うーん、何か面白いゲームないかなー。
ないかなー。
ごにょ?
『三国志ロワイヤル』
サンロワ?
サンロワってなんぞや?
と、いうことで『三国志ロワイヤル』を制作している
DeNA様に直接聞いてみよう
ん?あれは・・・・もしや!?
『三国志ロワイヤル』の制作者(現プロデューサー)の山口恭平さんじゃないか?
おとぼけ:「やぁ、兄弟!!!」
山口P「よく来てくれたね!兄弟」
うはっ!めっちゃフレンドリーwww
おとぼけ:「兄弟 『三国志ロワイヤル』 について聞きに来たんだけどさ確認だけど本当に兄弟が作ってるの?」
山口P:「そうそう。ミーだよ。イッツ、ミー」
おとぼけ・山口P「ウヒャヒャヒャヒャ」
山口Pとおとぼけは、片足ケンケンしながら軽快にリズムを刻み、くるくる回っている。
そんな様子を見たDeNA広報担当の金子氏、ドン引き・・・・
金子:「……」
一応ね、突撃取材と言ってもビジネスマナーとして名刺交換を
おとぼけ:「"はじめての三国志管理人"のおとぼけと申します」
山口P DeNA『三国志ロワイヤル』 担当プロデューサーの山口です」
【豆知識】
古代最古の名刺は呉の武将・朱然なんです。
紙が発明されていない当時は人を訪れて留守だった場合に失礼に当たらないように板切れに名前を彫って玄関に刺したのが名刺の始まりだと言われているんだ。
1984年に偶然に発掘された墓がその朱然の墓でそこで見つかったのが呉の重臣・朱然の墓だと確定されたんだよ。
ちなみに赤い丸で囲まれているのが、おとぼけの本名さ。ハハッ!
山口P「おっ、これは三国時代の名刺だね」
おとぼけ:「よくご存知で」
どんなゲームなのか聞きたいので
とりあえず、今回は『三国志ロワイヤル』 のあんな事やこんな事を聞いてみた。
おとぼけ:「App Storeに『三国志ロワイヤル』のアプリがあるけどどんなゲームなの?兄弟」
山口P:「なにー、兄弟。そんなことも知らずウチに来たのかい!!しょうがないなぁー」
『三国志ロワイヤル』は、三国志の世界を硬派に描いたターン制の戦略シュミレーションゲームだ。
集めた武将で編成した部隊でマップのマス目を移動し、いかに敵に先制攻撃を仕掛けるかが勝利の鍵になっている。
もちろん、武将ばかりではなく、計略府のレベルを上げると色々な計略が使えるようになる。
広範囲の敵にダメージを与えたり動きを封じたりできるんだ。
軍師の醍醐味も充分楽しめるってわけさ。
イベントも豊富に組まれていて「もし張角が死なずに黄巾の乱が成功していたら?」など、架空のIFストーリーも楽しめるぞ。
兄弟、『三国志ロワイヤル』がどんなゲームなのか、よーくわかったよ。
んじゃあさ、次はもっと深く話をお伺いしたいのだが
おとぼけ:「武将キャラクターのステータスやパラメーターも兄弟が考えてるの?」
山口P:「うん、そうだよ」
おとぼけ:「兄弟が考えてるとなるとさ、兄弟にも好きな武将いるでしょ?
好きな武将に対して思い入れがあったり、パラメーターに思い入れ補正とか入らないの?」
山口P:「思い入れ補正は出来る限りやらないようにしている(笑)
僕は結構、姜維(きょうい)が好きなんだけど、単純に僕の下の名前が恭平(きょうへい)という名前で似てるから好きなんだ。
権力を振りかざして姜維のキャラ入りの名刺も作ってもらったんだー(ドヤ顔)」
【豆知識】
こちらがプロデューサー山口恭平氏の権力を振りかざして作成した名刺だ。
おとぼけ:「姜維が出てくるのって三国志の後半だよね。
『三国志ロワイヤル』ではいつ姜維が出てきたの?」
山口P:「やっぱりシナリオ通りに進んでるので後になったよ。
最初は全然出てこず(涙)」
おとぼけ:「ははは、三国志演義をベースだと蜀びいきになるよね?
そうなると呉が地味になるが『三国志ロワイヤル』はそこら辺どうやってバランスを取っているの?」
山口P:「実はねー、それがあって呉に力を入れたらユーザさんから大ブーイングを喰らったんだ。(笑)」
おとぼけ:「ユーザさんからどんな事言われたの?」
山口P:「ユーザさんが『運営、呉好きすぎるだろう』って。
結構難しいんだよ。どうしても蜀に寄ってしまうので。
一応ゲームを始める時も劉備・関羽・張飛を貰えるようなシステムにしている。
他のゲームだと魏から始める、呉から始める、蜀からはじめるという「風に」選べるが、演義ベースなのでどうしてもうちは最初の桃園3兄弟になる。
だからリリース後まもなくのイベントで呉の淩統を出したら『急に来たな!』とか
『周瑜かっこ良すぎる』とか、『呉びいきだ!』と苦情がきた(笑)」
おとぼけ:「ちなみに『三国志ロワイヤル』のイベント企画は何ヶ月前から企画しているの?」
山口P:「イベント企画には「大」「小」と分けていて基本的に1ヶ月スパンでやっているよ。
1ヶ月に大きいイベントが4・5回、小さいイベントが7・8回だよ。なので基本的に毎週やって企画が終わったら次(翌月)の企画をどうするのかを考えて作っているんだよ。まぁ1ヶ月スパンだね。」
おとぼけ:「へー、ちなみにユーザさんの声とか意識してるの?」
山口P:「意識してるよ。Twitterやご意見BOXを設けたりお問い合わせページとかね。
あと2ちゃんなどのあらゆる媒体を見てユーザさんの声を拾ってるんだ」
おとぼけ:「マジか、そんなに集めてるとネガティブな意見や批判もあるよね。心折れないの?」
山口P:「折れはしないかな。
自分たちの意見も持ちつつも、ユーザさんからのネガティブな意見もすべてフラットに見ているよ」
おとぼけ:「ふむ、そうなのか。
じゃあさ、じゃあさユーザさんの意見を反映させた事例おしえて」
山口P:「直近だとTwitterで何が欲しい?とユーザさんに聞いてみると
「武将の枠が欲しい!」と意見があって、「じゃああげますよ!」ってことでプレゼントしたよ」
おとぼけ:「結構スピーディーにユーザさんの声を反映させてるんだ」
山口P:「うん、そうだね」
おとぼけ:「ちなみに武将のレアリティの基準は?」
山口P:「基準は武将ごとに史実に基いて『これくらいかな』 って感じかな」
おとぼけ:「レアリティについてユーザさんからのどんな意見があったの?」
山口P:「もう少しこのキャラクターを強くしてくれという要望はあったよ」
おとぼけ:「誰のこと?」
山口P:「劉禅」
一同爆笑
山口P:「劉禅が弱すぎるという苦情があった。
でも、実際に弱いし・・・・
だいたいレアリティが高くなるにつれて強くなるが、劉禅はレアリティが高いのに
凄く弱いって!
「おい、ふざけんな!」って(笑)」
おとぼけ:「三国志演義だと馬超が五虎将軍として迎えられてる時って、
馬超はピークを過ぎてるが『三国志ロワイヤル』ではそこはどう扱ってるの?」
山口P:「基準をもとに作ってるのはあるちゃあるんだけど。
例えば
武力と知力の2つがあり、武力を一番だとすると呂布。
「呂布を100だとすると張飛は99、関羽は98かな?」という がーっと した」感じでつけてる。
「張飛と馬超は同じくらい、あるいは下かなという感じで馬超をつけた」
そういう考え方。
知力だったら孔明を一番だったら荀彧を下げるのかとか葛藤がある(笑)
周瑜は下だよな とか 郭嘉どうする? とか議論が社内で起こるんだ。
マニアックな 劉繇どうする? とかもあった」
おとぼけ:「ちなみに兄弟は『三国志ロワイヤル』の制作者だけど三国志好きなの?」
山口P:「もちろん」
おとぼけ:「きっかけは?」
山口P:「小さい頃、親にKOEI(当時)さんの『三国志』 を与えられてプレイをして
学校の図書館で横山光輝さんの漫画を読んでちょっと小説を読める年齢になったら
吉川英治さんの三国志を読むという感じ。学生時代に北方謙三さんの正史寄りの小説を読んで今に至るかな」
おとぼけ:「三国志の魅力って何?」
山口P:「人のストーリーが結構好きで三国志の武将って凄く格好いい。
男の生き様が結構印象に残っている。」
おとぼけ:「『三国志ロワイヤル』を作ろうと思ったきっかけは?」
山口P:「元々三国志が好きで、「ゲームを一本作って!」と会社から言われて。
んで開発するよーとなって、超スピードで作った。8キロ痩せた。」
おぼとけ:「8キロも!?何が大変だった?」
山口P:「リリースする直前のベータ版のチェックで自分が使用しているキャラクターが
他の武将に勝てるとかのレベルバランスが悪くてそれで超スピードで全部作りなおした。
もう死ぬかと思った」
おとぼけ:「ヤバすぎ、逃げたくならなかった?」
山口P:「逃げ場がなかった.......」
おとぼけ:「乗り切れたのは、やっぱり三国志愛?」
山口P:「三国志愛だね。
しかし本当に大変だったのでその当時の記憶を少しずつ今消しているところ(笑)
今は楽しかったあの場面、タイミングしか思い出さないようにしている(笑)」
おとぼけ:「でも完全に好きな事が仕事になってるよね」
山口P「だね、楽しい」
おとぼけ:「でもさ、好きな三国志で仕事が出来るってほんの一握りの人だよ。それだけ狂ってるんでしょ?」
山口P:「学生の頃は狂気というか、たなぼた的に三国志がやってくる感じだった。
大学受験の時も教師との2者面談で
「どうする?」と聞かれても何も考えてなくて、、その時、ふとかばんを見たら中に三国志の本が入っていて(笑)
で、「文学っすね」と応えて、
「もっと具体的にどこどこの目標を決めた方がいいとかあるだろう?」と聞かれても
「中国文学があるところがいいっすねー」みたいな軽いノリだった」
山口P:「えっ!? えっと、文学部に入ってから、専攻を選ぶときに他のに目移りしたんだけど、結局成績が足りなくて中国文学に入った。
それから就職したくなくて、中国に留学いくことになって
そのあと就活の面接ではひたすら中国(留学)の話をした。
んで、今の会社に入ってと、たなぼた的に三国志に助けられてる
この『三国志ロワイヤル』も三国志詳しいからやりたいと。
三国志が詳しくてよかった。運命だと」
とまぁ、こんな感じかな。
おとぼけ:「いやぁ、恐れいった。
開発秘話やら兄弟が『三国志ロワイヤル』に対する情熱も伝わったよ」
山口P:「それは良かった」
おとぼけ:「さっそくダウンロードしなくちゃ」
おとぼけ:「うふ♪」
おとぼけ:「よし、プレイ♪プレイ♪」
山口P「にやりっ」
おとぼけ:「友達も招待しちゃお♪」
山口P「にやりっ」
おとぼけ:「あれ、やめられないぞ、これ……」
山口P「にやりっ」
この後、1時間以上続いた・・・
あ、最後に兄弟にお土産を。
大したモノじゃないですが、お納め下されー
おとぼけ:「どうぞどうぞ」
山口P:「いやー、ありがたい」
パカッ
山口P:「な、何も入っていない?」
おとぼけ:「にやり」
山口P:「お、おとぼけ君。曹操好きなのですか?」
おとぼけ:「さすが兄弟、知っていたんだね。
この曹操が荀彧に贈った空箱の故事を・・
自分が王になることを反対した荀彧に、
お前は用済みだとメッセージした空箱の意味を!」
山口P:「じゃあ、僕も用済みという事で?」
山口Pは孤独にその場を去っていった・・・・
『三国志ロワイヤルの直近イベント情報
イラスト引用元:三国志ロワイヤル
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