はじめての列子
麒麟がくる特集




はじめての三国志

menu

はじめての変

【if三国志】劉備がもし孫権と同盟しなかったら三国志はどうなったの?




 

曹操(そうそう)袁紹(えんしょう)との戦いに決着をつけて河北の覇者の地位を獲得。

その後彼は荊州を奪取するべく大軍を南下させます。

劉備は荊州のボス・劉表の客将でしたが、

劉表が亡くなると跡を継いだ劉琮(りゅうそう)が劉備に知らせることなく曹操に降伏。

劉備は駐屯地を捨てて曹操軍から逃亡することになります。

彼は逃亡先であった江夏(こうか)へ向かう途中、

孫権軍の魯粛(ろしゅく)と遭遇することになり、

劉備と魯粛は劉孫同盟について話し合ったそうです。

しかしもし劉備と魯粛の条件が合わずに孫権と同盟することができなかった場合、

どうなっていたのでしょうか。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志if】もしも劉備が諸葛亮孔明にフラれていたら!?




劉備軍逃亡

 

曹操軍が大軍を率いて南下し始めると

荊州のボスである劉琮は曹操に降伏してしまいます。

劉備は劉琮が自分に知らせることなく曹操へ降伏していることを知り、

急いで軍勢をまとめて逃亡することにします。

彼は曹操軍の追撃から逃れるために南へ向かって逃亡することになります。

この時に彼は襄陽を通過することになるのですが、新しく軍師に迎えた諸葛孔明から

「殿。今荊州を攻撃すれば簡単に手に入れることができます。」と進言されます。

しかし劉備は孔明へ「私にはこの地を奪うようなことはできない」と言って却下。

さらに彼は曹操軍が追撃して来ているのに劉表の墓参りを行ってから

襄陽を通過していったそうです。

 

【奇想天外な夢の共演が実現 はじめての架空戦記

 

曹操軍の追撃を受ける

 

劉備は襄陽を出て行く際に民衆が大量に彼に付き従ってきます。

彼はこの民衆達を引き連れて逃亡することになったため、

全然行軍することができませんでした。

曹操は襄陽で劉琮や蔡瑁達の降伏処理を行う前に劉備を追撃する軍勢を編成し、

軽騎兵と精鋭騎馬隊である虎豹騎(こひょうき)に命じて、

劉備軍の追撃を行わせます。

この騎馬隊は軽快な足取りで劉備軍との距離を詰めていき、

ついに劉備軍と遭遇することになります。

曹操軍の攻撃を受けて劉備軍は散り散りになってしまいますが、

劉備軍の核となっている軍勢は散らずに劉備を守りながら撤退していくことになります。




魯粛との会見

 

劉備は軍勢をまとめて撤退を始める最中、

孫権軍の外交官である魯粛と会見することになります。

魯粛は天下の情勢や孫家の誠意を語った後、劉備へ

「劉備どのはここから撤退してどこに向かうのでしょうか。」と訪ねます。

すると劉備は「さてどこの土地へ避難していいか迷っております。

とりあえず親友である南海の呉巨(ごきょ)の元へ向かおうと考えています。」と

述べたそうです。

その後魯粛は劉備が南海へ行くことを諦めさせて孫呉と同盟させようと必死に説得します。

劉備は魯粛の話を受けて孔明を孫呉へ向かわせることに。

そして孔明は孫権を説得して劉備と同盟を結ぶことに成功するのです。

 

関連記事:【新事実】天下三分の計を実現させた立役者は魯粛であった

関連記事:魯粛に学ぶビジネス三国志!三国志の仕掛け人、魯粛の投資術

 

もしも劉備が孫呉と手を結ぶことをしなかった場合どうなっていたのか

 

さて今回の命題である劉備が孫呉と同盟を結ばなかった場合、

どのようになっていたのでしょうか。

一つ言えるのは三国志ではなくなっていたと言うことです。

劉備は魯粛と会見した時に「呉巨の元へ向かう」と行っておりました。

呉巨は南海の太守となっていましたが南海は荊州南部よりももっと南に位置する場所で、

中華の乱世から逃れるにはうってつけの場所です。

しかし南海へ逃れて乱世を避けるにはうってつけですが、

天下を狙うのは諦めることになってしまいます。

なぜならば超ド田舎でかつ中原へ向かうには遠いからです。

さらに荊州全域を曹操軍に抑えられ、

孫権も(独力で曹操軍と敵対することができないため)

曹操軍に降伏しているだろうということを考えると曹操軍の強大な勢力を前にして、

南海の一地方の軍勢だけでは曹操軍と敵対することすらできなかったでしょう。

このように考えれば曹操が天下を統一してしまい、

劉備軍は南海で朽ち果てるか、イチかバチかで曹操軍に攻撃を仕掛けるか、

はたまた曹操に降伏するかしか道がないのではないのかと思います。

 

三国志ライター黒田レンのひとりごと

 

今回は劉備がもし孫権と同盟しなかったらどうしていたのかについてご紹介しました。

劉備が天下の覇権をかけて曹操と争うには、

どうしても孫権と同盟しなくてはなりませんでした。

また孫権の側も曹操軍と独力で戦うほど力がないため同盟軍が欲しいところであり、

両者の思惑はしっかりと合致していたので、

同盟できない可能性は少なかったのではないのかなと思います。

しかし何かのきっかけで同盟することが難しくなってしまった場合を考えるのも中々

面白いのではないのかと思います。

終わってしまった歴史は色々と妄想する自由がありますから・・・・。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志蜀書 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:三国志の主人公の劉備の魅力について、これでもかというほど語るよ

関連記事:もし劉備が夷陵の戦いに勝っていたら歴史はどうなった?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 三国志ライター黒田レン 戦国最強の同盟を成立させた名軍師・太原雪斎(たいげんせっさい)の…
  2. 近藤勇と関羽 そうなのか!新選組の近藤勇も関羽をリスペクトしていた
  3. 三国志の時代を震えさせる怨霊たち!特に呉には怨霊系の話が多い!
  4. 曹操 生涯最大の苦戦 烏桓討伐|完結編
  5. 考える諸葛亮孔明 蜀を制圧したばかりの劉備軍をまとめるために孔明が打ち出した二つの…
  6. 呉蜀赤壁の戦い 赤壁の戦いは計略の宝庫
  7. 病気になった兵士 【保存版】曹叡時代の魏の国内で起こった不思議な現象3選
  8. これぞゲスの極み!ぶっちゃけ王騎(おうき)将軍の年収はいくら?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 正妃 卞夫人
  2. 鎌倉時代の侍
  3. チェストと叫ぶ西郷隆盛
  4. 「魏」の旗を持った兵士

おすすめ記事

  1. 蜀漢が滅びたのは張飛達を祀らなかったから?
  2. 義兄弟の絆堅すぎ!劉備に家臣が少ない理由 張飛、劉備、関羽の桃園三兄弟
  3. 范増(はんぞう)とはどんな人?項羽軍の頭脳として活躍した老軍師 范増
  4. まるで蒟蒻問答?(こんにゃくもんどう) 孔明と張飛の知恵くらべ 蒟蒻問答 孔明と張飛
  5. 典韋の死因は?三国志でも有名な悪来の最期の勇姿 典韋にボコボコにされる成廉
  6. 【はじめての方へ】難しい三国志サイトに飽きたら、黙ってココをCLICK!!

三國志雑学

  1. 今川義元
  2. 愛馬に乗り敵を粉砕する張遼
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 宦官
  2. 「斉」の旗を持った兵士
  3. 孔明による出師の表
  4. 明智光秀は鉄砲の名人 麒麟がくる
  5. 曹丕

おすすめ記事

龐統 軍師・龐統の名言から知る三国志の世界「人の国を伐ちて、以て歓を為すは、仁者の兵にあらざるなり」 102話:成長した張飛、計略で張郃を撃ち破る 三国志の主人公の劉備の魅力について、これでもかというほど語るよ 幕末 大砲発射 前原一誠、萩の乱その戦いとは? 薩長同盟が結ばれるシーン 坂本龍馬と西郷隆盛と桂小五郎 薩長同盟の目的は倒幕ではなかった!【知って得する幕末史】 五虎大将軍の趙雲 三国志演義の趙雲の見どころを一挙ご紹介! 赤壁の戦いにモデルがあった?八陽湖の戦い 献帝(けんてい)とはどんな人?後漢のラストエンペラーの青年期

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP