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中原での戦いは苦手だけど異民族討伐戦なら強い董卓

董卓




 

洛陽(らくよう)・長安で暴虐の限りを尽くした董卓(とうたく)。

彼は若い頃中原で起きた黄巾の乱鎮圧戦に参加することになるのですが、

ボコボコにされてしまい敗退してしまいます。

しかし涼州で後漢朝廷に反乱を起こしていた韓遂や漢土に侵入してくる異民族の

討伐戦では非常に強い武将でした。

 

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左右両方から弓矢を放つことができた董卓

 

董卓は漢気があって羌族(きょうぞく)の顔役たちからも非常に慕われている存在でした。

そんな彼は馬に乗って弓矢を放つ騎射の術にたけており、

左右両方から弓を放つことができるほど騎射が得意でした。

また非常に武術に秀でていた人物であったそうです。

武術が得意であった董卓はその後軍の司馬(しば)という官職を与えられることになります。




匈奴中郎将と一緒に討伐戦に参加して武功を得る

 

董卓は軍の司馬に任命された後後漢王朝の匈奴中郎将(きょうどちゅうろうしょう)で

ある張奐(ちょうかん)に従軍して幷州討伐戦に参加することになります。

この時董卓は大いに戦で武功を上げて恩賞として絹をいっぱい貰うのですが、

彼は一緒に闘ってくれた仲間達に全部上げてしまいます。

さらに董卓は武功を挙げたことによって新しい官職である郎中(ろうちゅう)の職に就任します。

 

黄巾軍に敗北してしまい官職を奪われる

 

董卓は幷州討伐戦をきっかけに次々と官職が上がっていきます。

しかし彼はある戦で大敗してしまったことで官職を全て奪われてしまいます。

その戦は黄巾賊の反乱を鎮圧するための戦でした。

董卓は異民族や辺境の反乱軍討伐戦においては非常に強いのですが、

なぜか中原での戦いは不得手であり、

反董卓連合軍との戦いでも董卓自らが敗北したのではないのですが部下達が敗北しております。

黄巾軍に敗北したことによって彼の官職は剥奪されてしまうのですが、

涼州が荒れるとすぐに彼に官職が与えられることになります。

 

韓遂VS羌族連合軍に一人だけ負けない董卓

 

董卓はその後、韓遂(かんすい)が反乱を起こしたことによって中郎将の職に復帰します。

この時に董卓は韓遂討伐軍に参加することになります。

韓遂の軍勢が東に出張ってこないようにするために激戦を繰り広げていると

官軍の北方から羌族が反乱を起こして董卓ら韓遂討伐軍に襲いかかってきます。

この韓遂と羌族の挟撃によって補給路は絶たれてしまい、

兵糧は不足することになり董卓はすぐに撤退を行います。

羌族はすぐに董卓軍へ追撃を行ってきますが、撤退軍の先行隊にある命令を出しておりました。

その命令は董卓軍が撤退するとき川が流れているのですが、その川の上流で水をせき止め、

合図があったらすぐに堰を切れとの命令でした。

そのため先行部隊はすぐに川を塞き止めて董卓が渡る頃には水位は大いに減っておりました。

そして彼はすぐに合図を出して川を氾濫させて羌族軍の追撃を阻むことに成功します。

この戦いでは董卓軍のほかに官軍がおりましたが、

董卓軍以外の官軍は韓遂と羌族の連合軍に大敗してしまいます。

漢王朝は董卓が軍勢を失わないで撤退したことを評価して前将軍(ぜんしょうぐん)に任命し、

侯の位を与えるとともに幷州の牧に任命します。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

董卓は異民族討伐戦や涼州地方で起きた反乱軍の討伐戦では無類の強さを発揮。

異民族討伐戦では上記の他にも北方の異民族である胡が侵入してきた際、

騎馬隊を率いて大いに活躍して捕虜や討ち取った数は数千人にも登る大活躍をしております。

このように大活躍をしていた董卓なのですが、

なぜ中原での戦になると滅法弱くなってしまうのか不思議ですね。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書1 今鷹真・井波律子著など

 

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—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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