キングダム「 蕞が落ちたら咸陽オワコンその理由は?」

2019年10月2日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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呂不韋の狼狽は城壁がないから

 

呂不韋

 

キングダムでは咸陽に城壁がないという描写はありません。

しかし、李牧の軍勢が武関を通過して咸陽に近づいているという報告を聞いた呂不韋(りょふい)狼狽(ろうばい)は、並大抵のものではありませんでした。

彼は秦王政を朱凶(しゅきょう)等暗殺部隊を使って殺してしまい、その首を李牧に与える事で城を明け渡して和睦(わぼく)し、自分は恩恵を得ようと

もくろんでいると肆氏(しし)は報告しています。

 

ところが秦王政の動きは呂不韋よりも早く、自ら咸陽の最前線の蕞に向かいました。

もちろん、政を暗殺しようとする呂不韋の動きも、蕞を救援しようとする秦王政の動きもキングダムのフィクションです。

嬴政(始皇帝)

 

ただ、もし咸陽に城壁はないという前提で作者が蕞の戦いを描いていたとすれば蕞が陥落したらオワコン(咸陽には城壁がないから)という

危機意識はなんだかストンと腑に落ちるようにkawausoは思います。

そうでないなら邯鄲(かんたん)だって数年持ったのですから、咸陽にしても長途遠征の合従軍に対し、ここまで深刻な危機意識は持たないと思うのです。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

今回は咸陽に城壁はなかったという話から、本当にヤバかった蕞の戦いに繋げてみました。

キングダムでは蕞の戦いは七日間も続き、最後は山の民の参加で李牧が兵を退くという展開で終結しました。

漫画でも屈指の熱い展開でしたが、もし咸陽に城壁がなかったなら史実でも、かなりの激戦になったでしょうね。

 

参考文献:春秋戦国の英傑たち五覇七雄の光芒

 

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