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キングダム637話ネタバレ李牧逮捕!「鄴の命」レビュー考察

2020年4月2日


 

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昌平君

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、前回は兵糧がゼロになった(ぎょう)に対し昌平君(しょうへいくん)介億(かいおく)列尾(れつび)に派遣して兵糧を送りました。しかし、すでに列尾には李牧(りぼく)舜水樹(しゅんすいじゅ)扈輒(こちょう)を派遣し兵糧を焼き払います。ところが兵糧の俵は空っぽで介億はヒゲをいじってニヤニヤしていました。

 

昌平君は李牧の行動を読んでいたのですが、では、兵糧はどこに消えたのでしょうか?

 

週刊誌を楽しみにするkawauso様

 

今回はいよいよ兵糧が鄴に届くのか?それでは行ってみましょうキングダムがキターーーーー

 

※こちらの記事にはキングダム637話のネタバレが含まれているのでご注意下さい

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム637話ネタバレ「兵糧は黄河に浮かんでいた」

大船団を率いて呉を攻める王濬(おうしゅん)

 

焼き捨てた兵糧を剣で斬り裂く趙の兵士しかし、どれもこれもからっぽで兵糧が入っていません。焦った様子で舜水樹に報告する兵士達を見て、舜水樹は兵糧が黄河から運ばれている事を察知します。その頃、大量の船が兵糧を積んで黄河を渡っていました。

 

兵糧は列尾の横の黄河の水路を通して迅速に鄴に向かっていたのです。しかし、李牧も当然、秦国軍が黄河を利用する可能性も考えていました。

 

列尾については、おまけでありメインは黄河の対策だったようであり、ここにも李牧が手を打っているようで舜水樹は「アホが」と笑っています。

 

キングダム637話ネタバレ「水軍対決秦vs趙」

三国時代の船 蒙衝

 

スイスイと水の上を進む秦の船団の前に趙の軍船の大軍が登場してきます。その数は秦国の水軍よりも圧倒的に数が多くなっていました。あまりの軍船の差に秦国の水兵は目を丸くしていますが、ここで本命の食糧を奪われては鄴にいる兵士は完全に餓死してしまうでしょう。

 

「総員戦闘態勢に入れ!」秦の水兵は全員配置につきました。

 

三国時代の船 楼船

 

次の瞬間には、趙の水軍が一斉に矢を放ち、秦国兵は盾を構えて防御に徹しますが、大量の矢を防げずバタバタ倒れました。その隙を突いて、趙水軍は船の速度を上げて、秦の船に接近して乗り移り直接攻撃を仕掛けていきます。攻める側と守る側で、鄴の運命を賭けた水戦が幕を開けました。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム637話ネタバレ「餓死寸前鄴の秦軍」

敗北し倒れている兵士達b(モブ)

 

秦の水軍が趙の軍船と激闘している頃、鄴の城内では飢えに苦しむ兵が立つ気力もなく地面に倒れています。みんな頬がコケてやせ細っています。頭を垂れて座り込んでいる兵士も大勢いました。座り込んでいる信の下に歩くのもやっとな少年兵が震えつつ僅かな食糧をもってやってきます。

 

「隊長、小さいですけどイモを二つ見つけました。食べて下さい」

 

 

そんな大事な食糧、信が受け取れるわけはありません、信は、一つは羌瘣に一つは自分で食べるように言い、鄴に立つ旗を黙って見つめました。このままでは、全員が本当に餓死してしまうと不安な表情です。鄴には、もうまともに戦える兵力は残っていません、もう光合成も出来ないようです。

 

キングダム637話ネタバレ「李牧が電撃逮捕w」

ガマンする李牧

 

鄴を見つめて、次に秦国軍が何を仕掛けてくるのか思考を巡らせている李牧。そこに邯鄲(かんたん)から悼襄(とうじょうおう)直属の兵が馬に乗ってやってきます。いずれも王都邯鄲を守る近衛兵で、すべてが武術の達人でした。

 

どうやら、鄴を陥落させた責任で邯鄲に召喚される事になりそうです。ここまで秦軍を追い詰めて今、手を放すわけにはいかない李牧は拒否したいようでカイネは剣を構えます。

亡くなる李牧

 

すぐさまに近衛兵は、超人的な動きで、カイネ達を人質に取り、拒否するなら側近を皆殺しにして意思表示をします。実力行使をされては李牧は従う事しか選択できません。

 

王兵の言われるままに馬車に乗り込んだ李牧ですが、両腕には木製の手錠が掛けられています。完全に罪人の扱いで、悼襄王は鄴を失陥した李牧を斬り刻むつもりでしょう。

 

李牧は無念でたまりませんが、近衛兵も李牧には同情的なようです。ただ、もはや水軍の勝利を見届ける時間はなく、李牧は部将の雷伯へ閼与の軍勢を任せ邯鄲へとドナドナされていきます。

内容に納得がいかないkawauso様

 

ちょっと衝撃ですね、李牧が逮捕されて幕切れという、昔の週刊少年ジャンプの幕張を思い出させます。しかし、名乗りませんでしたが近衛兵の男は、やがて信の前に立ち塞がる強敵になりそうですね。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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