キングダム
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

はじめての呉

韓当(かんとう)ってどんな人?程普と共に呉を支え続けた呉の勇将

この記事の所要時間: 314

 

韓当(かんとう)は弓馬の術に優れ、数々の戦いに参加した勇将です。

孫家三代を支え続けた重臣・韓当を今回はご紹介していきたいと思います。

 

 

下働きから身を起こす

烏桓

韓当は幽州という中国の北部の出身です。

北部の人間は、乗馬がうまい鳥桓(うがん)などの諸民族との国境の近くであるため、弓馬の術に長けている武将が多いです。

韓当も弓馬の術がうまい事が孫堅(そんけん)の目にとまり、仕えることになります。

 

関連記事:曹操、生涯最大の苦戦 白狼山の戦い|烏桓討伐編

関連記事:曹操 生涯最大の苦戦 烏桓討伐|完結編

関連記事:羌・鮮卑・烏桓だけではない!南の異民族を徹底紹介

 

 

孫堅の元で才能を開花していく

孫堅 ゆるキャラ 三国志

 

最初は下働きとして仕えることになりますが、自ら率先して敵陣に突入し、陣を破るなどの武功を挙げ、賊の討伐などに尽力します。

この功績が認められ、孫堅から別部司馬に任命されます。

孫堅の死後、孫策に仕え、江東平定戦で活躍します。

劉勲討伐戦では援軍に来た黄祖を打ち破る実績を挙げています。

また彼は、山越族討伐戦でもめざましい活躍を見せます。

山越族は、韓当の猛攻に恐れ、彼が生きている間は反乱を起こさず、孫家に恭順を誓ったそうです。

 

関連記事:五胡十六国の火種は曹操が撒いた?各時代の異民族を紹介

関連記事:沙摩柯(しゃまか)武蛮族の王|甘寧を討ち取り呉を恐怖に陥れる

 

孫権時代に呉の重鎮へ

孫策の人生に一辺の悔い無し

 

孫策(そんさく)が非業の死に倒れたあと、まだ若かった孫権が孫家の当主になります。

韓当は、孫家に代々仕えてきた程普(ていふ)黄蓋(こうがい)らと共に孫権を支えるため武勇を奮います。

彼は、孫家の命運を分けた「赤壁の戦い」で、周瑜(しゅうゆ)程普黄蓋などの諸将と共に曹操軍を打ち払うため、出陣します。

この戦いは、黄蓋が提案した火計を実行した事で、曹操軍に壊滅的なダメージを与えます。

韓当と黄蓋は、孫堅の頃から共に仕える孫呉の重鎮です。

 

関連記事:孫策も憧れた「西楚覇王」項羽が残した伝説の戦いベスト3

関連記事:太史慈(たいしじ)ってどんな人?孫策とマジで一騎打ちした勇将

関連記事:孫策と周瑜の怪しい関係は事実だったの?子不語にある逸話を紹介!

 

韓当と黄蓋の男の絆エピソード

黄蓋 奮闘

 

赤壁の戦いの時に、二人の絆の強さをうかがわせるエピソードがあります。

黄蓋が、自ら突撃船に乗って、捨て身の火計を行った際、曹操軍の流れ矢が彼に当たり、船から落下します。

韓当が、近くを通りかかった際に、黄蓋の声が聞こえ、保護します。

韓当は、彼のみずぼらしい姿を見て涙を流し、彼の衣服を着替えさせたそうです。

韓当は、赤壁の戦いの後、呂蒙と共に荊州攻略戦に参加し、南郡を攻略することに成功します。

これらの功績が認められて将軍の位と永昌という土地の太守に任命されます。

 

関連記事:赤壁の戦い後の江陵攻防戦(曹仁VS周瑜)

関連記事:呉の提督、周瑜は荊州争奪戦に散る

関連記事:周瑜公瑾の輝かしい功績

関連記事:老将・黄蓋(こうがい)は異民族討伐のプロだった


赤壁の戦いの後は、夷陵の戦いでも活躍

劉備

 

韓当は赤壁の戦いの後、様々な戦いで活躍します。

その内の一つは、夷陵の戦いです。

蜀漢の皇帝・劉備が率いる軍勢が、呉の領地である夷陵に侵攻してきます。

韓当は、朱然甘寧らと共に陸遜の指揮下に入り、出陣します。

呉軍は開戦当初、蜀漢軍の猛攻に破れ続けます。

しかし陸遜が行った火計により、蜀漢軍に致命的な損害を与えます。

この戦いで、白眉で有名な馬良(ばりょう)をはじめ多数の蜀漢の文官や将を打ち取ります。

韓当は、劉備を打ち取るため、前線基地・白帝城まで必死に追撃を行いますが、劉備を討ち取ることはできませんでした。

彼は、夷陵で大勝利を収めた後、すぐに江陵に帰還し、南下してきた魏軍の攻撃を見事に防ぎます。

これらの戦績が孫権に認められて昇進し、都督に任命されます。

 

関連記事:現代医学からみた劉備玄徳の死因…驚愕の真実が発覚!!

関連記事:劉備、失意の中白帝城に没す!

関連記事:蜀キラー陸遜、劉備を打ち破るための不気味な沈黙

関連記事:蜀キラー陸遜、火攻めで劉備を打ち破る!夷陵の戦い完結編

 

三国志ライター黒田廉の独り言

影の薄い孫権

 

韓当は、黄蓋や程普、祖茂(そも)と共に孫堅四天王として諸侯から恐れられていました。

祖茂は、董卓討伐戦の時に討ち死にしてしまいますが、三人は一致団結して、孫家三代に仕えて、孫呉の基盤を磐石にするために尽力します。

また彼が率いている兵士は、非常に強力でした。

なぜこのように強い兵士を作り上げることに成功したのでしょう。

それは、非常に軍律が厳しく、一致団結感を軍全体に作りあげることで、非常に強力な軍を結成し、魏の侵略から国境を守り続けることに成功します。

また彼は、呉の特殊部隊「敢死」と呼ばれる兵を率いて、呉の周辺に存在する異民族討伐にめざましい活躍をします。

このように孫家を武勇の面で支えた優秀な将軍でありました。

しかし韓当の息子は、ある戦いの時に孫家の法を破ってしまい、魏に亡命してしまいます。

今回のお話は、これで終わりです。

次回もまた初めての三国志でお会いしましょう。

それではまたにゃ~♪

 

 

よく読まれている記事

袁術と孫策

 

よく読まれている記事:孫策を自分の息子にしたいと思っていた袁術

 

孫策 頬

 

よく読まれてる記事:孫策、旧勢力に恨まれ無念の死を遂げる

 

孫策

 

よく読まれてる記事:たった26年の生涯を駆け抜けた小覇王・孫策

 

呉夫人

 

よく読まれてる記事:小覇王・孫策のお母さん「呉夫人」は偉大すぎた

 

この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

黒田廉

■自己紹介:

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。

好きな歴史人物:張遼夏候惇文鴦

何か一言:好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 呉にもラストサムライが存在した!孫呉の最後を飾った張悌に迫る!
  2. 【マニアック向け三国志】捕まったことで運命の君主と出会った王朗(…
  3. 范雎(はんしょ)とはどんな人?平民から秦の宰相まで上り詰め、恩と…
  4. 霍光(かくこう)とはどんな人?名将・霍去病の弟は違った意味でエキ…
  5. 孫呉が天下統一できる可能性が2回もあった!?黒田レンの考察
  6. 丁原(ていげん)とはどんな人?天下無双の豪傑でもあり呂布パパ
  7. 江東の豪族・陸遜は政治家としては優秀だったの?
  8. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第28話「死の帳面」の見ど…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. cha-ngokushiコラボ企画|はじめての八宝茶
  2. 袁渙の「政治力」がスゴイ!はちみつおじさん袁術と虎の如き強さを持った呂布を大人しくさせた政治とは?
  3. 楽進(がくしん)ってどんな人?演義では地味だが正史では大活躍しちゃうよ?
  4. 小さい曹操が持っていた巨大な戦車についての考察
  5. 朱然(しゅぜん)ってどんな人?名将亡き後、呉の重鎮として孫家を支え続けた将軍
  6. 董卓は実は名将軍であるという根拠

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

司馬昭(しばしょう)とはどんな人?三国時代終焉の立役者でもあり司馬懿の次男 高順(こうじゅん)ってどんな人?張遼と双壁を為す呂布軍の名将 常に二番手で戦ってきた李典のタッグ武将歴 足利義昭(あしかがよしあき)と織田信長の微妙な関係性はどうやって幕を閉じたの? 衛青(えいせい)とはどんな人?前漢時代最強を誇っていた匈奴を打ち破って漢の領土を回復させた武人 これは凄い!司馬尚・龐煖のシバケンコンビがオルド将軍を撃ち砕く? 甘寧や袁術もびっくり!実は大事にされた料理人(厨師) kawausoって、何者?

おすすめ記事

  1. 阿部正弘は本当にイケメン?本当の事を教えます!
  2. 宗預(そうよ)とはどんな人?孫権が涙を流して別れを告げた蜀の外交官
  3. 【賢母の知恵編】私あまり顔には自信がないけれど鍾会には負けませんわ
  4. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース26記事【2/20〜2/26】
  5. 劉備は劉安という人物の妻を食べたの?食人文化と明清時代の風習
  6. 呉の大都督、周瑜の魅力がありあまり過ぎて困る7つの理由
  7. 【三国志版艦コレ】孫権が保有していた巨大戦艦長安を解説
  8. 光武帝はとんでもないスピリチュアマニアだった!?劉秀の意外な一面

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"
PAGE TOP