「于禁は降伏。龐徳は討ち死に」どうして違いが生まれたの??


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魏の五将軍として張遼(ちょうりょう)徐晃(じょこう)らと一緒に活躍した于禁(うきん)

彼は曹仁(そうじん)を助けるため龐徳(ほうとく)と一緒に樊城(はんじょう)へ救出に向かいます。

しかし于禁は関羽に降伏してしまい、龐徳は降伏しないで討ち死に。

于禁と龐徳にはどうして違いが生まれてしまったのでしょうか。

今回は二人のこの違いについて紹介したいと思います。

 

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龐徳討ち死に

 

関羽(かんう)は荊州北部の樊城へ向けて進軍を開始。

曹仁は関羽が来ることを知ると樊城に籠城するための準備を行い関羽軍を待ち受けます。

曹操は曹仁を救援するため龐徳と于禁を樊城へ向かわせます。

龐徳と于禁は曹仁を救出するため、関羽軍へ攻撃を仕掛けますが、樊城付近を流れる漢水が決壊し樊城が水没。

龐徳と于禁は漢水が氾濫を起こしたため、高台へ軍勢を避難させます。

関羽率いる蜀軍は樊城を船で包囲しながら、于禁や龐徳がいる高台に攻撃を行います。

于禁は関羽軍と戦いますが、勝つ見込みがないことを悟って、関羽へ降伏。

しかし龐徳は関羽軍の攻撃を受けても于禁の様に降伏することを拒んで、戦い続けます。

その結果龐徳は関羽に討ち取られてしまい、彼とともに戦っていた者たちは全て亡くなってしまうのでした。

どうして于禁と龐徳に違いが生じてしまったのでしょうか。

 

 

于禁が降伏した理由とは「レンの推測」

 

于禁はどうして降伏したのでしょうか。

正史三国志には于禁の気持ちが書いていないのでわかりませんが、推測することはできます。

ここからはレンの推測になります。

于禁が降伏した理由は2つあり、一つは曹操に甘えていたと考えることができます。

どうしてそのように推測するのか。

それは于禁が関羽に降伏した際、曹操に仕えて30年以上が経過していたそうです。

そのため于禁は一時的に敵に降ったとしても、曹操に長年仕えていた自分なら許してくれるであろうと考えていたのではないのでしょうか。

また第二の兵士を助けるために降伏した理由としては、

漢水が氾濫を起こし、樊城近辺全域が水没している状態で関羽の軍勢と戦っても勝つことができないと判断。

そのため于禁は無駄な戦いで兵士を損失するよりも降伏して、率いていた兵士たちの命を助けるほうがまだましだと考えていたのではないのでしょうか。

上記で于禁が降伏した理由を述べましたが、龐徳はどうして降伏しなかったのでしょうか。

 

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龐徳が降伏しなかった理由:蜀に知り合いがいたから

 

では龐徳が于禁の様に降伏しないで、討ち死にを選んだのはどうしてなのでしょう。

この点も正史三国志には記載がないため、推測するしかありません。

レンの推測では龐徳が降伏しなかった理由は、知り合いが蜀に大勢いたためだと考えられます。

龐徳は魏の諸将から「あいつは兄貴が劉備に仕えているし、元の君主・馬超(ばちょう)も劉備に仕えている。いつ蜀に裏切るかわからないぞ」と噂されていたそう

です。

龐徳はこれらの噂を知っていたので、魏に忠誠を尽くしているぞと魏の諸将にアピールするためにも関羽に降伏するわけにはいかなったのでしょう。

そのため龐徳は関羽軍に無謀ともいえる戦いを挑み、討ち死にすることになったのだと考えるのですが、どうでしょうか。

 


  

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

今回は于禁が関羽に降伏した理由と龐徳が降伏しなかった理由を紹介しました。

曹操は于禁が自分に仕えて30年以上も経つのに簡単に降伏してしまったのに、自分に仕えて数年の龐徳が関羽と戦い続けて、

討ち死にした事にびっくりしたでしょう。

しかし三国志や他の時代の歴史を読む際このような人間模様を知ることができるのも歴史を知る上での楽しみだと考えれば、

于禁と龐徳の関係も中々味があっていいなと思うのですが、皆さんはどのように思いますか。

 

■参考文献 正史三国志魏書など

 

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