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矛や戟を武器以外でも使用していた!三国志時代の長柄兵器の使い道

2022年8月28日


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方天画戟(武器)

 

三国志の時代の歩兵の装備として一般的だった矛や戟。これらの武器は武器以外の使い道があった事をご存知でしたか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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武器以外の長柄兵器の使い道・筏の材料

荒れる黄河

 

武器以外の長柄兵器の使い道、それは川を渡る時の筏の材料でした。中国の川には水深が浅い津と呼ばれる場所もありますが、当然、そこは敵の監視も厳しく利用できないので水深が深い所を渡ります。

 

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鎧を装着していると渡河が大変

進軍する兵士c(モブ用)

 

しかし、浮力が小さい川は泳げない人では渡るのが困難ですし鎧をつけていれば、泳げる人でも渡河は大変です。そこで、浮袋やロープなどの渡河を支援する道具が必要でした。

 

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記録による柄兵器の柄は10本束ねた事象

三国志の武器 壕橋 馬超

 

記録によると、長柄兵器の柄は10本束ねると大人1人を浮かばせる浮力が得られたそうです。渡河作戦では柄を百本、千本と組み合わせた械筏が活躍し大勢の兵士を向こう岸に渡していたのです。

 

参考文献:三国志軍事ガイド

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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