大人気春秋戦国時代漫画キングダム。740話は宜安が空になっている事に気づいた趙軍が全速力で肥下城へと向かうシーンから始まります。肥下城には10万人以上の避難民がいて、桓騎がそれを狙っているからでした。
はたして、ここからどうなるのか?キングダム740話がキターーーーーーー
※こちらの記事にはキングダム740話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム740話ネタバレ確定速報「速いぞ袁環騎馬軍団」
死体に文字を刻んだ桓騎の虐殺予告を見て、袁環は鬼の形相で全部隊に肥下城を救うように命令を出しました。一様に驚きの顔をして全速力で駆けていく趙兵、それもそのはずで肥下城にいるのは、彼らの肉親だったのです。
ここでナレーションが入ります。それによると趙北部の騎馬は脚が速く、それに合わせて歩兵も訓練するので軍全体の足が速いそうです。この足が速い軍が全力で肥下に走ったので通常の10万規模の軍では考えられない速さで進軍しました。
なんだか、忍者が植えた木を毎日飛び越えている間に、木の成長速度に合わせて驚異的なジャンプ力を得たみたいな話ですが、あまり説得力を感じません。
キングダム740話ネタバレ確定速報「もう肥下城についた桓騎」
そこまで趙兵が必死で走るのは、平陽で桓騎が起こした虐殺を全員が知っているからで、同じ事が肥下で起きるのを恐れているからでした。しかし、無情にも趙軍が宜安を出る頃には、桓騎軍は途中にあった森林地帯を抜けて、目の前に肥下城を捉えていました。
ここで摩論が桓騎に「本当に虐殺をやるのか?」としつこく釘を刺します。これまでも虐殺は山ほどしていますが、平陽に続いて今度は民間人を一方的に虐殺するのでは後戻り不可能、いやな予感しかしないと言うのです。ただ、だからといって摩論に別にプランがあるわけでもありません。それならお頭の命令に従うしかないと厘玉は言いました。
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム740話ネタバレ確定速報「カリスマに救われた厘玉」
ここで唐突に厘玉が昔話をはじめます。それによると厘玉は元々、呂比という田舎の城邑の外れの山中でケチな盗賊団をやっていて、そこで桓騎一家のヤベエ噂を聞きつけて一家に入ったのだそうです。
厘玉に限らず、あの時、桓騎に従ったメンバーは社会の吹き溜まりで、ただ生きていたような連中ばかりだったのが、桓騎の下に集まりハチャメチャな桓騎に従って働き、やっと生きている実感を掴んだといいます。
世の中のクズだった自分達が桓騎の下に集い、今では秦の正規軍でお頭は六大将軍。例え人生の結末がどんなに酷くても、俺達にはこれ以上ない最高の結末だと厘玉は死亡フラグを立てました。それを聞いて興奮した桓騎兵が気勢を上げますが、ここで李信と河了貂が少し登場します。
しかし、李信には特にセリフもなく今回は全くのモブ扱いです。
キングダム740話ネタバレ確定速報「復讐のために一家を造った」
盛り上がる桓騎兵に桓騎はガチャガチャうるせーよと一喝します。そして、俺が桓騎一家を造ったのは復讐のためで、お前らのようなクソに希望を与えるためじゃないと言いました。
そして、お前らはクソだが、社会を見ればその他の連中もそんなに変わらないクソで、吹き溜まりにすぎない。俺はその吹き溜まりで好き勝手にムカつくヤツをブッ倒していただけよと結論します。
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