明智光秀は妻一筋の愛妻家だった


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

明智光秀

明智光秀

 

2020年の大河ドラマは『麒麟(きりん)がくる』です。既にキャストが発表されていて、明智光秀(あけちみつひで)が主人公で、主演は長谷川博己(はせがわひろき)です。明智光秀といえば、主君の織田信長(おだのぶなが)を裏切った悪人というイメージが先行しますが、この大河ドラマを通して悪人ではない明智光秀が定着することが期待されます。今回は、明智光秀の妻煕子に焦点を当てて、光秀の愛妻家ぶりを紹介します。

 

関連記事:本能寺の変に黒幕はいなかった!衝撃の明智光秀単独犯説

関連記事:【センゴク】想定外!織田信長を討った明智光秀の誤算ってなに?

 


 

明智光秀の家族構成

明智光秀の家族構成

 

明智光秀は1528年に美濃国の牢人として生まれました。牢人で貧しい生活を送っていた頃に妻の煕子と結婚しました。『明智光秀の逸話』によれば、妻の煕子(ひろこ)は光秀が貧しい頃から苦労して支えていました。煕子は婚約した頃に疱瘡(ほうそう)にかかりました。疱瘡の後遺症として顔に痕が残ったため、煕子の父はそっくりな妹を代わりに送ろうとしました。光秀はすぐに妹であると見破り、煕子と結婚すると宣言し、生涯側室を持たなかったといわれています。光秀と煕子の間には子供がたくさんいたといわれています。子供のうち、男子は出家しているか山崎の戦いとその後の戦いで戦死しています。

 

細川ガラシャ(玉)

細川ガラシャ(玉)

 

女子の中では細川忠興(ほそかわただおき)に嫁いだ(たま)が有名です。『山崎の戦い後の明智光秀の家族・家臣』によれば、本能寺の変の後、1584年まで約2年間にわたって丹後国の味土野に幽閉されました。幽閉を解かれてから、大阪の細川忠興の屋敷に移ります。大阪の屋敷に移ってから、キリシタンとなり、洗礼を受けて細川ガラシャと名乗ります。1600年、大阪城にいた石田三成(いしだみつなり)は、大名の妻子を人質に取ろうとしていました。細川忠興の妻も人質に取ろうとしましたが、ガラシャは屋敷に爆薬を仕掛けて火をつけて自害しました。ガラシャの遺体は宣教師のオルガンティーノが堺の教会に埋葬しました。このガラシャの悲劇はヨーロッパに伝えられ、オペラとなって世界中で語り継がれています。

 


 

江戸幕府に影響を残した明智光秀の姪

春日局

春日局(かすがのつぼね)

 

山崎の戦いの後、清洲会議(きよすかいぎ)豊臣秀吉(とよとみひでよし)が織田家を引き継ぐことが決まりました。秀吉は天下統一を成し遂げました。秀吉の死後、関ヶ原の戦いで西軍の石田三成に勝利した徳川家康(とくがわいえやす)が江戸幕府を開き、約260年の長期政権で戦争のない平和な状態が続きました。約260年の長期政権において、3代目徳川家光のとき、世継ぎが生まれないことが問題になりました。世継ぎが生まれない理由としては、家光が正室と仲が良くなかったことや男色家であったことが原因といわれています。

 

『山崎の戦い後の明智光秀の家族・家臣』によれば、世継ぎをつくるための機関として大奥を作ります。大奥を作ったのは春日局(かすがのつぼね)で、明智光秀の家臣だった斎藤利三(さいとうとしみつ)の娘でした。光秀の姪に当たります。大奥を作ると、家光の世継ぎができました。政治機関としての大奥が成功したことにより徳川幕府は長期の安定政権になりました。


 

戦国時代ライターオフィス樋口の独り言

三国志ライター オフィス樋口

 

今回は明智光秀の家族構成と山崎の戦いの後で影響を残した人物として、細川ガラシャと春日局について取り上げました。特に、明智光秀の家臣だった斎藤利三の娘であり、姪に当たる春日局が、徳川幕府の長期政権の基礎を作ったという点で歴史に大きな影響を与えました。歴史に影響を与えた人物が明智光秀の家臣の娘であることは意外で驚いた読者がいると思います。

 

これまでの明智光秀といえば、謀反人で悪人というイメージが先行しています。一方で、人柄では愛妻家であったこと、政治面では領民から慕われている良い人柄が表われています。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、人柄については資料がほとんど残っていない青年期の光秀をどのように演出するのか楽しみにしています。明智光秀だけでなく、その他の戦国武将の最新研究にも注目したいと思います。

 

関連記事:【新事実】織田信長は本能寺の変がなくてもオワコンだった!

関連記事: 織田信長にとって最強の敵は武田信玄や上杉謙信でもなく本願寺顕如だった!

 

激動の幕末維新を分かりやすく解説「はじめての幕末はじめての幕末

関連記事

  1. 後藤又兵衛
  2. 明智光秀は鉄砲の名人 麒麟がくる
  3. 麒麟がきた 特集バナーver4
  4. 服部半蔵
  5. 真田丸 武田信玄

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。


はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

3冊同時発売

“脱税の歴史

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"

ASMR

PAGE TOP