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え!そんな理由なの?丁儀は曹丕に馬鹿にされたから曹植を応援した?

この記事の所要時間: 210




 

曹丕(そうひ)曹植(そうしょく)の側近達は自らの主を次代の魏国の君主として君臨させるため、

両者の側近たちは必死になって曹操へ自らの優れているところを

アピールするように進言していきます。

 

 

曹丕の側近達には名だたる文官達がおり、

司馬懿(しばい)陳羣(ちんぐん)など非常に有名な人物達が応援しておりました。

では曹植の陣営の方は誰が味方していたのでしょうか。

一人は鶏肋(けいろく)で有名な楊修(ようしゅう)です。

もうひとりは今回紹介する丁儀(ていぎ)という人物です。

彼は曹家の後継者争いが勃発する前に曹丕にいじめられたことがきっかけで、

曹丕の弟である曹植に接近して応援することになったそうなのです。

 

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関連記事:蜀の名将として名高い黄権も曹丕によるパワハラを受けていた!




呑んだくれの父親

 

丁儀の父親は曹操と仲がよく

後漢王朝の皇帝である劉協(りゅうきょう)が長安に居る時から、

許へ迎えるように曹操へ進言をしております。

曹操は丁儀の父親からの進言を聞き入れて

劉協(りゅうきょう)が洛陽(らくよう)へ到着した時、

早速彼を自らの勢力内にある許へ迎い入れることにします。

曹操は早い段階から丁儀の父親が、

許へ皇帝を迎い入れた方が良いと進言していた為、

彼に官職を与えて自ら配下として登用。

丁儀の父親は酒がめちゃくちゃ好きでいつも自宅に誰かを呼んで宴会を開き、

懇親会を行っておりました。

その結果、丁儀の父親は酒のせいで病にかかってしまい亡くなってしまいます。




娘を与えようとするが・・・・

 

曹操は丁儀の父親を気に入っており顔を一度も見たことない丁儀へ

自らの娘を嫁として与えようとします。

しかしここで思わぬ邪魔者が入ってきます。

それは曹操の息子である曹丕です。

曹丕は妹が丁儀の元へ嫁に行くことを知ると曹操へ

「父上。丁儀はブサイクですから妹を嫁にやれば可愛そうです。

丁儀よりも長年父上に尽くしてくれた夏侯惇(かこうとん)の息子へ

嫁に出したほうがいいでしょう。」とアドバイスを出します。

曹操は「お前の言うとおりだ。丁儀より夏侯惇の息子へ嫁にだそう」と

言って丁儀の元へお嫁に行く話は無くなってしまいます。

曹操は後日丁儀を招き寄せて色々と議論をさせると彼の才能が優れていることを知り、

「曹丕め。奴はブサイクだけど才能優れた人物ではないか。」と

自らの判断を後悔したそうです。

 

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曹丕に激怒し・・・・

 

丁儀は後になって曹操の娘を嫁にもらえるはずだったのに、

曹丕が妨害したせいで結婚話が無くなったことを知ると激怒し

「あの野郎。ぜってぇ~許さね!!もう口もきかん!!」と

言って曹丕の弟である曹植と仲良くなっていきます。

そして後年曹家の後継者争いが勃発すると彼は曹操へ

「曹植様は詩文に優れ次代の魏国を背負う人材として彼ほど優れた人はいないでしょう。」

と曹植を猛アピールしていたそうです。

また他にも色々と曹植のためにあれやこれやと実行していきますが、

結果は曹丕が曹操の後継者として決定されてしまうのです。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

丁儀は曹丕が後継者として決定しても諦めず、

曹丕の欠点を探して後継者の地位を奪還しようと頑張りますが、

すべて失敗に終わってしまいます。

さて丁儀はその後どうなったのでしょうか。

曹丕が皇帝になった際、彼の小さな失敗を理由に殺されてしまったそうです。

もし曹丕が妹の結婚に賛成していれば、

後継者争いが勃発した際に曹植を応援していた側近の中で

有力な文官が抜ける事になります。

そして曹丕と曹植の後継者争いは、

それほど大きな争いにならず丁儀も次世代の魏国で活躍していたかもしれませんね。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

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関連記事:【列異伝】なんと!曹丕は中国初オカルト小説の作者だった?

関連記事:思わずホロリ!曹丕の妻・甄氏(しんし)の人情に訴え掛ける名エピソード

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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