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この記事の目次
キングダム715話ネタバレ「秦軍は一人残らず皆殺しです」
その上で袁環は、趙北部軍の士気の充実と兵力に秦軍は困惑するでしょうと述べ願わくは北部軍の力に圧倒され侵略者どもは一人残らず恐怖と後悔にまみれて死を迎えんことをと結びます。
李牧は「そうなります、いえ、そうします」と秦軍14万人の全滅を宣言しました。
キングダム715話ネタバレ「李牧に描き切られた戦い」
一方秦軍では、圧倒的な兵力差に驚愕している秦軍の面々が細かいコマ割りで紹介されたあと蒙恬がハッキリと自分達はハメられたと悟ります。
蒙恬は、かなり前の段階から秦軍がこの人数になるように調整し、その為に太原を出た二十万の援軍が狼孟の軍勢に蹴散らされても5万人だけは見逃して秦軍が宜安攻略を断念しない絶妙な兵力になるように工夫したのだと結論しました。
そして、そんな事が可能な人間がいるのかと自問し、ただ一人、李牧であればそれが可能だと思い至ります。すべては李牧に描き切られた戦いというわけです。
キングダム715話ネタバレ「李牧の号令が下る」
「半年以上前に宜安一帯を視察して決めていました。ここで開戦して秦を葬ると」
はじめなさい!
李牧の号令で趙軍、31万人が一斉に動き出しました。
背後を除き三方向を包囲された秦軍に動揺が走ります。
阻止しようにも相手の数が多く、このままでは包み込まれて押しつぶされるのです。
蒙恬は、ここは用意された狩り場で留まったら李牧の思惑通りにやられると退却を考えますが、そんな事はお見通しの李牧は足が速い騎兵を秦軍の背後に回して、組織的な退却を不可能にします。
キングダム715話ネタバレ「詰みの盤面から抜け出せるのか」
蒙恬も河了貂も焦り顔全開です。
このまま戦えば狩られるだけで、宜司平原から退却するしかない。
しかし、退却しようにも趙軍の攻撃を受けきらないと一瞬で横陣が崩れて壊滅してしまう
つまり、現状は全力で戦いつつ、なんとか短時間で突破口を開かないといけないのです。
「李牧の詰んだ盤面から逃れる事なんかできるのか?」
室井佑月顔で焦る河了貂のアップの脇で、この中では一番弱い壁軍の横陣が崩れる音がしました。
これでもうダメか?ダメなのか?キングダム716話に続きます。
【次のページに続きます】