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キングダム最新615話ネタバレ「本陣の危機」レビュー考察

2019年9月26日


 

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キングダム55巻

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、第614話では李牧(りぼく)ワープにより馬南慈(ばなんじ)王翦(おうせん)本営の右脇腹を衝きました。同時に少数ながら傅抵(ふてい)が少数の騎兵で正面から王翦本陣を衝きます。絶対絶命の王翦は余裕を失い、ついに自ら矛を取り乱入した趙兵をなぎ払います。挟撃を回避する為、馬で傅抵隊を突破して倉央、田里弥軍と合流しようとする王翦と追い駆ける傅抵。そこで王翦を救出に来たのは、なんと王賁(おうほん)でした。いよいよ続きが気になるキングダム615話を早速レビュー考察です。

 

※この記事はキングダム615話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新615話ネタバレ「倉央と田里弥は王翦を信じる」

王翦

 

王翦本陣は、馬南慈の攻撃を受けて大混乱です。事態を知った倉央(そうおう)田里弥(でんりみ)ですが、ここで王翦を救う為に軍を下げると李牧の首が遠のきます。飛信隊もガンガンに李牧本営を攻めていて、李牧軍も必死に防衛していますが、陣に穴が空く感覚が長くなります。李牧に対し幕僚たちは、左の飛信隊への処置を求めますが李牧は飛信隊を気にせずに前に集中するように命じます。

 

これは間違いなく、龐煖が出現するから大丈vという伏線でしょうねkawausoは騙されませんよ。

 

そして前衛を守る雷伯(らいはく)共伯(きょうはく)に後ろに下がるように命じますが、そこに例のウウゥンが突っ込んできて、李牧軍の将が応戦して食い止めます。この状態では、両軍共、先に敵の大将首を獲った方の勝ちです。倉央も田里弥も王翦を信じて李牧への攻撃を継続する事に決めました。

 

キングダム最新615話ネタバレ「紀彗と王翦が本陣に部隊を送る」

蒙恬

 

朱海平原の本陣同士の戦いは、左翼で戦いを繰り広げる紀彗(きすい)に動きをもたらします。紀彗は、危なくなっている李牧の中央軍への救援に向かわせる為に馬呈(ばえい)に中隊を与えて派遣します。しかし、蒙恬の方でも、それに対応して馬呈の中隊を追跡させる為に部隊を派遣しました。

 

これは、面白くなってきました。本陣はどちらも大混戦なので、僅か数百でも援軍が到着すると戦況が一変しかねません。馬呈の派遣は李牧にとって吉とでるのか?それとも凶と出るのか?

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新615話ネタバレ「段茶大失敗!どうして馬南慈を逃がした」

費桟

 

さて馬南慈は、どうして段茶の追撃をかいくぐって王翦本陣の右脇腹を衝けたのでしょう。どうもそれは、段茶が馬南慈は飛信隊の背後を攻撃すると思い込んでいた事が原因のようです。段茶大将代理は、馬南慈と積極的に戦わず牽制(けんせい)していればいいと思っていたので、馬南慈軍が馬首を巡らして高速で南下した理由が分からず追う事が出来なかったようです。

騎兵を率いる夏侯尚

 

つまり馬南慈はワープでもなんでもなく森を抜ける事もなく、亜光軍を振り切って南下して王翦本隊に突撃しただけでした。それならそれで、今からでも追えそうですが、すでにかなり距離を空けられているんですかね?いずれにしろ段茶大失敗ですが、普通に考えれば馬南慈が飛信隊の背後を狙うとも考えられ、段茶無能と切り捨てるのは酷かも知れません。

キングダム最新615話ネタバレ「追い詰められた王翦を救うべく王賁が登場」

三国志のモブ 反乱

 

王翦本陣に突撃した馬南慈は鬼神の動きで、傅抵もこれが馬南慈の真の実力かと驚いています。その余りの強さは王翦の予想さえ越えていて、ついに王翦も自ら矛を取って敵兵を蹴散らします。なるほど、さすがに仮面を被ってフル装備して動いているだけあり、それなりに武力もあります。そりゃあ、王賁の親父(多分)ですからね。

馬で高速移動する王翦

 

しかし、いつまでも矛で防げる相手ではありません。とうとう王翦は矛を握ったまま、馬を引き出して敵の層が一番薄い傅抵の方向に向かい突撃しました。王翦は本陣を捨てて、少数の取り巻きで田里弥か倉央の陣営に逃げようというのでしょう。もちろん、逃げる王翦をそのまま見逃すような傅抵ではなく必殺チャンスと追いすがります。

王賁

 

ところが、王翦と傅抵の追いかけっこを少し離れた場所から見ていた人物がいました。信に「ちょっと心臓止まりそうなんで、本陣攻めパスするわ」と言っていた王賁です。どうやら馬南慈軍を監視していた所が、急に馬南慈が南下を始めた為に、それを追っていてピンチを知ったようです。

 

関常は騎兵が少なすぎて応援にならない、もう少し騎兵を連れてくるので待てと言いますが、今を逃すとパピーが危ないと王賁は聞かず、停まりそうな心臓を庇いながら王翦を追いかけます。

 

煽り:絶体絶命の王翦の危機を救うべく、傅抵の前に立ちはだかろうとする王賁。

これは、突発的な王賁vs傅抵の直接対決が実現か?

一方で、これまで一切無関係だった左翼の紀彗が猛犬馬呈を李牧の援軍へ派遣し、危険を察知して蒙恬も兵を派遣。

この数百の騎兵が、本陣の戦いにどう影響するのか、謎が謎を呼ぶ616話を待て!

kawausoのキングダム616話大予想

 

馬南慈ワープは森を使ったものではなく、また段茶軍を滅亡させたものでもなく、ただ、段茶が馬南慈は飛信隊の背後を脅かすに違いないと考える先入観を利用し馬南慈が段茶を放置し、南へ急行したという事のようです。はい、全く予想当たりませんでした。

 

一方で王賁は挟撃の形ではありませんが、馬南慈を追跡している間に偶然に父王翦の危機を知りました。傅抵の狙いは王翦の首でしょうから、それを阻止せんとする王賁と激突するでしょう。王賁は心臓が停まりそうな程に疲れていますが、傅抵を倒さずとも王翦を安全な場所まで逃がせばいいのです。

 

しかし、王翦を討てなかった傅抵が堯雲を討った王賁にターゲットを変更する可能性もあります。そこで、関常の援軍がギリ間に合い王賁も命からがら脱出というのが穏当な予想でしょうか?

 

追記:10月3日、キングダム616話が公開されました。

窮地に陥っていた王翦に、傅抵、さらに馬南慈が追い付いていよいよ危なくなった王翦。

ところがそこに、左翼の戦場から蒙恬の楽華隊が登場し、王翦の救援に入ります。傅抵についてはまかせろと馬を飛ばす王賁、蒙恬は無双の馬南慈に挑むのですが、、詳しい続きは↓から読めます。

キングダム616話最新ネタバレ「王翦の退路」考察レビュー

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

最後の最期まで動きがなく、kawausoもこのまま終わると考えていた左翼の戦場で、紀彗が動いて馬呈を李牧本陣に派遣し蒙恬が追跡の部隊をつけました。数は数百ですが、混戦の両陣営ですから数百の一撃が勝敗を決定する可能性もあります。羌瘣は王賁と現れなかったので、龐煖との戦いで信のサポートに回るのでしょうか

 

次回記事:キングダム616話ネタバレ予想「王賁は王翦を救えるのか?大胆予想5」

前回記事:キングダム最新ネタバレ614話「挟撃」レビュー考察

 

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