キングダム556話「王翦の守り」ネタバレ&レビュー

2018年4月26日


 

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大人気春秋戦国時代漫画(しゅんじゅうせんごくじだいまんが)キングダム、舞台は再び朱海平原(しゅかいへいげん)に移ります。

すでに趙軍は秦軍に優越する兵糧を持ち、持久戦に突入、

ジリ貧の秦軍の右翼では、王賁(おうほん)が趙の4将、馬南慈(ばなんじ)堯雲(ぎょううん)岳嬰(がくえい)趙峩龍(ちょうがりゅう)

弱い順に毎日潰していく策を提案、最初のターゲットを岳嬰に絞ります。

この仕事は、玉鳳隊(ぎょくほうたい)飛信隊(ひしんたい)に任され、亜光(あこう)は残りの趙の三軍を引き受けました。

しかし、その頃、李牧は亜光軍の致命的な弱点を見つけ、必殺の策を

馬南慈に授けるのでした。

 

※この記事はキングダム556話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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前回記事:【キングダム555話】「個別撃破」ネタバレ&レビュー

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム556話ネタバレ&レビュー 復讐に燃える岳嬰

 

岳嬰は、飛信隊が自軍に向かってくるのを見て血を(たぎ)らせていました。

そう、岳嬰に取って、飛信隊は黒羊丘(こくようきゅう)で総大将慶舎(けいしゃ)を討たれた

憎悪すべき仇なのです。

 

一方の信は、幾分か楽勝モードがありました。

それは、4将で一番強いと思われる堯雲の猛攻を防ぎ切ったという

自信がさせる事ですが、軍師の河了貂(かりょうてん)がそこに釘を刺します。

 

「確かに岳嬰は4軍の中では狙い目だけど、

決して弱いわけじゃない、なめてかかるとやられるよ」

 

そうは言っても、体験しない限り悟れない信の事です。

どこまでわかった事やら・・

 

キングダム556話ネタバレ&レビュー 陽動作戦

 

独走する飛信隊に玉鳳隊が追いつきました。

どうやら、王賁から岳嬰を倒す秘策があるようです。

 

王賁「岳嬰は、黒羊丘で総大将慶舎を飛信隊に討たれた恨みがある

その飛信隊が前面に出てくれば弔い合戦になり全軍を挙げて

攻めかかってくるだろう」

 

「その機を見計らって玉鳳隊が迂回し、

岳嬰軍に横から突っ込んで首尾よく首を挙げる」

 

河了貂は単純すぎる作戦だとさり気なくケチをつけながら

頭に血が昇りやすい岳嬰なら有効かも知れないと賛成しました。

 

信は、完全な引き立て役になりますが、余裕がない中で

手柄首を狙っている場合でもなく、これを承諾します。

 

一騎打ち

 

キングダム556話ネタバレ&レビュー 信の覚醒

 

 

王賁の策に対して、躊躇(ちゅうちょ)する様子もなく

最も危険な位置を引き受けようとする信に番陽(ばんよう)が声を掛けます。

「簡単に承知したというが相手の強さを理解しているのか?」

と心配しているようです。

 

信はそれに対して笑い

「ジジイはてめえの心配でもしてろ」とからかいます。

 

番陽「あの小僧め、人が心配して言っているものを

どうなっても知らんぞ」

 

飛信隊から分かれて帰る途中、番陽は王賁に愚痴りました。

 

その時、王賁の中に蒙恬(もうてん)が言ったある言葉が甦ります。

 

蒙恬「どんな戦況だろうと自分勝手な景色を見てんだよ、大将軍は」

 

王賁「バカな、、有り得ぬ・・」

 

ライバル(と内心では認めている)信もまた、大将軍として覚醒する途中である事に

驚きとジェラシーを感じる青年、王賁くんでした。

 

キングダム556話ネタバレ&レビュー 王翦の守り

 

趙軍左翼、趙峩龍は秦軍の狙いが岳嬰である事に気が付いていました。

 

しかし、敢えて、それを阻止しようとは思いません。

何故なら、飛信隊と玉鳳隊が岳嬰に掛かり切りになるという事は

趙峩龍、堯雲、馬南慈が3軍で亜光の本隊を叩く事が可能になるからです。

 

「面白い、ならば望み通りにしてやろう」

 

趙峩龍は躊躇せずに軍を進めて亜光軍に突撃します。

もちろん、それに合わせて堯雲も馬南慈も突撃し、

亜光軍は一軍で3軍の猛攻撃を受ける事になりました。

 

しかし、その守りは鉄壁で三軍同時攻撃でさえ

第一防陣を抜く事さえ出来ません。

 

その様子を後方で見つめる玉鳳隊の面々は、

守りの堅さに驚きます。

 

その中で関常(かんじょう)は、長年王翦(おうせん)の第一将軍を務めた亜光は

王翦の戦術の幾つかをそのまま使えると語ります。

 

関常「亜光将軍の守りは総大将王翦の守りそのもの、、

あの防陣は、ただの力攻めでは崩せない」

   

キングダム556話ネタバレ&レビュー 李牧の秘策

 

亜光軍の強力な防陣を遠く離れた場所で李牧(りぼく)も見ていました。

 

李牧「亜光は大軍の総大将を十分に勤められる有能な将軍です

それ故に討ち取る事が出来れば、これは王翦軍に対する決定打になります」

 

その頃、馬南慈は李牧から授けられた馬南慈は、堯雲と趙峩龍に

伝令を送り込んでいました。

 

馬南慈「この馬南慈が亜光の守備を崩壊させる、突撃体制で待て!」

 

自信満々の馬南慈、李牧の秘策が必ず当たるという確信があるようです。

まさに、同じ頃、先鋒を務める飛信隊も岳嬰軍と激突しようとしていました。

「今こそ、慶舎の恨みを晴らせる!飛信隊をバラバラに引き裂け」

怒りが最高潮に達し、白目がちになる岳嬰、怖いんですけど

 

煽り:激しい憎悪と士気の只中に突撃する信は、いかなる戦い方を見せるのか

以下次号、5月10日を待て!!

 

 

キングダム557話ネタバレ予想

馬南慈の軍勢は、王賁と飛信隊に随分削られているので、

大した人数ではないと考えられます。

その程度の数で、亜光の鉄壁の防陣を崩せるのでしょうか?

納得行くような計略を思いつかないのですが、

 

しかし、計略が的中するようなら亜光は戦死するでしょう。

左翼の麻紘(まこう)に続いて右翼の亜光が死んで大丈夫なのか?

どうでしょう、しかし、事実、秦軍の左翼は麻紘将軍が死んでも

蒙恬の力で持ちこたえました。

 

凄く非情な話ですが、亜光が戦死する所まで王翦の策ではないかとも思えます。

では、そこからどうなるのか?

 

さあ、でも、大将軍程の器ではない麻紘と亜光の二人が死んで

大将軍の資質を持つ、蒙恬、信、王賁が完全覚醒するなら

そのメリットはデメリットを回収して余りあるでしょう。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

kawausoは亜光将軍が死ぬ事に一票です。

史記には、王翦が功績のない将兵を去らせ軍を再編成したとあり

亜光と麻紘が死んだのを契機に大胆な兵力の組みなおしが

起きるのではないかと考えています。

 

次回記事:【キングダム558話】「人外の武」ネタバレ&レビュー

 

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