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東方明珠のへなちょこ長江旅行記 その3

2015年2月11日


 

気球 三国志

 

へなちょこ旅行記第3段。

前回の黄河に続き、今回は中国第一の長さを誇る川、長江です。

 

これは、中国旅行に興味はあるけれど、勇気が出ないというあなたを

こんなへなちょこの私でも行けちゃったという体験を

恥ずかしげもなく披露することで、

どんと背中を押しましょうという企画です。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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赤壁の戦い

赤壁の戦い

 

西暦208年、長江北岸に陣取った20万の曹操と、

南岸の数万の孫権・劉備同盟軍が赤壁の地で激突しました。

 

周瑜がしかけた火計が成功し、曹操軍の軍船を焼き尽くし、曹操軍は大敗します。

曹操の天下統一の夢はここに破れ、以後、三国鼎立の時代が始まるのです。

 

赤壁の行き方

(写真データが紛失している為、イメージ写真を利用しています)

長江と言えば……三国志ファンにとってはやはり、赤壁ですね。

しかし、湖北省赤壁市にはどうやって行くかというと

いろんな方法はありますが、ざっくり言ってみれば、

上海から5時間くらい新幹線に乗って武漢(ぶかん)に行き、

武漢から片道5時間くらい車で走る感じです。

 

ひとりで行ける気がしません……。

すみません、へなちょこなので、断念しました。

 

 

それでも簡単、長江観光

 

 

そこで、一番楽に長江を見られる方法を考えました。

それは、上海のバンド地区から出ている、

「黄浦江(こうほこう)下り」の船に乗ればよいのです!

 

大型の観光船のチケットを購入し、船に乗って2~3時間

揺られていれば、黄浦江と長江が合流する地点まで

行ってくれるというツアーがあるのです。

 

 

観光船の料金は客室によって違った

 

 

観光船は、客室によってチケット料金が異なっていました。

私は重ねて言いますがヘタレなので、

治安とかいろいろ考えてしまって、二等客船のチケット(二番目にいい客室)を買いました。

 

 

そこは広めの部屋で、座席もそれなりに高級そうな赤い布張りのソファーでした。

うわー、こんな個室をひとりで使って申し訳ないなぁと

思っていたら、別に個室ではなく、

後から団体さんが同室にやってきました。

 

 

ひたすら景色を眺めてたけど

 

 

初めの頃は、窓から景色を眺めて楽しんでいましたが、そのうち飽きてきます。

景色に横浜のシーバスに乗っているような観光感はなく、

川を下れば下るほど、なにもない野原が広がっています。

 

居合わせた団体さんから中国将棋に誘われたり、ポーカーに誘われたり、お菓子をもらったりします。

言葉があやふやでも、2、3時間も狭い部屋で一緒にいると、なんだか仲良くなります。

 

長江は果てしなく広い!

 

 

目的の長江にたどり着いた時には、とても感動しました。

というのは、長江、川幅が果てしなく広いのです。

対岸はまったく見えません。

間違えて海に出てしまったのかな?と思うほどです。

 

 

川を挟んでの決戦というと、日本では川中島合戦を思い出しますが

規模が違います。

長江は、こんなに果てしなく広い川だったのかと

目からうろこが落ちました。

 

シリーズ記事:東方明珠のへなちょこ洛陽旅行記 その1

シリーズ記事:東方明珠のへなちょこ黄河旅行記 その2

次回記事:東方明珠のへなちょこ長安旅行記 その4

 

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東方明珠

中国は上海の雰囲気が好きなので、テレビ塔の「トンファンミンジュ」を名乗っています。もともと『水滸伝』の大ファンで、『三国志』に興味を持ったのは、アーケードゲーム「三国志大戦」がきっかけです。当時はゲームセンターに通いつめました!まだまだ中国史について勉強中ですが、精いっぱい面白いことを探してお伝えしたいと思っています。

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