キングダム考察|李牧はなぜ負ける?史実で決まっている“政治戦”と趙滅亡の真相


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キングダム872話休載SP

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



秦軍を止めること自体が目的ではない

 

どうして李牧は秦を壊滅させないのか?

理由は王に妬まれる事を恐れるからです。

 

李牧はすでに武安君といい

趙の王族に匹敵する高い地位です。

城ももらい領民も抱えている

ミニ王のような立場。

王翦

 

さらに李牧は趙の人民に

救世主のように崇められている

ここで秦をメタクソに倒せば

 

その人気が決定的になり

彼を趙王の地位に押し上げるでしょう。

それでは、趙王は李牧を生かさない。

 

だから秦に勝とうとしません。

 

 

キングダム武将の哀しすぎる最期

 

国内の政治状況を動かすための布石

 

李牧だって自分が殺されれば

趙はおしまいと確信しています。

 

だから武功を立てすぎない。

持久戦で秦を退却させて終わり

これなら王も李牧を排除までしない。

 

次に秦が攻めてきても

また李牧を使おうと思う。

 

李牧にとって、今度の戦いは

自分の存在価値を趙王に

認めさせるステージです。

 

キングダムと三国志の違い

 

 

 

最大の敵は秦ではなく“趙王と郭開”

 

李牧の敵は趙王だけではありません。

その佞臣、郭開もそうです。

 

郭開は、もし李牧が王になれば

自分は真っ先に粛清されると恐れている。

蔡京(水滸伝)

 

だから、ことあるごとに趙王に

李牧は危険だと吹きこんで

遠ざけようとします。

 

キングダム年表

 

 

 

 

無能な王と腐敗した側近という構図

 

趙王にとっても

郭開は扱いやすいコマです。

 

郭開は俗物であり

王になる野心も力量もない

 

精々、宰相として

私腹を肥やすのが関の山です。

 

放置しても自身の地位を脅かさない

だから身近に置いています。

分不相応な出世を望む司馬倫

 

無能な趙王には郭開が安心できる。

この構図は強固で崩れません。

 

キングダムを100倍楽しむ

 

 

 

李牧がいくら勝っても意味がない理由

 

趙王と郭開が

お互いに依存している限り

李牧がどれだけ勝利しても

 

これ以上の地位になる事はありません。

むしろ人気だけが上昇し危険になる。

亡くなる李牧

 

だから李牧は勝利など求めていません。

持久戦、秦の自発的な退却

これが自分の身を守るベスト

 

 

キングダムネタバレ考察

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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