三国志平話
麒麟がくる特集




はじめての三国志

menu

デザイン担当:よりぶりん

稀代の豪傑 魯粛(ろしゅく)|演義と正史では大違い?

魯粛

孔明と魯粛

魯粛(ろしゅく)程、三国志演義と正史では人間が全く違う人物はいません。

 

三国志演義での魯粛は、内政の才能はあるものの、温厚で人を信じやすく

何度も孔明や劉備に欺かれて周瑜には、

 

「君は内政の才能はあっても外交官の才能はゼロだ」と呆れられています。

 

 

 

正史の魯粛は実際どうだったの?

関羽 3つの条件

 

ところが、正史の魯粛は、文武両道で豪勇大胆、内政も外交も一流で

関羽相手にも一歩も退かず、荊州の二郡を無血で取りかえすなど

知略も度胸もある名将として描かれているのです。

 

魯粛は西暦172年に徐州に生まれています。

 

産まれて直ぐに、父が亡くなり、祖母と暮らしていますが家は裕福であったようです。

 

ですが、魯粛は生まれつき、非凡で豪毅な人物でした。

 

これはと見込んだ人物や、困っている人には、惜しみなく援助をし

ついには、稼業も投げ出して財産を与えたそうです。

 

 

魯粛は今風で言う自主トレを開始する

魯粛

 

魯粛は、黄巾の乱で乱世が近い事を知ると弓術、武術、馬術に凝りだし

頻繁に狩りに出かけて軍略のトレーニングをしました。

 

しかし、周辺の人々には魯粛の行動は理解されず、

「魯家には、頭のオカシイヤツが生まれた」と噂したと言います。

 

魯粛は義侠心から人が集まり、菫卓の乱後は、群雄の一人である

袁術に仕官します。

 

関連記事:太平道の教祖、張角死後の黄巾軍はどうなったの?青州黄巾軍って何?

関連記事:張角が太平道信者を増やした方法

 

袁術に仕官するが袁術に愛想を尽くす

袁術 伝説 ゆるキャラ

 

ところが行動が支離滅裂な袁術に愛想を尽かして、その下を離れ

周瑜との知遇を得て、呉の孫権に仕える事になります。

 

孫権は剛毅で遠大な構想を持つ魯粛を気に入り、

同時期に仕官してきた人間は全て帰宅させたのに、

魯粛だけはこっそり残し、夜遅くまで酒を酌み交わし語りあったと言います。

 

関連記事:三国志一の策謀家、袁術の伝説

関連記事:袁術祭り開催日程のお知らせ

関連記事:とっても皇帝になりたかった袁術

 

魯粛は孔明と劉備に会い意気投合

㈱三国志 劉備 孔明

 

 

曹操が100万と号する大軍で呉を攻めようとした時にも、

魯粛は周瑜と共に、主戦論を展開して、劉備を味方に引き入れる事を提案し、

自ら江夏城に向かって、劉備、そして孔明と面会し意気投合。

 

孔明を呉に連れてくると、連合して降伏派を説き伏せる事に成功しました。

 

関連記事:強力な曹操の脅威に呉・魯粛と蜀・孔明の思惑が一致

関連記事:諸葛孔明の庵を3回尋ねる劉備、これが三顧の礼

 

有能過ぎる魯粛

孫権 冠

 

ある会議では、降伏派が勢いを以て孫権を説得している時に、

魯粛は、何も言わずに黙って聞いていましたが、

孫権がトイレに立つとすかさず、その後を追って説得しています。

 

魯粛:「殿、よくお考え下さい、、降伏派は呉が魏に併合されても

曹操の家臣として活躍できましょうが、殿はそうはいきません

常に反乱を疑われて、いつかは誅殺されましょう、、

曹操に降伏するのは殿には割があいませんぞ、、」

 

孫権は、用を足しながらそれを聴いて、、

孫権:「魯粛、実は余もそう思っていた、、

何も言わなかったが、正直降伏を主張する連中には失望しておった」

 

とポロっと本心を打ち明けたのです。

 

関連記事:孫権の妻たちは意外と知られてない?

関連記事:孫権VS張昭、その激しい君臣喧嘩の勝敗は?

 

孫権の本音を聞いた魯粛は勇気100倍

遅れて来た孫権 英雄

 

魯粛は、孫権の本心を聴いて勇気100倍になり、

降伏派の張昭達を打ち負かす自信を得たのです。

 

赤壁の戦いの後は、劉備と荊州の領有を巡って呉は関係がギクシャクします。

西暦214年に、劉備が益州を併合すると、

孫権は、「約束通り、荊州を返してくれ」と劉備に言いますが、

劉備は拒否しました。

 

怒った孫権は、呂蒙に兵を与えて、

桂陽、長沙、零陵を奪還するように命令を出しました。

 

劉備も関羽を派遣して、荊州を守るように兵を出します。

 

一触即発のこの時に、魯粛は関羽に使者を送り、それぞれの兵力を

100里下げて、武器を持たずに話会おうと持ち掛けます。

 

関連記事:関羽 傲慢すぎて魏と呉の秘密同盟のきっかけに

関連記事:超短気の甘寧、凌統・呂蒙との珍エピソード

関羽:三国志とキングダムのそっくり武将は誰?|信と呂蒙

 

 

呉と蜀が争うと笑うのはこの人

笑う曹操

 

今、呉と争うのは得策ではないと思っていた関羽も提案にのり、

魯粛は、関羽と激論を戦わせて反対派を怒鳴りつけて、

一歩も引かず、ついに、荊州の南部である、桂陽と長沙二郡を

関羽に無血で割譲させました。

 

演義のお人よしの魯粛とは似てもにつかない豪胆ぶりです。

 

関連記事:実は笑い上戸のちっこいオッサン? 『曹瞞伝』に見る曹操像

関連記事:曹操には弱点はないの?

 

孔明からも信頼されていた魯粛

孔明 司馬懿 役職

 

あの関羽から譲歩を引き出すとは、猛将でも難しいでしょう。

 

魯粛は217年に、46歳の若さで死去します、

 

孫権は人目もはばからず慟哭し、孔明も知らせを聴いて悲しみ、

個人的に喪に服したと言われます。

 

 

こちらの記事もよく読まれています

甘寧 ゆるキャラ 三国志

 

よく読まれてる記事:あの甘寧が? 天下二分の計を唱えた三国志一の海賊王

 

周瑜 孫策

よく読まれてる記事:周瑜はどうやって時代を超越した軍師・魯粛を手に入れたの?

 

孫権日本

よく読まれてる記事:不老不死の妙薬を求めて? 孫権の倭国(日本)遠征計画

 

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。
もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 孔明の北伐が成功したら三国志どうなったの?
  2. 馬超の兜は?馬超の動物のクセがスゴイ
  3. 【はじめてのスキッパーキ】スキッパーキって、どんな犬なの?【第1…
  4. 劉備の養子・劉封(りゅうほう)はなぜ殺されねばならなかったの?
  5. 張角は歴史の表舞台に登場 8話:社会不安を利用し急速に拡大した太平道、当時の人が宗教に頼っ…
  6. 【血統を知ろう】劉備は前漢の初代皇帝・劉邦の末裔なの?
  7. 典韋にボコボコにされる成廉 典韋は斧を正史三国志で振り回してない!!ってほんと
  8. 五虎大将軍の趙雲 これは不公平!趙雲が五虎将軍でドンケツの理由とは?格差の現実を徹…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 棗祇(そうし)食料・兵糧担当
  2. 織田信長
  3. キングダムと三国志 信と曹操のはてな(疑問)
  4. 大村益次郎 幕末

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【9/4〜9/10】
  2. 「篤姫」経済効果はどの位?町おこしのヒントが満載 女と金
  3. 【三国志演義】は劉備を偽善者前提で見ると面白い 曹操から逃げ回る劉備
  4. 【はじめての孫子】第9回:其の疾きことは風の如く、其の徐なることは林の如く
  5. 諸葛瞻の名前にはパパ孔明の悲壮な決意が込められていた! 親バカな諸葛孔明
  6. 思ったよりエロい?…三国志時代の女性の下着 三国志の女性

三國志雑学

  1. 孔明の留守宅の壁に長々と漢詩を書いて汚す劉備
  2. 郭嘉
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 関羽に無視される孫権
  2. 楽進
  3. 劉備 呂布 裏切り

おすすめ記事

坂本龍馬(幕末時代) 【武田鉄矢に怒られろ!】坂本龍馬は本当はこんな人だった? 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース11記事【7/11〜7/17】 新制度導入はこんなに大変!胡服騎射を導入するために苦労を重ねた武霊王 はじめての三国志 facebook はじめました。 【シミルボン】これは凄い!非常に我慢強い英雄、曹操 徐盛(じょせい)呉の将軍 【濡須口の戦い功労者列伝】なんども挽回したタフな将軍徐盛 袁尚(えんしょう)とはどんな人?兄と争ったせいで袁家をつぶしてしまった漢 LINE 三国志ブレイブとはどんなアプリゲーム?

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP