皆さんはゲームやマンガ、アニメなど色々なものがきっかけで、
三国志を知ったと思います。
そしてもっと深く三国志を知りたいと思っている方もいるのではないのでしょうか。
しかし小説は読んでいると眠くなってくるし、かといって三国志のマンガはいっぱいあるからどの本を読んでいいかわからない。
そんな読者の方にこの三国志のマンガをお勧めしたいと思います。
この記事の目次
新三国志「蒼天航路」
私がお勧めする三国志のマンガは、「蒼天航路」です。
三国志のマンガというと蜀の劉備が主人公で、悪役が曹操。
そして、劉備を中心として三国志の物語が進んでいくのが、
基本なのですがこの漫画は違います。
この漫画は曹操が主人公という今までの三国志の基本を打ち破った新しい三国志です。
「蒼天航路」の見どころその1:物語に入りやすい
「蒼天航路」は曹操を主人公として彼を中心として物語が描かれて行く、
全く新しい三国志です。
そんな蒼天航路の見どころを紹介していきたいと思います。
蒼天航路の見どころその1としては、
三国志を全く知らない人や三国志を好きでたまらない歴史マニアまで、
話に入りやすいマンガです。
そして三国志演義と正史「三国志」をベースにしているため、
曹操にまつわる事件も独自の視点の元で詳細に描かれています。
その事件も読者の方に読みやすい描かれ方をしているので、
読みやすくなっていると思います。
「蒼天航路」の見どころその2:個性豊かなキャラクター達
蒼天航路の特徴その2としては個性豊かなキャラクターが大勢いることです。
この漫画の主人公である曹操はもちろん個性が際立っており、
一度見たら印象付けられること間違いなしですが、
ほかのキャラクターも非常に個性豊かです。
例えば荀彧は正史「三国志」では「王佐の才」と言われ、
曹操から「我が張子房(ちょしぼう)」とたたえられた人物です。
彼の風貌は正史三国志の作者である陳寿によると
「涼しげな風貌を持った人物」と評価しております。
しかし蒼天航路の荀彧は非常に明るい人物で曹操軍のムードメーカ的な存在として
描かれております。
また曹操のライバルである劉備は、農民丸出しの言葉遣いで描かれており、
非常に親近感が沸くキャラクターです。
このように個性豊かなキャラクター達が蒼天航路を盛り上げております。
蒼天航路の見どころその3:正史三国志と三国志演義の融合と迫力あるシーンの数々
「蒼天航路」は三国志演義の内容と正史三国志を融合させ、曹操を主人公として描いている作品で、
色々な三国志のマンガが出ている中で、珍しい三国志マンガといえます。
また戦いの描写など非常に迫力があり、臨場感を感じさせます。
呂布と曹操の兗州攻防戦では、曹操が呂布に一騎打ちを挑んでいるシーンがあり、
この時の呂布の表情や一騎打ちのバトルシーンは非常に迫力のある場面となっております。
三国志ライター黒田廉の独り言
まだまだ蒼天航路の魅力はいっぱいありますが、その魅力は読者の皆さんに
感じてもらいたいと思います。
一つ言えることはこの「蒼天航路」を読めば、
三国時代を非常によく理解できるということです。
始皇帝が生きた時代を楽しく、詳しく知りたいなら「キングダム」がお勧めです。
三国志の事を詳しく知りたいなら「蒼天航路」を読むことをお勧めします。
ぜひみんなさん読んでみてください。
「今回の三国志のお話はこれでおしまいにゃ。
次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。
それじゃまたにゃ~」
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