ライセンシー募集
項羽vs呂布

はじめての三国志

menu

はじめての呉

華歆(かきん)とはどんな人?孫呉の英雄達に仕えた文官

この記事の所要時間: 28




 

袁術(えんじゅつ)に強制的に仕えることになるもマッハで見切りをつけた

後漢王朝の文官・華歆(かきん)

彼は袁術の元を去ってから、孫呉の英雄である孫策・孫権の兄弟に仕えることになります。

彼は孫呉の英雄であるふたりの元でどのような活躍をするのでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志あるある】懐かしい!と思った人は40代!昭和では当たり前だった三国志事情




豫章太守として活躍する

 

華歆は豫章(よしょう)の太守に任命されると任地へ赴きこの地を統治することになります。

当時の豫章は法令が煩雑で民衆達には分かりにくい事この上ない状態で、

その上戦乱で土地が荒廃している状況でした。

彼は豫章へ赴任するとすぐに法令を簡単にして民衆達へわかりやすい様に布告し、

農業などを奨励していきます。

この結果、民衆達は大いに喜び華歆の統治に感謝したそうです。




孫策に仕える

 

孫策(そんさく)は袁術(えんじゅつ)の元から独立して寡兵でもって江東を制圧。

彼は豫章の太守であった華歆の才能が優秀であることを聞きつけて、

配下に加えようと考えます。

華歆も孫策の用兵の巧さを聞いており、

孫策から招聘を受けるとすぐに彼の元へ参上します。

孫策は華歆が来ると丁寧におもてなしをして優遇。

こうして華歆は孫策に仕えることになるのですが、

彼が孫策に仕えてから数年後に暗殺されてしまうのでした。

優れた君主に仕えることがようやくできたにも関わらず君主運のない華歆でしたが、

孫策死後も江東を離れることなく孫策の弟である孫権にそのまま仕える事にします。

 

関連記事:孫家二代目は孫策ではない?もう一人の後継者が存在した!

関連記事:もう誰も信じられない?実は袁術と絶交していなかった孫策!

 

曹操から呼ばれる

 

孫権が孫策の跡を継いで江東の主として君臨。

彼が江東の主として君臨した時、曹操は官渡で袁紹軍と激しい戦いを行っておりました。

そんな中、曹操は江東の孫権の元に優れた文官である華歆がいることを知ります。

曹操は後漢王朝の皇帝へ「華歆は優秀な人材です。

後漢王朝の朝廷に仕えさせるように使者を孫権の元へ送ってください」と上奏。

皇帝は曹操の意見を聞いてすぐに孫権の元へ使者を派遣します。

孫権は後漢王朝の使者から話を聞くと大いに反対しますが華歆は孫権に

「殿。曹操殿とは今友誼を持ったばかりで全然互いのことを知らない状態です。

そこで私が後漢王朝に仕えることによって殿と曹操との友誼を温めることができれば、

殿にとって非常にいいことではないのでしょうか。」と進言。

孫権は華歆の進言を聞くと大いに納得して彼を曹操の元へ派遣することに決めます。

華歆が曹操の元へ出発する日、孫権をはじめとして孫呉の重臣や彼の友人などが、

見送りに来てその数はなんと1000人にも登ったそうです。

また孫権や孫呉の重臣達は華歆へ餞別として金銭や贈り物を贈ります。

華歆はこれらを受け取るのですが、出発してから数日して部下に命じて全て

贈り物を送ってくれた人々へ返還してしまいます。

部下は華歆へ「どうして頂いた物を返還するのですか」と訪ねます。

すると彼は「こんなにいっぱい贈り物をもって曹操殿の元へ向かうことになれば、

道中危ないではないか。

平和な時ならばいいのかもしれないが、まだまだ平和な時とは言えないからな。

贈り物を返す時にはこの事をしっかりと説明してくるように」と

贈り物を返還しに行く部下へしっかりと説明します。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

華歆はこうして孫呉の英雄である孫策・孫権に仕えるも孫権の事を考えて、

孫呉去っていくことになります。

袁術・孫策・孫権の元では自らの才能をフルに発揮する場所を得なかった華歆。

曹操に仕えることになった華歆は今度こそ自らの才能をフルに活躍する機会に

恵まれるのでしょうか。

乞うご期待!!

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志の素朴な疑問】呂布は何歳だったの?

関連記事:こんな立派な悪党は藏覇(ぞうは)ぐらい!鬼神呂布に勝ち曹操を感激させた漢の生涯

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【余裕をみせすぎて大失態】やっちゃった感が否めない曹操のやらかし…
  2. 田豫(でんよ)とはどんな人?魏の国境付近の平和を勝ち取っていた異…
  3. 【キングダムに登場した子孫達】王賁の子孫は三国時代で大活躍
  4. 天才軍師・黒田官兵衛の最後の戦いまで神ってる
  5. 秦朗(しんろう)の人たらし術がハンパない!秦宜禄のバカ息子の意外…
  6. 真田丸の関ヶ原の戦いはすぐに終わったが、どうして西軍は負けたの?…
  7. 范増(はんぞう)とはどんな人?項羽軍の頭脳として活躍した老軍師
  8. 黒田官兵衛は活躍したのになぜ領地はびっくりするくらい少ないの?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【匈奴にも名言は存在していた】冒頓単于の名言「地は国の本なり」
  2. 三国志の時代に流行した超クールなスポーツ撃壌
  3. 諸葛亮をこよなく愛した土井晩翠、星落秋風五丈原が後世でも形を変えて愛されていた!
  4. 病気の呂蒙を穴から見守る孫権
  5. 太平道の教祖、張角死後の黄巾軍はどうなったの?青州黄巾軍って何?
  6. 【軍師連盟】司馬懿が起こしたクーデターは博打だったの?

三國志雑学

ピックアップ記事

おすすめ記事

【真の将軍はあいつだ!!】漢の名将・周亜夫が命じた命令とは これなら誰でも騙される!越王句践の凄まじいゴマすりを紹介。 孔明と一緒に蜀の政権を支えた熟考型の人材ってどんな人? 劉巴(りゅうは)とはどんな人?天下に名声を轟かせた名士であるが、性格に難あり 魏の名臣・荀彧(じゅんいく)はなぜ亡くなったの?【謎の死を遂げた名臣】 三国志時代のセキュリティはどうなっていたの?何でもかんでも機密保持じゃい! 王騎将軍は二人いた!キングダムのカリスマの真実 【キングダム】桓騎の死に方を史実を元に3つネタバレ予想

おすすめ記事

  1. 郭嘉(かくか)の死因は結核だった?【はじさん臨終図巻】
  2. 夏候夫人|張飛の妻は、夏候淵の姪だった?
  3. 【シミルボン】兵士達の心のオアシス、軍市とはどんなモノだったの?
  4. 劉邦(りゅうほう)ってどんな人?百姓から頂点を極めた漢の建国者
  5. 孔明の北伐はノープランだった!?北伐の意図は何だったの?
  6. 保護中: 【保存版】はじめての三国志 登場人物・団体の一覧
  7. 孔明にパクリ容疑!?天下三分の計を最初に考えた蒯徹(かいつう)
  8. 思ったよりエロい?…三国志時代の女性の下着

はじさん企画

帝政ローマ
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
はじめての三国志TV
PAGE TOP