架空戦記
北伐

はじめての三国志

menu

はじめての変

人材大好きの曹操が欲しがるほどに惚れた敵将は誰?

この記事の所要時間: 331




曹操の三顧の礼05 曹操、荀彧

 

人材コレクターの曹操。その旗下にはかつて敵だった猛者たちでひしめいています。

人徳の塊のように云われている劉備ですが、

その魅力で敵軍から引き抜いた武将は、曹操に比べると少ないのではないでしょうか。

 

司馬朗 曹操

 

後世の人間たちから悪人扱いされることの多い、ヒール役の曹操。

でも実は三国志史上最強のカリスマなのかもしれません。

今回はそんな曹操が欲した敵陣の将たちについて触れていきます。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




やっぱり劉備

曹操と劉備

 

曹操はその生き様から敵をたくさん作っていますが、最大のライバルは劉備とされています。

これは「三国志演義」の主人公が劉備であるということが最大の理由です。

日本の戦国時代でいうところこの武田信玄と上杉謙信のような拮抗していた勢力ではありません。

曹操の方が圧倒的に強かったというのは疑うべくもないのです。

劉備は徐州で負け、汝南で負け、荊州で負けています。

それでもなお曹操に牙をむいた劉備の自立心は並々ならぬものがあります。

曹操はそんな劉備の性質を始めからわかっていたようです。

曹操旗下の郭嘉や荀彧なども劉備の危険性は把握していました。

 

劉備 曹操

 

それでも自分を頼ってきた劉備を殺さずになんとか幕舎に加えたいという一心で、

曹操は劉備に対します。

自分にないものを持っている劉備に魅力を感じたのではないでしょうか。

それは劉備の謙虚さと、命に代えてでも志を遂げようとする崇高な意志でしょう。

おそらく曹操が一番欲した人材は劉備だったと思われます。




蜀の法正

法正、夏侯淵

 

曹操は漢中の戦いにおいて劉備に破れます。

世にいう「定軍山の戦い」です。この戦いで曹操は重臣でもあり血縁者でもある夏侯淵を失います。

もちろん夏侯淵を失ったことを曹操は嘆いたでしょうが、同時にこんな言葉も発しています。

「私は世の中の優能者を多く集めたが、なぜ法正だけ得ることができなかったのか」と。

実はこの定軍山の戦いの絵図を描いたのが蜀の軍師・法正だったからです。(将ではないですが……)

 

法正11

 

この言葉からもわかるように定軍山の戦いの蜀の戦術は曹操からしても絶賛に値するものだったのです。

到底劉備にはできない采配だと見抜いています。

法正はこの後、すぐに病気で亡くなってしまうので曹操の引き抜き工作はなかったようですが、

曹操がどうしても手に入れたかった人材のひとりであることは確かです。

 

関連記事:孔明とは陰と陽!漆黒の軍師、法正が蜀獲りに大活躍

関連記事:法正は名軍師だったの?性格が最悪な徳性なき蜀の天才参謀

 

錦馬超

馬超仲間入り

 

若大将として名を馳せたのは、東の孫策と西の馬超でしょう。ともにほぼ同世代です。

特に馬超は曹操からかなり早い時期に目をつけられています。

なにせ異民族の血も受け継いでおり、カリスマ性もあって、

異民族からたいへんな人気ぶりだったからです。

しかも戦場での駆け引きも巧みで、一騎打ちでも無類の強さを誇っています。

 

五虎大将軍 馬超

 

西暦202年以降になりますが、

その功績から徐州刺史に任命されています。(赴任先には行っていませんが)。

その直前に曹操は馬超を旗下に加えようと画策しています。しかし見事に断られました。

そして西暦211年の潼関の戦いになだれ込んでいくのです。

馬超は最終的に劉備に降ることになりますので、それを聞いた曹操はかなり悔しがったと思われます。

 

関連記事:晩年の馬超が精神的にも燃え尽きていた事実が判明

関連記事:馬超の死後、一族はどうなったの?漢族の国家に仕えながら死ぬ寸前まで遊牧民のプライドと一族を守ろうとした馬超

 

呉の天才・周瑜

周瑜の魅力

 

曹操に匹敵する天才といえば、やはり呉の周瑜があげられます。

知略に優れているだけでなく、自ら兵を率いて戦う勇将の姿も見られます。

まさに曹操の若い頃そっくりです。

もちろん曹操はこの周瑜引き抜きにも時間と人を割いています。ちょうど赤壁の戦いが起こる時期です。

曹操は周瑜をよく知る人物で、蒋幹という優れた文官を呉に送り込みます。

しかし周瑜は曹操の魂胆を見抜いていたと云われています。

周瑜が寝返っていたら赤壁の戦いでの大敗もなかっただけに、

曹操としてはこの引き抜きの失敗は悔しがったことでしょう。

 

関連記事:呉の大都督、周瑜の魅力がありあまり過ぎて困る7つの理由

関連記事:周瑜(しゅうゆ)ってどんな人?赤壁の戦いで曹操軍を破った智将軍

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

ろひもと理穂

 

他にも曹操に目をつけられた英雄はたくさんいると思います。

しかし曹操に手を貸すことを頑なに拒んだ者たちも多くいるのです。

曹操はおそらく「人の能力を生かす天下」を目指したのでしょうが、

なかなかうまく伝わらなかったのではないでしょうか。

私の偏見かもしれませんが、

曹操はどうも「民主主義」や「資本主義」の先駆け的存在だったように思えるのですが、

みなさんはいかがお考えでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:天地を喰らうという漫画があまりにもカオス!裏三国志入門書 Part 1

関連記事:はじめての三国志スタッフが選ぶ三国志おすすめゲーム3選

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

 

よく読まれている記事

 

曹操01

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

朝まで三国志

 

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

 

kawauso 投壺

関連記事:三国時代の娯楽にはどのようなものがあったの?タイムスリップして当時の人に取材してみた

袁紹 曹操

 

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. はじめての三国志 4コマ劇場 「合肥の戦い」
  2. 伍子胥(ごししょ)とはどんな人?復讐の鬼となり、楚を滅亡寸前まで…
  3. あっちもこっちも将軍、将軍、将軍だらけ!三国志の将軍の位がわかる…
  4. 【はじめての孫子】第5回:戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる…
  5. 孔子・孟子・筍子?儒教(儒家)ってどんな思想?
  6. 【第1回 幻想少女】衝撃の三国志が誕生!これぞ三国志革命だ!!
  7. よりぶりんって、何者?
  8. 鍾会(しょうかい)は何で反乱を起こしたの?魏のイケメン武将の独立…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【日本史の嘘】長篠の合戦は鉄砲三段撃ちのワンサイドゲームでは無かった?
  2. 眼球が飛び出て死亡!強烈すぎる司馬師(しばし)のエピソード【はじさん臨終図巻】
  3. 益州の牧・劉璋の配下で最強の武将は誰か?魏延や黄忠を打ち破ったあの武将
  4. 程普(ていふ)ってどんな人?孫家三代に仕え、数々の戦を戦った孫呉の重鎮
  5. 孫権が張昭を呉の丞相に任命しなかったのはどうして?
  6. 黒田官兵衛は本当に息子の活躍を苦々しく思っていたの?

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

アゴと信長にあだ名を付けられた柴田勝家の秀吉包囲網がスッゲー 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十三話「城主はつらいよ」の見どころ紹介 【真田丸特集】なんと戦国武将の兜の前立てには意味があった! 陶謙はどうして劉備を後継者にしたの?三国志の素朴な疑問に答える 【不仲説】三国志で一番不仲武将をランキング形式で紹介! 65話:絶望する劉備に孔明が授けた天下三分の計 藺相如(りんしょうじょ)とはどんな人?三大天の一人!趙の名宰相であり廉頗のかけがえのない親友(2/3) 【赤壁の戦い】なぜ曹操は天下分け目の大戦に負けたの?

おすすめ記事

  1. 漢の飛将軍・李広の逸話「信念をもって行えばやれないことはない」
  2. 【三国志の誤植集】何平や喬国老や橋玄って誰?うっかりミスが大惨事!
  3. 【架空戦記】時空を超えた最強対決!人中の鬼人・呂布VS楚の覇王・項羽
  4. 【はじめての孫子】第4回:兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず
  5. 島津家久(しまづいえひさ)とはどんな人?最大の戦果を挙げ続けた島津四兄弟の闘将
  6. 平原君(へいげんくん)ってどんな人?欠点多いけど結果オーライ!人間臭い趙の英傑
  7. 賈詡は一流の政治家でもあった!?降伏の進言をして名軍師と呼ばれた天才の生涯
  8. 三国時代にも「ザ・たっち」は存在した?後漢時代に存在した双子についての記録が凄い!

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP