ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく
「ろひもと理穂の三国志・上司を選べたらいいな」のコーナーです。
新年度も始まり、新入社員にとってはドキドキの中での日々の業務になっていることでしょう。
社会人としての常識も不慣れですし、
会社のルールもまだまだ把握できていないので失敗の連続ではないでしょうか。
上司や先輩に叱られることもあるのでは。
新入社員にとって失敗は当たり前。そこからたくさんの学んでいくのです。
ぜひ前向きに受け止めてください。
しかし理不尽に叱られるのは納得いきませんね。
人間として尊敬できない上司であればなおさらです。
学ぶことは何一つないかもしれません。
できれば「いい先輩」や「いい上司」に巡り合いたいものですね。
今回はこんな上司はどうだろう、ということについて触れていきます。
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上司:孫策の場合
小覇王の異名を持つ孫策(そんさく)が上司だとどうでしょうか。
人任せずにせずに自ら先頭に立ち、率先して行動していくタイプです。
かなりのリーダーシップを発揮してくれそう。
ついていけば業績はうなぎ上りであなたの出世の道も拓けていきます。
しかし孫策は恐ろしいほどバイタリティーに溢れ、野心がある人物ですので、休むことなど考えません。
ブラック企業など可愛いものです。
一緒に働けば、一日二十時間くらいぶっ通しで働き続けなければなりません。
これについていくには相当な覚悟と体力が必要です。
さらに使えない人材と思われたら完全に無視されそうなので、かなりシビアな毎日になるでしょう。
結果、ほぼ90%の確率であなたは過労死します。
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上司:董卓の場合
傍若無人さと残酷な人柄で有名な董卓(とうたく)。
他の部署も董卓の威を恐れて横やりを入れてくることはありません。
とにかく董卓の命令に忠実に従っていれば、あとは好き勝手やっても大丈夫。
すべて董卓がもみ消してくれます。セクハラOK、パワハラOK、横領や賄賂も問題ありません。
董卓の指示を完璧にこなせばいいだけです。人の心を捨てて仕えれば気楽に楽しい人生を送れます。
ただし、董卓が失脚した瞬間にその部下たちは一斉に左遷されたり、
首を切られたりする恐れがあります。将来が不安ですね。
ただし、過労死などの心配はいりません。
結果さえ出せば、むしろ労働時間は通常の半分で大丈夫です。
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上司:劉備の場合
理不尽に叱られることもなく、非情な扱いを受けることはありません。
どんなに能力が低くても、結果を出せなくても見捨てられることはないはずです。
劉備は親し気に声をかけてくれますし、あなたはストレスなく業務に集中できます。
が、劉備は志が高く、夢ばかり追っている傾向があり、業績につながらないことも多いです。
ボーナスは期待できませんし、昇給も諦めたほうがいいでしょう。
それでも仕事のやりがいを優先し、労働環境を重要視する人にはピッタリかもしれませんね。
上司:曹操の場合
とにかく仕事もプライベートも完璧なボスです。
時間の使い方も非常にうまく、社交性にも富んでいます。
的確なアドバイスもくれます。
やるときは徹底的にやるメリハリがありますので業績も上げつつ、休みもしっかり満喫できそうです。
ただし、曹操を慕っている人も多いので組織がどんどん大きくなり、
さらに素晴らしい人材が集まってくるので、
あなたがその集団の中で埋没しかねないという危険性もあります。
そんな競争の毎日の中で切磋琢磨して自分を高めたい人にはちょうどいいですね。
しかもその人の長所もしっかり見極めてくれるので適材適所に配置してくれます。
仕事ができる人にとっては、安心して業務できる環境です。まさに理想的の上司です。
三国志ライター ろひもと理穂の独り言
他にも呂布や関羽、張飛や諸葛亮孔明など、上司になったら・・・と想像してみると面白いですね。
今度はこの人が部下になったら大変!っていうのもやってみましょう。
皆さんも理想の上司像をぜひ考えてみてください。
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