三国志平話
if三国志




はじめての三国志

menu

はじめての変

中原での戦いは苦手だけど異民族討伐戦なら強い董卓




 

洛陽(らくよう)・長安で暴虐の限りを尽くした董卓(とうたく)。

彼は若い頃中原で起きた黄巾の乱鎮圧戦に参加することになるのですが、

ボコボコにされてしまい敗退してしまいます。

しかし涼州で後漢朝廷に反乱を起こしていた韓遂や漢土に侵入してくる異民族の

討伐戦では非常に強い武将でした。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志あるある】懐かしい!と思った人は40代!昭和では当たり前だった三国志事情




左右両方から弓矢を放つことができた董卓

 

董卓は漢気があって羌族(きょうぞく)の顔役たちからも非常に慕われている存在でした。

そんな彼は馬に乗って弓矢を放つ騎射の術にたけており、

左右両方から弓を放つことができるほど騎射が得意でした。

また非常に武術に秀でていた人物であったそうです。

武術が得意であった董卓はその後軍の司馬(しば)という官職を与えられることになります。




匈奴中郎将と一緒に討伐戦に参加して武功を得る

 

董卓は軍の司馬に任命された後後漢王朝の匈奴中郎将(きょうどちゅうろうしょう)で

ある張奐(ちょうかん)に従軍して幷州討伐戦に参加することになります。

この時董卓は大いに戦で武功を上げて恩賞として絹をいっぱい貰うのですが、

彼は一緒に闘ってくれた仲間達に全部上げてしまいます。

さらに董卓は武功を挙げたことによって新しい官職である郎中(ろうちゅう)の職に就任します。

 

黄巾軍に敗北してしまい官職を奪われる

 

董卓は幷州討伐戦をきっかけに次々と官職が上がっていきます。

しかし彼はある戦で大敗してしまったことで官職を全て奪われてしまいます。

その戦は黄巾賊の反乱を鎮圧するための戦でした。

董卓は異民族や辺境の反乱軍討伐戦においては非常に強いのですが、

なぜか中原での戦いは不得手であり、

反董卓連合軍との戦いでも董卓自らが敗北したのではないのですが部下達が敗北しております。

黄巾軍に敗北したことによって彼の官職は剥奪されてしまうのですが、

涼州が荒れるとすぐに彼に官職が与えられることになります。

 

韓遂VS羌族連合軍に一人だけ負けない董卓

 

董卓はその後、韓遂(かんすい)が反乱を起こしたことによって中郎将の職に復帰します。

この時に董卓は韓遂討伐軍に参加することになります。

韓遂の軍勢が東に出張ってこないようにするために激戦を繰り広げていると

官軍の北方から羌族が反乱を起こして董卓ら韓遂討伐軍に襲いかかってきます。

この韓遂と羌族の挟撃によって補給路は絶たれてしまい、

兵糧は不足することになり董卓はすぐに撤退を行います。

羌族はすぐに董卓軍へ追撃を行ってきますが、撤退軍の先行隊にある命令を出しておりました。

その命令は董卓軍が撤退するとき川が流れているのですが、その川の上流で水をせき止め、

合図があったらすぐに堰を切れとの命令でした。

そのため先行部隊はすぐに川を塞き止めて董卓が渡る頃には水位は大いに減っておりました。

そして彼はすぐに合図を出して川を氾濫させて羌族軍の追撃を阻むことに成功します。

この戦いでは董卓軍のほかに官軍がおりましたが、

董卓軍以外の官軍は韓遂と羌族の連合軍に大敗してしまいます。

漢王朝は董卓が軍勢を失わないで撤退したことを評価して前将軍(ぜんしょうぐん)に任命し、

侯の位を与えるとともに幷州の牧に任命します。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

董卓は異民族討伐戦や涼州地方で起きた反乱軍の討伐戦では無類の強さを発揮。

異民族討伐戦では上記の他にも北方の異民族である胡が侵入してきた際、

騎馬隊を率いて大いに活躍して捕虜や討ち取った数は数千人にも登る大活躍をしております。

このように大活躍をしていた董卓なのですが、

なぜ中原での戦になると滅法弱くなってしまうのか不思議ですね。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書1 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:何から読めばいいの?三国志入門向けの小説と漫画を紹介!

関連記事:天地を喰らうという漫画があまりにもカオス!裏三国志入門書 Part 1

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 鍾毓(しょういく)とはどんな人?風格のある人柄で秀才の誉れ高い魏…
  2. 【世界版】死者同士の結婚「冥婚」は韓国・台湾・アフリカ・フランス…
  3. 「自治三訣」って一体どんな言葉?東京都知事の所信表明に出てきた言…
  4. 郭嘉が亡くなり悲しむ曹操 衝撃の事実!魏には2人の郭嘉が存在した!?
  5. 三国志 象兵 三国志の時代に象兵はいたの?
  6. 織田信長 【センゴク】戦国時代を揺るがす本能寺の変。秀吉はこの事件のせいで…
  7. 屈原(くつげん)とはどんな人?楚のために命を尽くす有能な政治家
  8. 劉禅に忠誠を尽くした武人・張嶷の最後に心が震える

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. スーパーDr華佗
  2. 李儒
  3. 于禁と兵士
  4. まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

おすすめ記事

  1. 蜀の五虎大将軍ってなに?実は全員揃ったことがなかった蜀の猛将たち 五虎大将軍の馬超
  2. 春秋戦国時代初期の名軍師・范蠡の名言:狡兎死して走狗煮らる
  3. 月刊はじめての三国志2018年4月号 (桃園出版 三国舎)を出版しました
  4. 孫策の最強の武器なんと・・・・言葉とハンコ(玉璽) 玉璽
  5. 西郷隆盛は本当にやっせんぼだったの?
  6. 【シミルボン】首絞め、兜取り、不意打ち何でもありの三国志時代の一騎打ち

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 劉備 結婚
  2. 袁術と董卓
  3. 李姫

おすすめ記事

沙摩柯 甘寧を討ち取った沙摩柯とは?夷陵の戦いで突如として現れた胡王 大村益次郎 幕末 徴兵制度とはどんな制度?富国強兵を目指した徴兵制度導入の目的とは よかミカンって、何者? 田斉に時代最高の名君である威王の逸話【春秋戦国時代の斉の名君】 【本当は怖い家庭ノ医学】首が180度回る?司馬懿の特徴に隠された怖い病気とは 茶を飲む張角(太平道) 【宋代の茶】お茶商人の娘の哀しき運命 何晏 架空戦記って何?いつから存在してどこでIF戦記ブームは過ぎ去ったの? お由羅騒動とは何?かんたんに分かりやすく解説

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"

“三国志人物事典"

PAGE TOP