三国志平話
麒麟がくる特集




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【諸葛亮vs司馬懿】ピンチを切り抜けたのは空城の計!




司馬懿vs諸葛亮

 

(しょく)丞相(じょうしょう)として活躍し()を討伐するために何度も北伐を敢行した諸葛亮(しょかつりょう)

そして諸葛亮の北伐を幾度となく防ぎ、諸葛亮のライバルとして知られる司馬懿(しばい)

両者の実力は拮抗しており決着がつかないまま諸葛亮の死で幕を閉じることになります。

しかし拮抗していた諸葛亮と司馬懿の戦いですが、諸葛亮がピンチに陥っていた時があったのです。

そしてピンチに陥った諸葛亮はある秘策を使うことになったのです。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:司馬懿と諸葛孔明の文通は心理戦の一端だったの?

関連記事:クーデターが遅すぎた?司馬懿の晩年が満身創痍な件

 

 

司馬懿の大軍がやってくる

司馬懿の大軍がやってくる

 

諸葛亮は蜀の将軍を率いて北伐を開始。

諸葛亮は自分の軍勢を城に留めて、魏延(ぎえん)や他の将軍を東方へむけて出陣させます。

この時魏の大軍を率いて諸葛亮の北伐を防ぐ為、司馬懿が魏の大軍を率いて蜀軍を防ぐために出陣。

この時、司馬懿が率いていた魏の軍勢は20万程の軍勢でかなりの大軍でした。

司馬懿は蜀の魏延らとは違う道筋で進軍を開始し、諸葛亮が籠城している城付近へ到達することになります。

諸葛亮は魏延ら諸将に軍勢を割いていたため自分が駐屯している城には1万人程しかいませんでした。

 

 

困った諸葛亮

困った諸葛亮

 

諸葛亮は司馬懿の軍勢が到来することを城から出していた偵察部隊から情報を仕入れて知っていました。

諸葛亮は魏延や蜀の将軍達を呼び戻す事を考えますが、魏延らが遠くに行っているため呼び戻すためには多くの時間がかかってしまい、

司馬懿らが城へ攻撃するまでに戻ってくることができないため、やめてしまいます。

更に司馬懿の軍勢が城の近くへ来ているため、司馬懿の軍勢を撃退して逆転するための作戦を練っている時間もありませんでした。

こうした中、蜀の将校や兵士らは司馬懿の大軍が城の城壁から望む距離に来ていることを肉眼で確認してしまいます。

将校や兵士らは司馬懿の率いている大軍を見て青ざめてしまい、どうすればいいのかオロオロしてしまったそうです。

しかし諸葛亮は慌てず平然として秘策を発動するために将兵へ指示を出し始めるのです。

 

人に話したくなる三国志の一騎打ち特集
一騎打ち

 

城を開け放て!!

孔明

 

諸葛亮は将兵へ「まず旗指物を全て伏せよ。陣太鼓も打ち鳴らすことがないようにしっかりと管理せよ」と命令を出します。

この命令を聞いた将兵は諸葛亮の指示に従って旗指物を伏せて、陣太鼓を鳴らさないように注意します。

諸葛亮は他の将兵へ

「将校は兵士を陣営から出さないように。また城門を全て開け放ち、道路を掃いてチリ一つ残さないよう綺麗にしておきなさい。」

と再び指示を出します。

将兵は諸葛亮の命令を不思議に思いながら意見を挟まずに淡々と目令をこなしていきます。

こうして諸葛亮は城を綺麗にし、城門を開け放って静かに司馬懿を待ち受けるのでした。

 

静かな城に恐れをなして撤退

静かな城に恐れをなして撤退する司馬懿軍

 

司馬懿は諸葛亮が駐屯している城に兵士が少ないことを偵察隊から聞いていつ攻撃を仕掛けようか迷っていました。

そんな中司馬懿は違う偵察隊から「城内は綺麗にされ、旗指物は全て伏せられ、城門が開け放たれています。」との報告を受けます。

司馬懿はこの報告を受けて軍勢を引き上げる決意を固め、すぐに軍勢を率いて撤退するように命令を出します。

司馬懿の側近は司馬懿へ「諸葛亮の軍勢は少ないのにどうして撤退していくのですか。」と質問。

司馬懿は「諸葛亮は慎重な人物として知られている。その慎重な人物が城の城門を開け放っているのだ。城に罠があるとしか考えられないであろうが」と説明し軍勢を引き上げていくのでした。

 

「空城の計」炸裂!!

「空城の計」炸裂し笑う孔明

 

諸葛亮は翌日ご飯を食べながら偵察隊から司馬懿が撤退したとの報告を受けると大笑いしながら側近へ語りかけます。

諸葛亮は側近へ

「司馬懿め!!我らが臆病だから伏兵をおいて迎撃しようと考えて撤退していったのだ。マジうけるわー!!WW」

と大笑いしながらご飯を食べていました。

これぞまさに諸葛亮のピンチを救った「空城の計」のお話でした。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

空城の計は成功すれば功績を後世まで残すことになる奇策と言えますが、失敗すれば城や兵士を失う事になる計略です。

本当に諸葛亮がこの作戦を実行したのかわかりませんが、もし実行したのであれば諸葛亮もかなりのギャンブラーな人物だったとは思いませんか。

 

参考文献 正史三国志 蜀書等

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:孔明は劉備の嫁?「水魚の交わり」にはけっこう深い意味があった!

関連記事:ええっ!成功事例もあった孔明の女物の衣服を贈る計略

 

時代を超えて愛される中国四大奇書「はじめての西遊記はじめての西遊記

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 徐庶 【異聞】徐庶は劉備の人徳なんかどうでも良かった?
  2. 賈詡が李傕を有名人へと押し上げたアドバイスとは!?
  3. 時空を超える関羽、琉球の民話に登場
  4. 漢王朝成立の歴史を美麗に描く!おすすめの映画3本をご紹介
  5. 郭嘉が断言した曹操が袁紹に勝つ10の理由
  6. 辮髪(べんぱつ) 遊牧民の衝撃の髪型 辮髪(べんぱつ)って何?
  7. 仰天!三国志の時代にはナビゲーション技術があった!?
  8. 顔良と関羽 袁紹の敗北は関羽のせいだった?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍
  2. 陳宮
  3. 明智光秀が剣を持って戦っているシーン
  4. 日本に目指さした孫権

おすすめ記事

  1. 篤姫の本当の魅力って?後世にも評価される生き方を考えよう! お酒が強い篤姫
  2. 【シミルボン】おのれ曹丕!縁談をぶち壊され大騒動を起こした丁儀 残忍な曹丕
  3. 三国時代の音楽ってどんな感じだったの? 周瑜 周郎
  4. 52話:袁紹を破った曹操は、中原最強の勢力に成長 官渡の戦い 曹操 勝利
  5. 戦国策【東周策】欲望で大国を釣るの巻 キングダム 戦国七雄地図
  6. 『三国志』の時代、世界の歴史はどんな感じだったの? 曹操(後漢王朝)とローマ帝国

三國志雑学

  1. 楽進の矢でが命を落とす成廉
  2. 曹植は軟弱ではなかった曹植
  3. 蜀の劉琦
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 月刊はじめての三国志 2019年1月号 司馬家
  2. 織田信長

おすすめ記事

キングダム 本ネタバレ536話「大将軍の景色」 公孫瓚の息子って残念な最後を迎えてたってマジ? 袁術 「杞憂」の出典は『列子』意外に長くてちょっぴり哲学 【三顧の礼】諸葛亮の嫁の父・黄承彦の詩にドラゴンが出てカッコいい! 郭嘉の本 漢代にはこんなにもたくさんの本が生み出されていた!【漢代の本】 【春秋時代の覇者から学ぶ】桓公・勾践・呉起から学ぶ!明日から使えるリーダー力 はじめての三国志チャンネル 第2回目 – あなたの心の中にも袁術が住んでいる 【完003】 馬超と韓遂 【衝撃】馬超は漢語が出来なかった?韓遂との不仲の原因を考える

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP