バジオウの命を引き替えにしたリミッター解除で犬戎の魔手から逃れた楊端和
しかし、ようやく合流したタジフとシュンメンの騎馬隊の前に
ガン族から報告を受けた犬戎王ロゾと舜水樹が地響きと共に出現します。
逃げる以外に選択肢がない山の民ですが、そこに気味の悪い角笛の響きが、
そう、それは天の助け、ド助平大王ダントの軍勢でした。
「ここで、ロゾを葬れば楊端和とあんな事やこんな事を・・」
フンガフンガ言いつつ、ロゾの軍勢に突撃するダント、さあここからどうなる?
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この記事の目次
キングダムネタバレ予想 欲望まみれの両大王の激突
迎え撃つほうの犬戎王ロゾも、楊端和だけは生かして連れてこいと
部下に厳命してしまう程のスケベ大王です。
恐らく、楊端和がここまで逃げられたのも飛び道具を使うのを躊躇った
犬戎族の消極姿勢のお陰でしょう。
それでも待ちきれず、とうとうお城の方は放っぽらかして、
楊端和を捕まえにきた助平大王、じゃないロゾ大王
一方のダントは、二言目には
「俺、楊端和の股に顔を埋められたら100回死んでもいい」と
平然とセクハラ発言をするド助平です。
二人とも欲しいのは楊端和の体という欲望まみれの戦いです。
かつて、こんなストレートな欲望で激突した豪傑がキングダムにいたでしょうか?
この二人に比べて、恐らく楊端和の手も握らないままに死んでいった
バジオウの純潔のなんとまばゆい事か・・
ロゾVSダント勝つのはどっちだ?
では、二人はどっちが勝つのでしょうか?ちょっと考えてみましょう
一見すると強そうなダントですが、戦いで討ち取ったのは、
犬戎族の三首領で最弱のトアクでした。
たしかに体は大きいのですが、大物を倒した様子はありません。
見た限り、ダントの強みは味方にどんな被害が出ようが平気で前進する
桁外れな勇気と非情さのようですが、
それが個人の武勇に反映されるとは思えません。
しかし、一方では犬戎王ロゾの力も未知数なのです。
この人、全て、戦いは部下の三首領に任せていて一度も戦っていないのです。
そもそもがして、自分の驚異的な武勇で犬戎を従えているのではなく
兵の親族を人質にして恐怖で縛っているのですから、武勇は大した事がない
可能性もあるのではないでしょうか?
ダントがロゾを叩き潰して夜が明ける結論主張
漫画の中の時間経過が分かりませんが、もうじき空が白み始めると考えると
ダントとロゾが一騎打ちをしている途中に夜が明ける可能性もあるでしょう。
その瞬間に橑陽城が落ちている事をロゾが目撃してしまい、
そこに気を取られた瞬間に、ダントの一撃がロゾを貫き終わり
こういうドンデンがえしもあるのではないでしょうか?
大将を討たれ城も落ちた犬戎兵は、どうすればいいか分からなくなり
ちりぢりになってしまい、残された舜水樹も逃げ去る。
山の民にも追撃の力は無いので追わず、痛み分けになります。
手柄をアピールしようにも周囲の悲しみムードにダントは・・
いずれにせよ、ロゾの首を討った事で狂喜乱舞のダント、
「どうだ見ろ!楊端和、これでお前も俺に惚れ・・」
その時、山の民はたった一人で女王を守ったバジオウに
最期の別れを告げている最中でした。
「ちっ、俺の手柄に水を注すじゃねーかバジオウ」
ダントは、ロゾの首を掲げた槍を放り投げ、同じようにバジオウに
祈りの言葉を捧げるのです。
男だぜダント、大丈夫、まだまだ手柄を立てる機会はあるぜ心配すんな!
とまあ、こんな感じで終れば、ダントはロゾを討ち取り強さをPRし
同時に献身的な犠牲については、頭を下げる男気もあるナイスガイとして
好感度もややあがるのではないかと思います。
キングダム(春秋戦国ライター)kawausoの独り言
まだ、橑陽城が落ちたという描写はないのですが、
猿手族ばかりではなく、山の民も続々と集結している以上は、
多少の抵抗があっても、落城は時間の問題でしょう。
となれば、ロゾもブネンも味方に抹殺されるしかないわけで
それに比べれば、ダントに討たれて死ぬ方がロゾも名誉がある
そんな筋書きになるんじゃあないですかね。
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