の秦軍を見舞い、満身創痍の王賁にも親しく声をかけ、引き連れて来た3万人の精鋭をおいて、咸陽に戻って行きました。
そして、その頃、李牧と司馬尚が待機している青歌にも、邯鄲からの使者がやってきていました。邯鄲の守護神が死んだ事で、窮地に陥った趙で一度は策謀に追いやられた李牧が復活の時を迎えます。 キングダム701話に続く
キングダム701話大予想
砂鬼一家が桓騎の最古参だとすると、彼女が拷問のプロという事には自身も拷問を受けたという過去が関係しているのかも知れません。
例えば、砂鬼の背中は刺青があるものの綺麗でしたが正面は激しい拷問により傷だらけで桓騎以外には裸を見せられない、それが常に奇怪な被り物をして移動しているのかもです。
だとすると桓騎は砂鬼が拷問により無残な姿になる前から知っていた恋人同士であり、砂鬼に対する何者かの拷問が桓騎の激しい怒りの正体という可能性もあるかも知れません。
嬴政にどうして虐殺したと尋問した時に「理由は忘れた」と答えた桓騎ですが、あれは、とぼけたのではなく、実際に虐殺スイッチが入って記憶がないとも考えられます。
つまり、雷土の凄惨な死で過去の忌まわしい記憶の封印が解かれ残虐性が爆発したという事です。
だとすると桓騎は癒されるべき精神的な傷を背負った人物という事になり、今後も闇深展開が続く事になるでしょう。
【次のページに続きます】