呂布特集
コメント機能リリース


はじめての三国志

menu

三国志の雑学

若き日の曹操の優れた危機察知能力と後漢王朝への忠義心

三国志大学を目指す曹操




 

三国志の英雄である曹操(そうそう)

彼は青年時代からしっかりと真面目に勉学に励んでいた時期もありましたが、

幼馴染であった袁紹と一緒に花嫁泥棒を行ったり、

おじさんを騙してみたりとあくどいことを幾度も行っておりました。

そんな彼ですが、後漢王朝に仕えると同僚や先輩から頼りにされたり、

群雄として挙兵した後にも各地の群雄から頼られておりましたが、

曹操が誘われた計画は全て危険をはらんでおり、

曹操は自らの危機察知能力で危ない橋を全て渡らずに回避しております。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:後漢の時代のお金の常識に迫る!当時の金融はどんなモノだったの?




霊帝廃立計画に参加しないと誘われるも・・・・

 

曹操は後漢王朝で官職に就きますが、彼は一度官職を捨てて郷里に帰っておりました。

しかし後漢王朝から歴史を知っている人物であるとして再び官職に就くことになるのです。

彼は再び政治の世界に帰ってくると冀州(きしゅう)の刺史(しし)であった王芬(おうふん)から

「俺は今同士と一緒にあのポンコツで豚な霊帝を排除して、

新たな皇帝を擁立しようと考えているのであるが、

君にもこの計画に参加して欲しいと思っている。」と誘いの手紙がやってきます。

曹操はこの手紙を見るとすぐに返信をします。

彼は王芬へ「私が思うに皇帝擁立は非常に大事にことだと考えます。

古代の歴史では伊尹(いいん)と霍光(かくこう)のみができております。

伊尹は宰相の位と配下の者達からしっかりと信頼を得ていたからこそ皇帝を幽閉してもなにも

言われることなく実行できたのであり、霍光は外戚(がいせき=ざっくりというと皇帝の親戚)や

皇后の力が後押してしてくれていたので皇帝廃立を行うことができました。

これら二人と比べると今の状態で皇帝を廃立するのは難しいのではないのでしょうか」と

彼らの誘いを断っております。

曹操から断られた王芬は再度曹操を説得するようなことをしないで、自ら集めていた仲間達で

皇帝廃立を結構しようとしますが、計画は事前に漏れてしまい失敗してしまいます。




幼馴染から誘われた危ない橋

 

後漢王朝は黄巾の乱が鎮圧された後も内部は改善されることなく、

徐々に滅亡へ向かって進んでいくことになります。

そんな中、曹操の幼馴染であった袁紹(えんしょう)は皇帝を変えるべく皇族で優秀な人材である

幽州刺史(ゆうしゅうしし)劉虞(りゅうぐ)を新しい皇帝にするべく計画を立てます。

彼は冀州の刺史であった韓馥(かんぷく)などに声をかけて同志を募っており、

幼なじみである曹操にも声をかけておりました。

袁紹から計画を知らされた曹操ですが、この計画にも乗ることはありませんでした。

彼は袁紹に「董卓はすき放題漢王朝を動かしているのは天下の全ての民衆や豪族、

群雄達の知るところである。

しかし後漢王朝を董卓が滅ぼそうとしているわけではなく、幼い皇帝に危害を加えて後漢王朝を

乗っ取ろうとしているわけでもない。にも関わらず君達は皇帝をすげ替えようとしている。

君たちは皆で北の新しい皇帝を立てるべく計画を進めるといい。

私は現在の皇帝を支えるべく協力していきたいと考えている。」と再び皇帝廃立の計画の

参加を拒否します。

この劉虞を皇帝にする計画は劉虞自身が袁紹の誘いを断ってしまったことがきっかけで、

実行されることはありませんでした。

もし曹操がこの計画に参加していれば、

皇帝をすげ替えた群雄として悪名から逃れることはできなかったのではないのでしょうか。

 

関連記事:劉備だけじゃない、漢王室の末裔 劉虞

関連記事:袁紹と袁術の仲が悪くなった理由は劉虞が原因か!?【黒田レンの考察】

 

三国志ライター黒田レンのひとりごと

 

曹操は三国志演義に書かれているような悪役ではなく、

後漢王朝にしっかりと忠義を尽くしていた臣下ではないのでしょうか。

後漢王朝に対して忠義を尽くしていた証左は上記の内容であったり、

天下の半分以上を後年収めることになり、

後漢王朝よりも勢力・権力・人望の点で優っていたのにも関わらず、

後漢王朝を乗っ取ることをしなかったのは忠義をもっていたからではないかと

考えたくなるのはレンだけでしょうか。

 

参考文献 講談社 中国の群雄 乱世の英雄 尾崎秀樹著など

 

関連記事:スーパーDr華佗が曹操に殺された意外な理由に涙・・

関連記事:曹操は郭嘉を後継者として考えていたのは本当なの?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. kawausoと呂布と張遼 三国志一騎打ちの強さベスト10!一騎当千は誰だ!
  2. 孔明 【孔明涙目】パイセンの命令は絶対!『劉備軍』が想像以上に体育会系…
  3. 司馬懿の名言から分かる!曹爽との権力争いを分かりやすく紹介!「駑…
  4. 荀彧 【官渡決戦間近】曹操軍の陣中で慎重論と積極論を進言をしていた代表…
  5. 呂布と劉備 【呂布の心に響いた名言】その肉を飽かしむべし。飽かざれば人を咬ま…
  6. 織田信長 戦国時代最大のミステリー・本能寺の変の謎に迫る!!
  7. 豊臣秀吉 戦国時代 これが久秀の碁!熊野山に立て籠もる湯浅氏を退却させた、曲者部隊の…
  8. 呂布に従う陳宮 陳宮が計画した兗州戦を正史三国志から考察!兗州戦は三つの理由が敗…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 宦官
  2. キングダム52巻
  3. 孔明と司馬懿
  4. 関羽を捕縛する馬忠
  5. 曹操にコテンパにされる袁紹
  6. 曹操軍の輸送車を襲う趙雲
  7. 曹昂(曹昴)
  8. 魏延と孔明

おすすめ記事

  1. 阿斗は阿呆で胡亥は馬鹿?秦の二代目皇帝はとんでもないヤツだった!? 胡亥
  2. キングダム最新566話「楊端和無双」ネタバレ&レビュー キングダム 3巻
  3. 本多忠勝と島津義弘のどちらが強い?最強武将対決 薩摩藩の島津義弘
  4. 島津斉彬はイギリスをどう思ってた?島津斉彬の功績に迫る! イギリス海軍軍艦に吹き飛ばされる清軍船
  5. 三国時代の荊州でもし総選挙が行われたらどうなる?魏・呉・蜀のマニフェスト 三国志の地図
  6. kawauso編集長のぼやきVol.11「食いあわせ」 kawauso編集長、おとぼけさん、コーノさん、廉さん

三國志雑学

  1. 司馬懿と公孫淵
  2. 華雄(かゆう)
  3. 皇帝に就任した曹丕
  4. 泣いて馬謖を斬る諸葛亮


“はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. こいつらが悪役達だ!
  2. おんな城主 直虎
  3. ホウ徳(龐徳)
  4. 気球 三国志
  5. 張飛のヨメ
  6. 曹操VSかく

おすすめ記事

劉邦と張良と陳平 【獄卒の偉さを思い知った宰相】漢の功臣・周勃の名言とは? 水月観音像(仏像) 宋代における仏教はどうだった?北宋第6代皇帝・神宗の影響もあった? 張既(ちょうき)とはどんな人?反乱の多かった雍州・涼州の二州を見事に統治した名政治家 ホウ徳(龐徳) ホウ徳の叩き上げ人生録!関羽に降伏せず忠義の人と讃えられた関中の名将 上杉謙信 信玄の敵は謙信ではなかった?武田家を揺るがす最強の敵出現 曹操を裏切る陳宮 陳宮と陳登の二人を呂布が用いれば曹操が滅亡してた? 夏侯覇 夏侯覇は郭淮とチョー仲が悪かったから蜀へ逃げたってホント!? 趙雲 今まで有難う趙雲!劉禅や姜維の感謝の言葉に感涙

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“西遊記"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP