キングダムネタバレ724話李牧が赤っ恥をかく?「四つの大戦」レビュー考察

2022年6月23日


はじめての三国志_ページネーション

こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

キングダム724話(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



キングダムネタバレ724話「隙を見せずに物量で攻め殺す李牧」

兵士 朝まで三国志

 

奇策以外の手段を知らないのが桓騎の大いなる弱点で、だからこそ桓騎は包囲され特異な地形もなく奇策に走れぬ状況では何をしていいのか分からない。

そこで、李牧は趙軍は大きく動かずに、桓騎が奇策を弄する隙を与えず、主力部隊を動かさずじわじわ数の力で桓騎軍を押し込んで桓騎を殺すとしました。

 

はじめての孫子の兵法

 

 

キングダムネタバレ724話「四枚羽の竹とんぼ陣」

 

その頃、桓騎軍では、右の風范軍も崩れ、いよいよ桓騎軍の本陣だけとなります。

いよいよ騒ぎ始める摩論ですが、ここで桓騎は天を見上げ、その次に桓騎軍で頭を張っている全ての部隊長に伝令を出しました。

 

桓騎は何も出来ないと踏んだ李牧ですが、予想に反して桓騎軍は、それぞれの野盗集団が縦横無尽に動き回り、4枚羽の竹とんぼのような奇妙な陣形を敷きました。

 

しかし、李牧も幕僚達も、摩論でさえその陣形を見た事がありません。

目を見開き驚愕の表情を浮かべる李牧と、自信満々の桓騎の表情が描かれ、724話は終了です。

果たして桓騎は敵の隙をついた奇襲しか出来ない不器用な大将軍なのか、あるいは李牧の理解を越えてオールマイティな能力を持つ名将なのか?果たして、どっちなんでしょうか?

 

楚漢戦争

 

 

キングダムネタバレ724話「陣形自体がハッタリかも」

内容に納得がいかないkawauso様

 

孫子の有名な言葉に「兵は詭道(きどう)なり」があります。

戦いは騙し合いであり、相手にこちらの意図をつかませない事が勝利の近道です。

 

今回、桓騎が繰り出した陣形は、摩論でも分からないので訓練した事もない陣形でしょう。

訓練した事もない陣形で効果が発揮できるとも思えず、その場合、この陣形そのものが李牧に桓騎の意図を見抜かせまいとするハッタリかも知れません。

 

自分が正攻法で戦えない事は桓騎も十分に知っていて、それを李牧に読まれている事も承知だと思われるので、それを逆手に取り、実は桓騎は正攻法も出来ると李牧に思わせる事で、力攻めの陣形が変化するのを狙っているのかも知れません。

 

戦国策

【次のページに続きます】

 

次のページへ >

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-キングダムのネタバレ考察
-