
はい、キングダム考察いきましょう。
……と言いたいところですが
今週は休載です。
でも、はじさんはやりますよ。
激アツなやつをねェェ!
今回の戦い、実は
戦場では決着がつきません。
そして李牧は負けません。
にもかかわらず
趙は滅亡します。
では、なぜそんな矛盾が起きるのか?
答えはひとつ。
李牧の本当の敵は
王翦ではないから
それでは行ってみよう
キングダム休載がキターーー
この記事の目次
- 結論|李牧の戦いはすでに戦場の外にある
- なぜ李牧は“戦場で勝っているのに負ける”のか
- 史実では趙滅亡の原因は戦ではない
- 李牧敗北の本質は「処刑」という政治事件
- 李牧の本当の狙い|戦場ではなく“時間稼ぎ”
- 秦軍を止めること自体が目的ではない
- 国内の政治状況を動かすための布石
- 最大の敵は秦ではなく“趙王と郭開”
- 無能な王と腐敗した側近という構図
- 李牧がいくら勝っても意味がない理由
- 王翦の真の狙い|李牧を戦場で倒さない理由
- 王翦は最初から政治戦を見ている
- 郭開買収ルートの可能性
- 戦いが長引く事が仇になる
- 今回の戦いの本質|勝敗ではなく“崩壊のトリガー”
- まとめ|この戦いは「勝った方が負ける戦い」
- キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
結論|李牧の戦いはすでに戦場の外にある
今回の邯鄲攻略戦、
ぶっちゃけ戦いはどうでもいいです。
蒙恬が考えた合従軍ですら
戦争全体の影響は微妙です。
なぜか?
kawausoは蒙恬が大嫌いだから!
ではなくツンデレだから
でも、もちろんなく…
戦争の勝敗は戦場にはないからです。
なぜ李牧は“戦場で勝っているのに負ける”のか
どうして戦場がどうでもいいのか?
理由は李牧が勝利する事が
史実で決まっているからです。
キングダムは史実準拠なので
負けた戦いを勝ちには出来ない
つまり蒙恬の合従軍は究極的には
しくじります。
つまり李牧は秦を退けて王者になる
でも李牧は最終的に秦に敗れるのです。
史実では趙滅亡の原因は戦ではない
史実では趙滅亡の原因は
戦争の敗北ではありません。
では、一体何なのか?
李牧が勝ったのに負ける
その最大の秘密がそこにあります。
李牧敗北の本質は「処刑」という政治事件
史実では李牧、
勝ってるのに処刑されます。
そして李牧を殺すのは
王翦ではなく
趙王遷です。
つまり李牧は
自分の王に殺されるのです。
どうしてそうなるのか?
それは、今回の戦いの決着が
政治である事を示しています。
李牧の本当の狙い|戦場ではなく“時間稼ぎ”
李牧の本当の狙いは
王翦を殺す事ではありません。
秦軍を圧倒的な武力で
壊滅させる事でもない
できるだけ守りを厚くして
秦軍の補給が切れるのを
待ち続ける時間稼ぎです。
秦軍を止めること自体が目的ではない
どうして李牧は秦を壊滅させないのか?
理由は王に妬まれる事を恐れるからです。
李牧はすでに武安君といい
趙の王族に匹敵する高い地位です。
城ももらい領民も抱えている
ミニ王のような立場。
さらに李牧は趙の人民に
救世主のように崇められている
ここで秦をメタクソに倒せば
その人気が決定的になり
彼を趙王の地位に押し上げるでしょう。
それでは、趙王は李牧を生かさない。
だから秦に勝とうとしません。
国内の政治状況を動かすための布石
李牧だって自分が殺されれば
趙はおしまいと確信しています。
だから武功を立てすぎない。
持久戦で秦を退却させて終わり
これなら王も李牧を排除までしない。
次に秦が攻めてきても
また李牧を使おうと思う。
李牧にとって、今度の戦いは
自分の存在価値を趙王に
認めさせるステージです。
最大の敵は秦ではなく“趙王と郭開”
李牧の敵は趙王だけではありません。
その佞臣、郭開もそうです。
郭開は、もし李牧が王になれば
自分は真っ先に粛清されると恐れている。
だから、ことあるごとに趙王に
李牧は危険だと吹きこんで
遠ざけようとします。
無能な王と腐敗した側近という構図
趙王にとっても
郭開は扱いやすいコマです。
郭開は俗物であり
王になる野心も力量もない
精々、宰相として
私腹を肥やすのが関の山です。
放置しても自身の地位を脅かさない
だから身近に置いています。
無能な趙王には郭開が安心できる。
この構図は強固で崩れません。
李牧がいくら勝っても意味がない理由
趙王と郭開が
お互いに依存している限り
李牧がどれだけ勝利しても
これ以上の地位になる事はありません。
むしろ人気だけが上昇し危険になる。
だから李牧は勝利など求めていません。
持久戦、秦の自発的な退却
これが自分の身を守るベスト
王翦の真の狙い|李牧を戦場で倒さない理由
しかし、李牧の意図を見抜いている男がいます。
それが今回の戦いの事実上の総大将、王翦。
楊端和が重傷で離脱しているので六大将軍の
王翦が事実上の最高司令官。
王翦は李牧のアキレス腱が
愚かな趙王と佞臣、郭開だと見抜いています。
つまり李牧を倒すのは戦場ではないのです。
王翦は最初から政治戦を見ている
王翦は李牧に勝たせておいて
趙王が危機意識を持つ事が
李牧を倒す道だと知っています。
だから派手には動かない。
今回の戦場に王翦の狙う勝利はない。
政治こそにあるのです。
郭開買収ルートの可能性
そして王翦が目をつけるのが俗物「郭開」です。
これ以上、李牧の名声が高まればおまえは終わり
王翦がそう焚きつければ、郭開は
いよいよ李牧排除に動くでしょう。
戦いが長引く事が仇になる
王翦は戦いを引き延ばします。
そして、郭開にこのように吹きこみます。
「李牧は秦を倒せる力をもちながら
意図的に戦いを長引かせている
こうして人心を集めて、
最期は邯鄲に攻め入るつもりだ」
つまり、李牧は王翦と
見た目だけの戦いをしていると
郭開に吹き込むのです。
まーこわい!
きゃーこわい!
わりーね、わりーね
マレーネ
ディートリッヒ!
今回の戦いの本質|勝敗ではなく“崩壊のトリガー”
郭開の讒言を趙王は疑います。
そこまでも王翦の読み通りです。
郭開は王に言います。
「では、李牧を一度、総司令官から外しましょう
謀反する気がないなら応じましょう」
しかし、自分しか
王翦を止められない事を知っている李牧は
趙王の命令を無視します。
ここで、趙王は郭開の讒言を信じ
李牧を殺す決意をするのです。
まとめ|この戦いは「勝った方が負ける戦い」
はい、今回の戦いは兵法のお手本です。
「戦いは城を攻めるが下策
心を攻めるが上策」
邯鄲の城壁は高くても
趙王の心の障壁は低い、
李牧への嫉妬と恐怖が
李牧を殺し、勝利を王翦へと
運んできます。
政治の動きに加え、地震や飢饉の影響については、趙が魏より先に滅亡した理由の考察でも紹介しています。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
ぶっちゃければ、王翦はすでに勝っています。
なにもしないで李牧の武功が高まるだけ
李牧は王に疎まれて誅殺のリスクが強まる。
まさに恐るべきは有能な敵将よりも
無能な上司ですね。
前回記事:キングダム871話ネタバレ考察|旧韓軍は裏切る?李牧の心理戦と合従軍崩壊の可能性
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