ログイン | 無料ユーザー登録


朝まで三国志
ながら三国志音声コンテンツ


はじめての三国志

menu

三国志の雑学

三国志を簡単に説明!そもそも三国志ってどんなもの?

李儒と三国志


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

周瑜、孔明、劉備、曹操 それぞれの列伝・正史三国志

 

今回のテーマは、ずばり「簡単に三国志がどんなものか説明してしまおう」です。

 

劉禅

 

三国志、というと何か難しそうに感じてしまう人がいますが、難しいで諦めてしまってはもったいないくらい、とても面白くディープ世界、だけど余りにもディープなところを説明されても初心者には分かりにくいのが現状。

 

そこでもっと三国志初心者でも入り込みやすいように、三国志がどんなものか簡単に説明しようというコンセプトで始めてみたいと思います。

 

自称・皇帝
当記事は、
「三国志 簡単」
などのワードで検索する人にもオススメ♪

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:三国志のあらすじを分かりやすく紹介

関連記事:『三国志演義』の原典?『三国志平話』とは?


三国志が生まれた時代

斉王になる司馬攸

 

三国志が生まれたのは(しん)の時代です。晋は265年~420年に続いた時代ですが、この初期に三国志はまとめられました。

 

三国志を統一した司馬炎

 

この晋は三国志にも出てくる魏の司馬懿(しばい)という人物の孫にあたる人物、司馬炎(しばえん)によって魏の皇帝から禅譲(ぜんじょう)されて開かれた時代です。

 

陳寿(晋)

 

この時代に晋の役人であった「陳寿(ちんじゅ)」という人物が三国時代の歴史をまとめて作成されたのが三国志なのです。この三国志は西暦180年から、280年くらいの中国の天下統一の話で、この時代を三国時代と呼びます。

 

晋の陳寿

 

中国には日本で言う戦国時代や室町時代といったように、三国時代という時代があるんですね。この時代に起こった戦乱を歴史家である陳寿がまとめたものを「三国志」と呼ぶのです。

 

なので三国志はその時代の終焉に生まれた書物になります。


三国志って歴史書なの?

李儒と三国志

 

さて三国志は「正史」と呼ばれることもあり、良く知らない人は歴史書と思う人、そして三国志演義を読んで物語の一種と思っている人もいるようですね。

ここについてもはっきり説明しましょう。

 

晋蜀の産まれ 陳寿

 

三国志は陳寿がまとめた歴史書です。ただし当時、陳寿は私撰、つまりあくまで個人で色々な出来事を選んでまとめたものなので、当時としては歴史書の扱いをされてはいませんでした。

 

歴史書として認定されたのは後の時代で、その頃には三国志をモチーフとして多くのオリジナル展開や解釈を加えた歌劇や物語が形成されていたこともあって、それらと区別するために三国志は「正史」として認定されるようになったのです。


三国志に手を加えたのは陳寿だけではなかった

晋陳寿は批判の的

 

前述したように、三国志は陳寿によってまとめられた歴史書です。しかし三国志は簡略されてまとめられていたこともあり、本文がとても簡単かつ簡潔に書かれていました。あくまで三国志は陳寿がまとめた、私的にまとめた歴史書だったからですね。

 

だけど歴史書として扱うとすると、あまり簡潔すぎる文章は参考になりません。

 

裴松之(歴史作家)

 

そこで現れたのが宋の時代の裴松之(はいしょうし)。この人物は残されていた三国時代の資料を収集して、本文に足りない部分を補うように「三國志」の注釈を付けました。これもあって、正史三国志は陳寿がまとめただけでなく、裴松之の手によって完成されていったとも言われるのです。


三国志は民間に馴染むようにどんどん姿を変えられた

水滸伝って何? 書類や本

 

さて更に時代は過ぎていき、唐の時代。現代でも三国志の登場人物を使った作品が多くありますが、既にこの頃から三国時代の人物たちを使った物語が民間でも語られていました。

 

その様子が分かるのが、東坡志林という書物にある一文で「町中の子供たちはわがまま勝手で親は手を焼いていた。その度にお金をやって昔話を聞かせにやっていた。また曹操が負けると大喜びした」という記述です。

 

この文章を見て分かるのが、三国志というのは難しい歴史書ではなく、子供たちが楽しむ娯楽の一部だったということですね。もちろん三国志の歴史をそのまま話している訳ではありませんが、それは逆に人々に馴染むように三国志が分かりやすく姿を変えられていったということです。

 

だから筆者は「三国志を読むなら正史を読まなきゃ」「三国志演義だけ読んだって……」というような意見はあまり好ましくないと思います。寧ろ分かりやすくまとめられている三国志演義や小説などをどんどん読んで、そこから正史の三国志に興味を持って調べて欲しいと思いますね!

 

三国志ライター センのひとりごと

三国志ライター セン

 

三国志はあくまで歴史書なので、それそのものを楽しく読む、というととても難しいです。

 

しかし遥か昔から既に、三国志は物語としても楽しめるようにされてきています。なので興味のある人はどんどんそういった物語を読んで、三国志にもっと深い興味を持って下さい。その上で正史ではどんな動きをしたのか、参考にするべく正史三国志を読んでみて下さいね。

 

参考文献:

東坡志林

三国志 wikipedia

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:三国志演義が今どき嫌われる理由

関連記事:三国志演義の翻訳本比較してみた!どれを読めばいいの?

 

よかミカンが贈る「黒三国志入門」
よかミカンのブラック三国志入門

 

 

セン

セン

投稿者の記事一覧

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、
そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。
中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。

神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。

好きな歴史人物:
張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん

何か一言:
歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

関連記事

  1. 袁紹と曹操 千数百年経っても面白い!?三国時代笑い話
  2. 皇帝には、二つの名前があった!?諡号(しごう)とは何?
  3. 長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市) 謎に満ちていた司馬懿の洛陽ライフを解説!洛陽でどんな生活を送って…
  4. 関羽 関羽が打った囲碁は、今の囲碁と同じものだったの?
  5. 山頂に陣を敷いた馬謖 登山家・馬謖の山登りにはちゃんと意味があった!
  6. 孫堅が伝国の玉璽を手に入れたわけ
  7. 曹操から逃げ回る劉備 長坂の戦いの全容はあっさりめ?劉備と趙雲の逸話などはどこまで本当…
  8. 陶謙はどうして劉備を後継者にしたの?三国志の素朴な疑問に答える

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 騎射の術に長けた騎馬兵士
  2. キングダム52巻
  3. 坂本龍馬チビ説
  4. 蜀の馬超

おすすめ記事

  1. 岩崎弥太郎とはどんな人?世界の三菱を築き上げた一代の政商の生涯 岩崎弥太郎
  2. もしも曹丕が早死にしなかったら?イフ設定で三国時代がどう変わるかを考えてみた オカルト小説を書いている曹丕
  3. もうやってられない! 三国志の時代ではどのような理由で主を変えてたの?
  4. 関羽はどうして神格化されてメジャーになったの?三国志で唯一、神になった武将 関帝廟 関羽
  5. 関羽は味方に嫌われ孤立していた?その驚くべき理由とは? 顔良と関羽
  6. 戦国時代最初の天下人は織田信長ではなかった? 織田信長

三國志雑学

  1. 呉蜀と魏に二股をかけている孫権
  2. 悪来と呼ばれた典韋
  3. 玉璽
  4. 韓信vs孔明
  5. 張翼


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 真田丸 武田信玄
  2. 2つの持論を展開する費禕
  3. 馬に乗って戦う若き織田信長
  4. 三国志 居酒屋
  5. スサノオが草薙の剣でヤマタノオロチを倒す(古事記)

おすすめ記事

キングダム キングダムの王翦は史実通りの最強武将だった!その理由とは? 真田丸 武田信玄 これぞジパングの国!武田信玄の金山採掘法と採掘された金の使いみちが気になる! 徳川家を守った篤姫 幾島vs本寿院勝敗を決めたのは徳川斉昭のスケベだった 孫堅逝く 24話:呉・三国志 孫堅のあっけない最期 黒田官兵衛 黒田官兵衛は本当に息子の活躍を苦々しく思っていたの? 服部半蔵 明智光秀と服部半蔵は同一人物だった?伊賀を越えた光秀に迫る 兵士と禰衡 【将苑】諸葛亮の兵法-勝つ組織と負ける組織の違いとは 裏切りそうな悪い顔をしている明智光秀 明智光秀は愛宕神社で信長討伐の吉凶を占った?(本能寺の変雑学)

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"
PAGE TOP