キングダム




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

劉備が徐州を譲り受けるきっかけとなったのは陳登と孔融のエピソードがあった!

この記事の所要時間: 241




 

曹操(そうそう)はオヤジを陶謙(とうけん)の部下に殺害された事に激怒し、

徐州へ攻撃を仕掛けます。

劉備陶謙からの救援要請を受けて徐州(じょしゅう)に入り曹操軍を撃退するために奮闘。

曹操は本拠地である兗州(えんしゅう)が、

陳宮曹操の親友である張邈(ちょうばく)が、

呂布を向かい入れて謀反を起こしたことがきっかけで徐州から撤退することになります。

陶謙は曹操が撤退すると病にかかってしまい日に日に弱っていきます。

彼は自らの死期を悟ると劉備に徐州を譲り渡したいとお願いします。

劉備陶謙のお願いを断り続けていましたが、

ある二人の人物からの説得により徐州を貰う決意をします。

今回は劉備が徐州を譲り受ける事になったきっかけを作ったある人物の進言を

ご紹介したいと思います。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:三国志の徐州争奪戦が何だかややこしい!仁義なき徐州争奪戦を分かりやすく解説




陶謙のお願い

 

陶謙は曹操が徐州から撤退すると病にかかってしまい自らの命が短いことを悟ります。

彼は自らの息子達に徐州を譲ってしまえば、

他の群雄達に奪われてしまう可能性があると考えて劉備に徐州を譲る決意をします。

陶謙は劉備へ「徐州を君に譲りたいと思うのだが受けてくれないか。」と提案。

しかし劉備は彼のお願いを受けることなく幾度も拒否し、

徐州を貰い受けようとはしませんでした。

陶謙は劉備へお願いを承諾させることなく亡くなってしまいます。




麋竺が劉備を迎えに行くも・・・・

 

陶謙の配下の文官である麋竺(びじく)は劉備を徐州の主にするため、

陶謙が亡くなると民衆を連れて劉備に徐州の主についてくれとお願いします。

しかし劉備は彼のお願いも聞き入れることなく断ってしまいます。

麋竺のお願いが断られたことを知った元陶謙の部下だったある人物が、

劉備の元へやってきます。

 

【はじさん編集部】編集長kawausoの奮闘日記も絶賛公開中!

 

陳登(ちんとう)の説得

 

陶謙の元部下であった陳登(ちんとう)は劉備と会見すると早速彼に進言を行います。

陳登は劉備へ「後漢王朝は衰えきって中華を統治することができない状況です。

そのため各地の群雄達は独立して覇者となるべく日夜戦いを続けており、

劉備殿が今功績を残して天下に覇を唱える絶好の機会と言っていいでしょう。

また徐州の民衆はあなた様に政治をとって欲しいと考えており、

先日民衆ともに麋竺がやってきたではありませんか。

なぜあなた様は徐州の主になろうと思わないのですか。」と徐州の主になるように要請。

しかし劉備は陳登へ「寿春(じゅしゅん)に袁術殿がいる。

このお猿さんははちみつ大好きだが、何人もの三公を出している名家である。

彼に徐州を譲ったほうがいいのではないのか。」と反論。

陳登はこの発言に対して劉備へ

「歴史に名を残す最大のチャンスが来ているのにそれを受けないというのであれば、

私は今後あなた様に付き従うことしないでしょう。」と

言われてしまうのでした。

陳登が劉備に進言をした数日後、あの有名人の子孫からも進言をされることになります。

 

関連記事:【閲覧注意】寄生虫が原因の症状が怖すぎる!寄生虫で死んだ陳登(ちんとう)はじさん臨終図巻

関連記事:袁術はそんなに悪くない、自叙伝で袁術を庇っていた曹操

 

孔融(こうゆう)からの進言

 

劉備はその後孔子の子孫である孔融(こうゆう)から手紙をもらいます。

この手紙の内容は「袁術は名家と言ってもはちみつ好きなおっさんで、

やつに気を使う必要ないでしょう。

それよりもこの最大のチャンスを逃せば、後で悔やんでも遅いですよ」と提案を受けます。

劉備は陳登・孔融の提案を受けてやっと徐州の主になることを決意。

こうして彼は陶謙の跡を引き継いで徐州の主として君臨することになるのです。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

劉備がもし陳登や孔融らの進言を受けなければ、

徐州は袁術の物になっていたかもしれません。

もし袁術が徐州を領有した場合どうなっていたのでしょうか。

袁紹と並ぶ中華最大の勢力として君臨することになり、

曹操は袁紹の元で働き続けることになり、

孫策は江東で独立することは難しかったのではないのでしょうか。

さらに呂布は兗州で敗北した後流浪を続けることになっていたでしょう。

このように考えると劉備が徐州を譲り受けた進言を行ったふたりが、

天下を動かしたと考えられるのではないのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志蜀書 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:三国志の劉備玄徳は本当に民や武将から慕われてた?

関連記事:益州に侵攻した劉備にとって最も強敵だったのは誰?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【三國志曹操伝 ONLINE プレイ攻略4】君も今日から曹操!?…
  2. 【マイナー文官列伝】有名じゃないけど優れた才能を持った建安七子・…
  3. 陸遜の逸話を紹介!さらに陸遜のことが好きになる!
  4. 【徐庶ママ酷すぎ】息子の評価が軽くグレるレベル
  5. 【信長の野望】織田信長は、天皇家を取り込もうとしていた!?
  6. 【諸葛亮の北伐】精鋭部隊をミエル化
  7. 三国時代の故事成語『白眉』と『泣いて馬謖を斬る』
  8. 王朗からの手紙「You降っチャイナ」に諸葛亮ガチギレ

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【意外な事実】天才将軍・韓信は数学にも強かった事が判明!
  2. 播磨の豪族から出現した自信家・黒田孝高の誕生と初陣
  3. どうして張飛は士大夫に卑屈なの?
  4. 128話:諸葛亮孔明、ついに五丈原に堕つ・・
  5. 姜維も食べた剣門豆腐の由来と中華豆腐レシピを紹介
  6. 【5分で丸わかり】西郷隆盛とはどんな人?2018年の大河ドラマ「西郷どん」の生涯

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

始皇帝が眺めていた星空から星座が分かる。凄い!ギリシャ神話にも劣らない中国の星座 よかミカンって、何者? 丁原(ていげん)とはどんな人?天下無双の豪傑でもあり呂布パパ 諸葛均(しょかつきん)とはどんな人?諸葛孔明の弟に迫る! 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース16記事【8/28〜9/3】 【センゴク】織田信長って本当は優しく思いやりのある性格だった! 関羽はどうして神格化されてメジャーになったの?三国志で唯一、神になった武将 キングダムネタバレ573話「祝!壁がロゾ王討った?」レビュー

おすすめ記事

  1. 【大三国志 攻略7】大注目!序列第1位のあの同盟が登場!天下乱舞はどうなっているのか!?
  2. 第3話:三国夢幻演義 龍の少年「疎開の旅」配信中
  3. キングダム 515話 ネタバレ予想:司馬尚は、いつ三大天になるの?
  4. 【キングダム雑学】戦国七国はどんなお金を使っていたの?
  5. 玉(ぎょく)が大好きな中国人
  6. はじめての三国志Kindle Unlimited読み放題サービスを紹介するよ!
  7. 【センゴク】明智光秀へ「ありがとう」と感謝しなくてはならない大名達を紹介
  8. 呉をもっと知りたい貴方へ!これで呉の性格が分かる!呉のトリセツ紹介

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP