陳登(ちんとう)とはどんな人?劉備や曹操に認められた大才の持ち主




 

今回ご紹介するマイナー武将は陳登(ちんとう)です。

彼は徐州の陶謙(とうけん)に仕え、その後呂布(りょふ)曹操(そうそう)と主を変えた人物です。

ですがどの人物も彼を認め、重用されます。どの群雄にも認められた大才の持ち主陳登とはどのような人物であったのでしょうか。



若い時から戦乱に苦しんでいる民を助けようと志す

 

陳登は若い頃から優秀でした。

村の人々や漢の名士から「彼は誠意があって嘘をつかず、冷静で、思慮深い性格だ。また何か行動を起こす際は、緻密に計算ししっかりとした計画を立てられる人物である。」と評価されていました。さらに彼は書物を広く学び、文才や古典を研究し、優れた知識も有していました。

陳登は自らの優れた才能を駆使して戦乱の世で困っている民衆を助けようと志しておりました。



陶謙に仕え、民衆に潤いを与える

表情 陶謙02

 

陳登は若い頃からすこぶる評判が良かったことから、徐州の牧であった陶謙が自らの家臣とするべく彼を招聘。陳登は陶謙の誘いに応じ、家臣となります。陶謙は彼を典農校尉に任命。陳登は徐州の物産をしっかりと調べ、この土地に適した物産の育成をします。

また堀を掘って治水事業を行った事で、農業生産率は向上し、民衆は潤っていきます。

 

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劉備による陳登評

表情 劉備01

 

劉備(りゅうび)が荊州牧である劉表に居た頃の話です。劉備と劉表は酒を飲みながら、天下の人材の論評を行っておりました。

二人の話は曹操や孫権から始まり、袁紹(えんしょう)公孫瓚(こうそんさん)孫策(そんさく)など亡くなった群雄など様々な人材論評の話が行われます。

そんな中、二人は陳登についての評価の話になります。

劉備は「彼は天下の名士であり、才知があって人に屈しない気概を持った人物である。また文武両方を有した天下に隠れ無き逸材だ」と陳登を評価します。

 

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曹操による陳登評

現実主義曹操

 

陳登は呂布にばれないように密かに曹操に動きを逐一知らせておりました。

曹操はそのため呂布の細かい状況を知る事が出来き、彼を広陵太守に任命します。

また下邳城を攻略する際には曹操に寝返り、呂布軍に猛攻を加えます。

陳登は呂布を滅ぼした後曹操に「江東の孫策・孫権兄弟を早めにどうにかした方がいいです。後々まで残しておくと必ず禍になります。」とアドバイスを提案。

しかし曹操は呂布以外にも敵が多く、江東まで手が回りませんでした。

その後孫策は江東を統一し大いに勢力を広げ、曹操の背後を脅かすほどに成長するのです。

曹操は側近の参謀達に「あの時陳登の計画を実行していれば、孫家兄弟の勢力をここまで伸長させることはなかったであろう。彼の予見力は優秀であった。」と後悔を口にします。陳登は予見力に優れた人であった事が曹操の評価によって分かりますね。

 

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武略に優れた人物

太史慈 孫策

 

陳登は二人の英雄から高評価を得ていたが、彼は知略面や予見力だけでなく、武略にも優れた人物でありました。陳登は広陵太守として長年勤めあげ、長江の淮水の人民の心をしっかりと掴み領地は安定しておりました。そこで彼は江東へ侵攻し、孫家の勢力を削り取ろうと考えます。孫策は陳登の計画を見破り、彼の領地である広陵へ大軍で押し寄せてきます。

 

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10倍の敵軍にも屈しない忍耐力

photo credit: Clear Night Skies via photopin (license)

 

陳登は孫策が大軍を率いて大挙してくると、自らの居城である匡琦城(きょうきじょう)に籠城します。

孫策軍は陳登が籠る匡琦城に対して10倍の兵力を用いて、猛攻を加えます。

陳登は10倍の兵力で猛攻を加えられても、必死に抵抗します。

その後援軍にきた曹操軍と城に籠っていた陳登軍の挟撃によって、孫策軍は大敗北を喫します。

10倍の敵軍にも屈しない胆力に優れた人物でした。

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

陳登は優れた才能で英雄達からも高評価を得ていましたが、短命でありました。

彼は39歳という若さでこの世を去ることになります。

郭嘉(かくか)や周瑜(しゅうゆ)もそうでしたが、優れた人材は往々にして長生きしない傾向がありますね。

今回のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。それじゃまたにゃ~



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この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

黒田廉

■自己紹介:

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。

好きな歴史人物:張遼夏候惇文鴦

何か一言:好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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