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キングダム791話ネタバレ「他人の戦争」レビュー考察

2024年3月21日


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キングダム791話ネタバレ確定速報

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム791話ネタバレ「青歌の黄金精神」

剣を持ち戦う李牧

 

李牧の詭弁に動揺する青歌の人々に、李牧はさらに畳み掛けます。青歌が自分たちだけの平和や安定を選び、そのまま静かに滅ぶならそれもいい。だが、青歌の民が決起して、秦の侵略に断固抵抗する意思を示したなら、青歌の黄金精神は中華の歴史に刻まれ、何より、これから産まれてくる青歌の子孫たちの心に誇りとして生き続けると煽ります。元々、難民や流民として、誇りなどとは無縁に生きてきた青歌の民は、李牧の詭弁によって、自分たちの血と汗で築いた繁栄を他人の犠牲の上にあぐらをかいたものと否定されて動揺し、同時に青歌の心が趙を救い得ると持ち上げられ、田舎者らしい純真な心を手玉に取られて、秦を倒して趙を救うという大義の罠に嵌ったのです。そして、李牧の詭弁に一番心を動かされたのが城主である司馬尚でした。このようにして青歌は李牧の舌先三寸で丸め込まれ、現在、秦と激闘をしているというわけでした。キングダム792話に続きます。

 

キングダム792話ネタバレ予想

君主論18 kawausoさん

 

編集長は李牧が嫌いです。それはこいつが私利私欲塗れだからではありません。むしろ逆で清廉潔白で人の為に生きているからです。このような聖人は得てして、自らが持つ清く正しい生き方を他人に知らず知らずに強制します。人が自分の為に生きる当たり前の権利を決して許容しません。人を救えるのに救わない事は悪であり、疚しい事だと煽りたて、人が幸福に生きる権利を「道徳的正しさ」を理由に取り上げます。李牧があくまでも秦に抵抗するのは勝手ですが、秦に降伏しても平穏な暮らしを求める民の声を意図的に無視するのは止めて欲しいものです。そうでありながら李牧は、味方の犠牲を増やしても自分を慕うカイネを救おうとし戦局を窮地に陥れるエゴイストであり、結局、今回の戦いに勝利した後は、雁門に帰り、カイネと子作りに励みまくるわけですから、実際の所、キングダムの李牧は、秦の侵略を許さないという己の信念のために大義を利用し趙人を振り回す大迷惑な男だとも言えるのです。あ!李牧が憎過ぎて今回は来週の予想をしていない…、まあ、いっか(笑)

 

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キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

はい、そういうわけで結局、李牧の舌先三寸で騙された青歌の民衆が、独力で営々と積み上げてきた繁栄を捨てて、自分たちを救いもしなかった趙の他人のために、秦と戦い、多大な血を流すという図式が今回も出来上がりそうです。というわけでまた次回。ばいちゃ!

キングダム最新記事更新キングダム792話ネタバレ「脱出の責任」レビュー考察

 

前回記事:キングダム790話ネタバレ「青歌の血」レビュー考察

 

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キングダムネタバレ考察

 

 

 

 

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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