広告募集
帝政ローマ

はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【三国志の友情パワー】孫堅四天王の熱き友情を紹介

この記事の所要時間: 251




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志友情パワー」のコーナーです。

 

 

孫堅(そんけん)といえば劉備や曹操とともに競い合った世代のひとりです。

江東の猛虎と呼ばれていたほど武勇に長けていた人物です。

小覇王と呼ばれた孫策の父であり、呉の皇帝・孫権の父でもあります。

孫堅に従っていた将兵も強かったことで知られていますが、

特に「四天王」と呼ばれた四人の武将は猛将として恐れられていたそうです。

「程普」「黄蓋」「韓当」「祖茂」の四人を指します。

今回、キン肉マンたち正義超人の友情パワーに負けぬ、

素晴らしい友情を見せつけてくれるのはこの中の二人。黄蓋と韓当です。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:三国志ベストコンビネーション賞!感心・感動したコンビ10選




黄蓋は厳しいときには厳しい!!

 

三国志演義では鉄鞭を振るうという個性豊かな黄蓋(こうがい)

戦場で鞭使って戦うってどうやるんだろう??という疑問もありますが、

とにかく厳しいひとだったようです。

黄蓋が上司だったら怖いですよー。

石城県の県長になったときを例に出してみましょう。

とにかくこの県の役人は言うことをきかない状態でした。

統制がとれていないのです。黄蓋は二人の役人を掾に抜擢し、他の役人たちを監督させます。

そのときに黄蓋はこう言いました。

「この二人に不正やごまかしがあった場合、鞭打ちや棒叩きではすまさぬ。精一杯勤めよ」

ですが黄蓋は書類などに目を通すことはしません。

だんだんと緩んできた二人は法を守らぬようになります。

黄蓋は極秘に調査を進めていて不正の証拠を掴んでいました。

そして役人たちを集めた酒宴の席で、その罪を問いただしたのです。二人は土下座して謝罪します。

黄蓋は「鞭や棒ではすまさぬと言ったはずだ」と言って二人を処刑するのです。

石城県の役人はおろか他県の役人までが震えあがりました。

黄蓋はこうして九県の県長を歴任し、法を遵守する統治を徹底したのです。

なんせ処刑ですからね。このひとが上司だったら誰も手を抜いて仕事なんてできません。




韓当(かんとう)の部隊が気になる!!

 

三国志演義では大刀を振るう猛将です。

後に呉の特殊部隊「敢死」一万を率いています。

敢死軍とは、実に謎の集団です。

特殊部隊ですからね。どんな凄い部隊だったのかと気になります。

北方謙三先生の「三国志」にも呉には特殊部隊が登場しますね。

彼らはみな山越の異民族で構成されていて、山岳戦において異常な速度と強さを誇っていました。

彼らが夷陵の戦いで活躍するというものです。

彼らは活躍することで山越の存在を孫権に認めてもらうという使命を帯びていましたから、

死を覚悟して訓練し戦っています。

民族の存亡を託されていたからです。「致死軍」という名前です。

史実の敢死軍とはどんな感じだったのでしょうか。

名前からするとやはり、確実に決死隊的な存在でしょう。

一体どんな身の上の人たちで構成されていたのでしょうか。

 

赤壁の戦いで友情パワーさく裂!!

 

そんな二人が臨んだ戦いの一つに「赤壁の戦い」があります。

孫権軍はこの黄蓋の偽りの投降の作戦が大成功して曹操軍を焼き尽くすのです。

この功績で黄蓋はようやく准将軍になれました(武鋒中郎将)。

それはさておき、赤壁の戦いの戦場での一場面です。

黄蓋は敵の放った矢に当たり冷たい河へと落ちます。

幸運にも味方の兵に助けられるのですが、

その兵が黄蓋だと気が付かず、とりあえず厠に捨てて置いたのです。

凍死しそうな黄蓋。黄蓋は最後の力を振り絞って、韓当の名前を叫ぶのです。

その声はテレパシーとなって韓当に届きました。

韓当は混乱する戦場の中で黄蓋のもとに駆け付け、

その姿を見て涙を流しながら濡れた衣服を取り換えました。

こうして黄蓋は命を取り留め、武鋒中郎将になれたわけです。

 

関連記事:もし赤壁の戦いで曹操が死んだら歴史はどうなっていたの?

関連記事:赤壁の戦いに曹操軍が敗北した原因って実は火計じゃなかった!?

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

と、呉書には書かれていました。

ちなみにテレパシーというくだりはフィクションです。

すみません。私が勝手に加えてしまいました。

想像するとそんな感じだったんで。

とにかく二人の友情には感服しましたね。

 

皆さんはどう思いますか。

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:天才魯粛の生涯!赤壁の勝利は魯粛無しにはあり得なかった?

関連記事:ひでえ!!孫権を騙して魏と戦わせた魯粛と周瑜が腹黒過ぎる

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 三国志探索・蜀の楊儀ファンはいるのだろうか?生き方が不器用な楊儀…
  2. 【キングダム】桓騎(かんき)秦を亡命し樊於期と名前を変え秦王に復…
  3. もし曹丕が夷陵の戦いの後に蜀に攻め込んでいたら蜀はどうなった?
  4. 炙り焼肉にソーセージ?とりあえずビールと言いたくなる三国時代の食…
  5. 袁術はそんなに悪くない、自叙伝で袁術を庇っていた曹操
  6. 曹操の妻はどんな人達だったの?13人を紹介 Part4
  7. 三国志の兵力は実際にどこまで本当なの?魏呉蜀の兵力の真実に迫る!…
  8. 【素朴な疑問】三国志の時代のお葬式とは、どんなものだった?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【お知らせ】耳で聞いて覚える三国志 126話〜134話を追加配信しました。
  2. 【ネコ派必見】猫にまつわる中国史の逸話!古代漢民族は無類の猫好きだった?
  3. 【第9回 幻想少女】曹操に会うためには宿敵・賈詡を倒すしかない!!
  4. 名馬ズラリ!三国志〜日本史と英雄の偉業を支えた名馬たちを徹底紹介!
  5. 【晋の皇帝 司馬炎の悩み】司馬家の後継者問題
  6. 【はじめてのスキッパーキ】船乗り犬?それとも牧羊犬?意外に謎の多い犬種だった?【第2話】

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

三国志の時代にもいた遊侠(ゆうきょう)とはどんな人達のこと? 曹操は郭嘉を後継者として考えていたのは本当なの? 曹操の名言から知る三国志の世界「徒に先の易きを見て、 いまだ当今の難を見ず」 はじめての三国志 4コマ劇場 「難攻不落の門」 曹植(そうしょく)ってどんな人?正史から彼の一生を見直してみる? 【はじめての孫子】第3回:兵とは国の大事なり 曹操の魅力とは?武将アンケート同立2位 孫権は何であれほど合肥城を狙い続けたの?理由をわかりやすく解説(前半)

おすすめ記事

  1. 韓遂の処世術が現代人にも参考になる!いつでもナンバー2!キングメーカー韓遂
  2. 眼球が飛び出て死亡!強烈すぎる司馬師(しばし)のエピソード【はじさん臨終図巻】
  3. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介
  4. 張羨(ちょうせん)とはどんな人?天下分け目の荊州合戦、劉表と争った南郡の支配者
  5. びっくりするような遅咲き!天下の賢者 太公望
  6. 劉邦や劉備も手本にした人物 「重耳」 とは?
  7. 妻子を人質に取られすぎな劉備
  8. 春秋戦国の覇者・桓公の最後は非常に残念!名宰相がいなくなったら大変なことに

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP