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キングダム最新600話ネタバレ「十四日目の夜」レビュー

2019年5月16日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、599話では朱海平原の左翼の楽華隊(がっかたい)に突如龐煖(ほうけん)が出現しました。

どうして、右翼の飛信隊ではなく左翼に出現したのか?混乱する展開ですが当然のように楽華隊の兵士を殺戮(さつりく)する龐煖。

そこにたまたま居合わせた蒙恬(もうてん)のジィ胡漸(こぜん)

「本陣を離れている蒙恬様を龐煖に合わせてはいけない」ジィの悲痛な思いが、新しい哀しみを引き寄せました。

では、キングダム600話のレビューを開始します。

 

※この記事はキングダム600話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

自称・皇帝
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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新600話ネタバレ予想 阿修羅

ホウ煖(龐煖)

 

胡漸を弾き飛ばして重傷を負わせた龐煖は、さらに胡漸に背を向けた状態で楽華隊の兵士を殺戮しまくっています。

倒れながらも、目を見開いて胡漸は危機的状態を感じ取りました。

何だか分からないが人外の敵が信じがたい強さで左翼の陣営を薙ぎ払っている。

このまま龐煖が左翼に居続ければ楽華隊の全滅は避けられそうにもありません。

(蒙恬様・・)

胡漸はかすかな声で呟きました。

 

 

 

キングダム最新600話ネタバレ「蒙恬の誕生」

蒙恬

 

胡漸の意識は、ここで蒙恬が生まれた時に遡ります。

蒙武(もうぶ)に嫡男の蒙恬が誕生したのです。

 

胡漸「蒙武様、おめでとうございまする御嫡男とは、しかも何と可愛い!!」

 

しかし、蒙武は少しも喜びの色も見せず胡漸に「お前が育てろと」蒙恬を押し付けるのでした。

そこから、胡漸と蒙恬の関係が始まります。

美少年だがいたずら小僧だった蒙恬、沢山の蟹を寝ている胡漸にぶっかけたり、蛇を仕掛けたり

それが青年になると、大貴族の長女を振った蒙恬の恋愛の後始末まで押し付けられる有様。

でも、これもお互いの間に堅い信頼関係があってこそでした。

 

「ジィ、もし俺に子供が出来た時には、一番最初に抱っこさせてあげるからな」

ある時、蒙恬は胡漸に笑顔で伝えていました。

 

蒙恬「大好きだよジィ」

 

地面にひれ伏しながら胡漸は泣き出しました。

(いかん、この状況で蒙恬様が戻ってきたら、さらにマズい事になるここで蒙恬様にこの事実を知らせてはならぬ)

 

胡漸は最期の力を振り絞り龐煖の背中に向かって立ち上がります。

 

キングダムネタバレ考察

 

 

キングダム最新600話ネタバレ「さらば胡漸!」

蜀軍を追い詰める土安(南蛮族)

 

立ち上がった胡漸の体から血が噴き出します。

ですが、湖漸は蒙恬をこの状況から遠ざけたい一心で剣を引きずりながら龐煖に近づき、倒れ込む力を利用して最後の一撃を龐煖の背に突き刺します。

 

「ドスッ!」

 

まさかの一撃に周囲の兵士も驚きます。

背中に痛みを感じた龐煖は振り返りました。

 

胡漸「失せろ、武神とやら・・!」

 

この一言で逆上し、顔に血管が浮かび上がる龐煖は怒り狂いながら矛を胡漸に一直線に振り下ろします。

 

楽華兵「やめろォーっ!」

 

「ザシュッ!」

 

(蒙恬様、、ジイはあなたに会えて本当に幸せでした)

 

その時、蒙恬は軍略を立てている最中でしたが、異変を感じ取り本陣の方を見ます。

気のせいか・・そう思ったものの、何か引っかかった蒙恬は本陣に急行します。

間もなく死のうとしているジィの最期に蒙恬は間に合うのか?

   

 

キングダム最新600話ネタバレ「趙本陣」

李牧

 

同じ頃、李牧の本陣にも龐煖が現れたという報告が入ります。

 

秦左翼の本陣に突然出現し、小隊を全滅させて再び姿を消したというのです。

本陣の兵士達は全員驚きます。

龐煖の突然の出現は予想外でしたが、この佳境で三大天のもう一人が参戦するのは有難いと考えていました。

しかし、同時にもう左翼から姿を消したという報告で、山へ戻ったのかと疑問が疑問を呼びます。

 

李牧「彼は山へは戻りませんよ」

 

そこへ李牧が出現し龐煖は自身が呼び出したわけではない事を明かします。

それどころか数年探しても居場所すら分からなかったと答えます。

 

李牧は確信しています。

龐煖は自分の意志でここに戻って来たのです。

それは、信と決着をつける為以外にはありません。

 

※ここで咆哮をあげる龐煖のカット

 

李牧「役者は揃いましたねカイネ」

 

同じ頃、趙峩龍(ちょうがりゅう)の死を知らされた趙軍左翼の堯雲(ぎょううん)は、

「趙峩龍は最後に何か言っていたか?」と兵士に聞いています。

 

兵士「死に際に、飛信隊の信に対し、後は堯雲様にと・・」

 

生き残った一人の兵士が堯雲に告げます。

 

堯雲は何かを考えています。

 

キングダム最新600話ネタバレ「仲間との団欒」

 

飛信隊本陣、尾平(びへい)は背後で大きな音がしびっくりして振り返ります。

倒れていたのは信、まだ傷が治らない間に仲間がいる所に出てきたのです。

どうやら信は明日の決戦前に備えて飛信隊全員と飯を食おうと思ったようです。

 

尾平「そんな事なら俺達が天幕に行くぜ」

 

信「天幕は狭めェんだよ」

 

そこへ河了貂(かりょうてん)がやってきて馬肉を差し出します。

 

信「どうした我呂(がろ)の馬でも潰したのか!」

 

しかし、実際は我呂の馬ではなく、山利(さんり)の馬が死んだのを持ってきたようです。

 

信「それより貂お前、軍議はいいのか!」

 

河了貂「もう明日の戦い方は決まったよ、今日は皆と一緒に居たかったんだ」

 

松左が死んだ事で、つらい気持ちを仲間全員で紛らわしたいんだろう。

それは、信も仲間も痛い程分かります。

いつでも、飛信隊はこうして仲間で集まってバカ騒ぎをして、辛い別れを薄めてきたのです。

 

さらにここで、河了貂から久しぶりの王翦(おうせん)からの命令書が発表されます。

 

「趙左翼を一気に貫き、李牧の中央軍へと横撃せよその攻撃と歩調を合わせ中央軍も突撃を仕掛ける」

 

いよいよ、明日、李牧の本陣を叩き潰す最終決戦です(多分)

 

キングダム最新600話ネタバレ「まさかの王賁復活!」

王賁

 

一方の玉鳳隊では、久々に良いニュースがありました。

天幕で瀕死状態(ひんしじょうたい)だった王賁が姿を現わしたのです。

亜光(あこう)将軍同様に、重体で(ぎょう)攻略戦を終えるかと思いきや、最期の最期で目を醒ました王賁。

ここは、やはり、堯雲を討つのは王賁かも知れません。

 

煽り:死んでいく胡漸、咆哮する龐煖、復活した王賁、一つの戦場で生と死が複雑に交錯する朱海平原。

それより、おいおい河了貂!馬肉を調達できましたってなんだよ(笑)!!

お前ら主要メンバーはいいけど、まさか残りの飛信隊メンバーも、それぞれ都合よく馬が死んだので

リッチな晩餐をしていますっつーオチじゃあないだろうな!

それなら飛信隊も玉鳳隊も、2日間も腹ペコ青虫になる必要なかったんじゃねーのか!

馬肉を食っていれば飢えに苦しむ事もなかったんじゃねーか?

そういうご都合主義の伏線回収はズルいよなと思いつつキングダム601話に続きます。

 

キングダム601話予想

 

うーん、少しは成長していたかと思った龐煖ですが、死に損ないの胡漸の一撃さえ避けられないとは、

もう賞味期限(しょうみきげん)切れのポンコツじゃあないですか・・信じゃなくても王賁でも倒せそうです。

前回の予想でkawausoは龐煖をザコ兵を吹き飛ばすだけのキングダムの掃除機と形容しましたが、

もろ、そのままその通りの不覚(ふかく)っぷりを示しています。

 

ただ、こうして「何だ、龐煖少しも変ってないじゃん」と読者に思わせておいてまさかのドンデン返しが来るのが原泰久(はらやすひさ)マジックなので、

私はまだ、龐煖に実は(さら)った息子いる説をまだ降ろしません。

このまま、湖漸に背中を刺されて、カッコ悪い前時代の遺物として龐煖が死ぬとは、キングダムの展開から考えて、

どーしてもあり得ないと思うからです。

まあ、何にしても次の601話を楽しみにするしかないですね。

 

追記:5月30日、キングダム601話が発売されました。

やはり胡漸は戦死したようですが、予想通り蒙恬は逆上する事なく目の前の敵に備えています。

また、王翦の中央軍は倉央と田里弥が本隊から部隊を分離して、李牧の本隊と激突するようです。

今まで、実力が分からなかった倉央と田里弥の真の実力が発揮されるのでしょうか、王翦はポンコツのままですが・・

詳しくは、ここから読めます↓

キングダム最新601話ネタバレ「決着の日」レビュー

 

キングダム(春秋戦国時代ライター)kawausoの独り言

 

どうやら胡漸が死んでしまいそうです、蒙恬はショックでしょうね。

蒙恬にとっては、気を使う必要もなく遠慮なく何でも話せる相手でしたから・・

しかし、趙の伝令の話では、龐煖は秦軍左翼の本営の小隊を壊滅させてから

姿を消したわけですから、恐らく龐煖と遭遇する事はなかったであろうと思います。

次週では哀しみに沈む蒙恬の様子も描かれるのでしょうか・・

 

前回ネタバレ:キングダム599話最新ネタバレ「右翼の風向き」レビュー

 

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