大人気春秋戦国時代漫画キングダム。第764話では李斯と韓非の子どもの頃が出てきました。キングダムファンの方は、この流れに一抹の不安を覚えるでしょうが、それは的中しています。それではザワザワしたまま行ってみよう、
キングダムがキターーーー!
※この記事にはキングダム764話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム764話ネタバレ確定速報「荀子の門」
時間は遡り、場面は荀子が経営する塾から始まります。そこには少年時代の李斯がいて成績は常に1番でした。他の子供たちは李斯が貧しい家の出だから、必死に勉強しているだけだとバカにしますが、李斯は否定せず、貧しいからこそ一所懸命に勉強して誰よりも出世し、お前らを見下してやると答えました。李斯は喧嘩は弱いですが、いじめられたら陰湿な復讐をする嫌な子供だったようです。
韓非がやってきて李斯は2位に
しかし、荀子の塾に新しい生徒が入ってきます。それが韓非でした。韓非は吃音のせいで弁舌はできませんが、成績は李斯よりも優秀で常に1位、李斯はそれから一度も1位を取る事が出来ず、韓非にコンプレックスを持つようになりました。
姚賈は四重スパイ
場面が現在に戻ると韓非は、姚賈には気をつけろと李斯に忠告します。韓が掴んでいる情報では、姚賈は秦以外にも、趙、魏、楚、斉の4カ国に雇い主がいて、どの国でも秦を裏切り、情報を流す事で大金を得ていて、特に1年前からは郭開の下を離れて李牧を主人としているというのです。姚賈を信じ切っていた李斯は少なからず衝撃を受けました。韓非は、すでに姚賈は感づいているかも知れないとして捕らえるなら早い方がいいと忠告しました。
キングダム764話ネタバレ確定速報「孤独ゆえのスパイ」
李斯はその後、どうして韓非が情報機関のような程度の低い仕事をしているのかと問い詰めます。それに対し韓非は、自分には何もないからだと言います。韓は儒家の力が強く、それを論破したくても自分は吃音で出来ない。だから他国のリアルな状況を知ろうと情報機関に携わったのだと、そして諜報活動をするうちに韓に対する愛国心も芽生えてきて、今回の機会を利用し秦の情報を韓に持ち帰ろうとしたのです。
【次のページに続きます】