【センゴク祭り】織田家のトップに就任してから9年の歳月をかけた尾張統一


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織田信長(おだのぶなが)。

信長は父織田信秀(おだのぶひで)が亡くなると織田家のトップに就任。

尾張国内に散らばって領地を持っている織田家を打倒しながら尾張統一へ向けて、

少しづつ領土を拡大しておりました。

しかし信長には尾張(おわり)国内に散らばっている織田家よりも

強力な敵がいたことをご存知でしたか。

この敵を倒したときはじめて信長が尾張を統一することになるのです。

 

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信長最強の敵とは

 

信長は尾張守護の斯波家を打倒して権力を握っていた織田信友を倒します。

さらに彼は信友を倒すときに味方してくれた叔父・織田信光(おだのぶみつ)が、

家臣に殺害されると信光を殺害した家臣を討伐して、

信光の所領を吸収します。

しかし信長には上記でも説明したように最大の敵が潜んでおりました。

その敵とは信長の弟である勘十郎信行でした。

彼は父信秀が亡くなると末森城(すえもりじょう)を居城として与えられることになります。

さらに彼には重臣として後年織田軍の北陸方面司令官として活躍することになる

柴田勝家(しばたかついえ)や近畿方面で活躍した佐久間信盛(さくまのぶもり)が付けられておりました。

また信行には信長の筆頭家老である林通勝(はやしみちかつ)も味方しておりました。

信長は織田家の家中を二つに割っている信行こそ最大の敵と認識しておりました。


ついに謀反

 

信行は林通勝や柴田勝家らに担がれて信長に反旗を翻し、

織田家を真っ二つに割って信長に決戦を挑みます。

信長は信行が反乱を起こしたことを知ると急いで軍勢を整えて迎撃。

信長・信行率いる両織田軍は稲生(いのう)で激戦をくり広げることになります。

この時、信長率いる軍勢は立った700人。

対して信行率いる軍勢は約2倍の1500人ほどでした。

信長よりも信行の方が織田家の家中から人望があることが、

上記でお分かりになると思います。

さて稲生合戦ですが普通に考えれば信行軍が信長軍を撃破・・・・だと思いきや

そうなりませんでした。

その理由は信長が奮戦して兵の士気を上げると共に、

信行軍に参加していた勇将・林美作守を討ち取ったことがきっかけで信行軍は崩壊。

こうして辛勝を得ることになった信長でしたが、

弟信行を討ち取ることには失敗してしまいます。

その後信長は弟・信行と和睦することになります。


再び信行謀反!?

 

信行は信長と和睦しますが、彼と和睦した翌年反乱を起こすことを計画します。

しかしこの計画は事前に信長にバレてしまい、

信行は母親の前で信長に殺害されてしまいます。

信行の計画を信長に密告した人物とはいったい誰なのでしょうか。

それは柴田勝家です。

彼は信行の戦の下手さに辟易してしまい、信行を裏切って信長に味方することにします。

勝家の裏切りによって信長は最強の敵を倒すことに成功。

そして残る敵であった織田信賢(おだのぶかた)を討伐して尾張統一を成し遂げます。


  

 

戦国史ライター黒田レンの独り事

 

信長は尾張国内に散らばっていた織田家を討伐。

そして織田家内部を真っ二つに割って勢力争いをした最強の敵・弟信行を倒して、

尾張統一を成し遂げることに成功します。

父織田信秀から家督をついで織田家のトップに就任した信長は、

足掛け9年をかけて尾張統一を果たすことになります。

この9年間は非常に辛い状況であった信長ですがいいこともありました。

それは織田家中の主導権を握ることに成功したことです。

信長は尾張統一戦を始めてから9年間、

織田家中の主導権は信長が握っていたものの、織田家の主導権は無いに等しい状態でした。

しかし彼は尾張統一戦においても苦しい状況でしたが戦に連戦連勝し、

自らの実力を家臣団に見せつけます。

信長の活躍を見ていた家臣達も信長の実力を見せつけられた事がきっかけで、

織田家のトップは信長であることを容認。

こうして信長は名実共に織田家のトップに君臨することができたことを考えると

苦しい尾張統一戦はそれなりに成果もあったと言えるでしょう。

 

参考文献 中公新書 織田信長 脇田修著など

 

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