【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十六話「綿毛の案」の見どころ紹介

2017年5月5日


 

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第15話で井伊直虎(いいなおとら)は今川家の命令を幾度も無視してきたことから、

今川氏真(いまがわうじざね)のおばあちゃんである寿桂尼(じゅけいに)から

呼び出しがかかってきます。

直虎はこの呼び出しに応じて今川家の本拠地・駿府(すんぷ)へ向けて出立することになりますが、

駿府へ向かう途中で今川家の武士達に包囲されてしまい絶体絶命の危機に

立たされることになります。

しかし中野直之(なかのなおゆき)が、

今川家の武士達を必殺の無双乱舞で撃破したことによって、

直虎の危機は去ることになります。

その後直虎は駿府館に出向いて今まで今川の命令に背いてきた申し開きを寿桂尼へ

行います。

寿桂尼は直虎の申し開きを受けて彼女を虎松の後見役として認めることになり、

直虎は正式に虎松の後見人として認められることになります。

こうして井伊家を背負って立つことが認められた直虎ですが、

16話では虎松の後見役として認められた直虎に

どのような展開が待ち受けているのでしょうか。

今回も大河ドラマ「おんな城主・井伊直虎」の見所をご紹介したいと思います。

 

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第二話「崖っぷちの姫」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第三話「おとわ危機一髪」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第四話「女子にこそあれ次郎法師」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第五話「亀之丞帰る」の見どころ

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第七話「検地がやってきた」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第八話「赤ちゃんはまだか」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第九話「桶狭間に死す」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十話「走れ竜宮小僧」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十一話「さらば愛しき人よ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十二話「おんな城主直虎」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十三話「城主はつらいよ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十四話「徳政令の行方」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十五話「おんな城主対おんな大名」の見どころ紹介

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第16話「綿毛の案」の見所その1:方久のいい話とは

 

さて直虎は井伊谷(いいのや)に戻ってくると新しく家臣として加わった

瀬田の方久(せたのほうきゅう)の元へ出向きます。

方久は「直虎様。よくぞご無事で戻ってこられた。

直虎様が戻ってきてくれたので、ちょっといい話を致しましょう」と自らの館に案内。

彼は直虎を館に案内すると白い布を見せます。

直虎は「なんぞこれは」と方久へ質問。

方久は「これは木綿でございます。

丈夫で柔らかく冬の寒い時期の暖かさにも優れている代物です。

麻が現在の主流となっておりますが、

この木綿が必ず麻に変わって主流となることでしょう。

そこでこの木綿の元となっている綿の実を井伊谷で栽培すれば、

かなりの儲けとなるのではないのでしょうか」と自らの木綿に対する予測と

木綿を栽培する方策を語ります。

直虎はこの意見に賛成することになり、

井伊谷で木綿の元となる綿の実栽培が始まることになるのです。

さてこの方久の方針は成功するのでしょうか。

 

第16話「綿毛の案」の見所その2:人手不足なら借りればいい

 

さて井伊直虎は瀬田の百姓たちへ「昨今田畑が耕されていない土地を耕せば、

この土地を自らのものにしていい。さらにこのあられた田畑を耕した者には、

三年間年貢を免除する」という命令を発令。

しかし人出不足であることから全く荒れた田畑を耕すことができない状態でした。

そのため直虎は「人が足りないなら借りてくればいいではないか」と画期的な企画を提案。

直之は直虎の提案を聞いて「勘弁してくださいよ。戦の時ならいざ知らず。

平和なときに人を借りに行くなど聞いたことがありません」とちょっとキレ気味でした。

だが直虎は彼の言葉を無視して今川からの目付としてきている鈴木家に

百姓を貸してくれないかとお願いをしに行きます。

すると鈴木家は「いや。今うちにも人がおらんでな。ちょっと貸すわけには行かんのだよ」と

速攻で断られてしまうのです。

直虎と一緒に鈴木家へお供していた六左衛門は

「正次殿に協力してもらえばいいのではないのでしょうか」と

空気を読めないことを言ってしまいます。

六左衛門の話を聞いた直虎は「正次のちからは借りない。

これからの井伊家は正次なしでやっていくのじゃ。

次はほかの目付の家に行ってお願いするからな」と自らの意気込みを語るのでした。

さて直虎のこの作戦はうまくいくのでしょうか。

 

第16話「綿毛の案」の見所その3:狂犬シノ激怒

 

小野正次(おのまさつぐ)は井伊谷に帰還すると

「直虎は後見人に相応しくない」と一筆書いてもらった狂犬シノの元へ挨拶に出向きます。

正次はシノへ「申し訳ございません。一筆もらいながら・・・・」と

全てを言う前にシノからきつい一言を貰うことになります。

シノは正次へ「あんたがしっかりとやらないから、

これからの井伊家は直虎の好き放題になるのであろう。

このポンコツが!!」と言って激怒してしまうのです。

すると正次は「今はチャンスをじっと待つ時です。」と一言述べます。

この言葉に激怒したのかシノは「そのチャンスをどれくらい待てばいいのか。」と

再度正次へ噛み付いてきます。

すると正次は「おいおい。あんま調子くれないでくれや。

そこらへん中に噛み付きまくってると頼れる人がいなくなるぞ」とちょっと強く出ます。

すると狂犬シノは大人しくなり正次は彼女の元を去っていきます。

はじめて狂犬シノがおとなしくなっている所を見てレンは胸がスカッとしました。

さてこのふたりは今後も悪巧みを行っていくのでしょうか。

乞うご期待ですね。

 

第16話「綿毛の案」の見所その4:新キャラ登場!?

 

さて直虎は直之を連れて井伊谷の村々に人を貸してくれとお願いして回るのですが、

全て断られてしまいます。

こうしてふたりは小休止をしていると直虎は水を汲みに水場へいくことに。

そこで水浴びをしていた一人のテンション高めの男と出会います。

直虎はこの男が井伊谷の人間ではなく旅をしていると聞き出すと

「どっかに百姓が余っている土地などないか」と尋ねます。

するとこの男は「え。人なんて買えばよくないですか。たまに売ってますよ」と述べます。

直虎はこの言葉を聞いて「まじか。人売ってるのか。そうか。」と

ブツブツ独り言を述べながら走り去っていきます。

直之が休憩しているところに戻ると「行くぞ」と言って突っ走て行くのでした。

さて今回登場したこの旅の者ですがいったい誰なんでしょう。

かなりテンション高めの人間ですが、レンの中で三河(みかわ)・遠江(とおとうみ)・

駿河(するが)近辺の武将でそんな人は存在していないような気がするのですが・・・・。

いったい誰なんでしょうか。

 

第16話「綿毛の案」の見所その5:あの人からのアドバイス

 

直虎は方久の元へ向かうと人買いが行われている場所がないかを尋ねます。

方久は「人買いが行われるのは戦場があるところにだけであるため、

まずは私の茶屋を訪れてみてはいかが」と直虎を誘います。

そして方久・直虎・直之の三人は方久の茶屋へ着くと早速周りの人達が話している話に

耳を傾けて情報を収集していきます。

しかし人買いが行われている場所についての

有益な情報を手に入れることはできませんでした。

そんな中、あの人が茶屋にやってきます。

その人は小野正次です。

彼は直虎達へ「噂を流せばいいのではないのでしょうか。

人を貸す領主様には全く旨みがない話ですが、

百姓達にとってはかなり旨みのある話です。

そこでここは百姓達の耳に直に届くように噂を流せば良いではありませんか。

正次であればそのように致しますが・・・・。」と直虎達へ向けてアドバイスをした後、

去っていきます。

直虎はイライラしておりましたが、直之はすぐに正次のアドバイス通りに茶屋で

井伊家が示した「荒れ果てた瀬戸の村の田畑を耕せば、

その土地は耕した者の物になり、年貢も三年間免除されるそうだ」と大声で話します。

そして方久は直之の言葉に大きく相槌を打って頷いておりました。

彼らが流した噂は効果があるのでしょうか。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

さて井伊直虎は果たして正次のアドバイス通りに行動を起こすのですが、

人口不足の解消につながるのでしょうか。

また方久が示した木綿の元である綿の実栽培は成功することになるのでしょうか。

もし成功することになれば、井伊家が抱えていた借金を返済することができ、

井伊家の経済状況にも余裕ができることになるのですが・・・・。

また今回は敵対していた正次のアドバイスをもらうことになった事実があり、

これは井伊家と小野家が協力して、

今後一緒に井伊家を盛り上げていくになる可能性を示唆することができる回であると

レンは考えております。

ですが協力していくことを明言したわけではないので、

何とも言えませんが一体どうなるのでしょうか。

気になる方はぜひご覧くだされ。

次回に乞うご期待・・・・。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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