大人気春秋戦国時代漫画キングダム、二週間ぶりの621話では、羌瘣が命を削って龐煖に挑んでいく場面からスタートです。
歴戦の相棒である緑穂に命を貸してと頼み、死ぬかもしれないギリギリの深呼吸であの龐煖を圧倒!ついには龐煖の左手の薬指と小指を斬り落とします。もしや、信の到着を待つまでもなく、羌瘣が龐煖に引導を渡すのか、それとも逆襲の龐煖に殺害されるのか?さっそく見てみましょう。
※この記事はキングダム621話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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この記事の目次
キングダム最新621話ネタバレ「大きく深呼吸!羌瘣と緑穂の戦い」
序盤で浅いとはいえ龐煖の脇腹を切り裂いた羌瘣、しかし、それではまだまだ足りません。羌瘣は最愛の信を龐煖と戦わせたくないのです。
その為ならば、自分の命さえ投げ出して惜しくもない、まさにアリエスの乙女です※意味わかんない人は40歳以上の人に聞きなさい。
しかし、羌瘣の覚悟を心配した緑穂はダメよ、ダメダメと躊躇、それでも羌瘣は(命を投げ出すほどに深いところまで到達しないと龐煖を倒せない)と決心を変えません。長年の戦友である緑穂は羌瘣の覚悟を受け止め、共に深い呼吸に入ります、同時に緑穂にはめ込まれた二つ目の宝石にヒビが入りました。
かつてない程に深い呼吸の領域に下りた羌瘣、怖い!全身の血管が浮き出し目からは血が出ています。
これは、jojoの一巻の最初、石仮面を被ったアステカの王が生贄の男の首に指を突き刺して血を吸っているシーンを彷彿させます。
「命を吸い取るッッ!」何故か重なる二つの漫画、そういえばジョジョもジャンプだったのだ!
羌瘣「我は舞う 雷の神と」
命を懸けた羌瘣の動きは、もう龐煖でさえ追えない速度に到達、致命傷を与えるまでにはいかないものの龐煖を圧倒。
これには龐煖も激しく苛立ちます、そうでしょう、たかが神降ろしの女に武神そのものの自分が押されているというあり得ない真実。
飛信隊は、羌瘣の善戦に大盛り上がりし、逆に趙兵は動揺を隠せません。
それはそうでしょう。龐煖と言えば趙兵にとって、秦の六大将軍である王騎を討ち、さらに麃公まで撃ち殺した趙の伝説。
いかに、引きこもりのコミュ障バーサーカーとはいえ、趙の三大天であり誇りです。趙の生ける伝説である龐煖を、ただの小娘が追い詰めているわけですからね。
まさに、「さすが羌瘣!俺達が出来ない事を平然とやってのける。そこに痺れる、憧れるゥッ!」ですよ。
キングダム最新621話ネタバレ「羌瘣龐煖の指を落とす!」
矛で羌瘣の攻撃を防いでいた龐煖ですが、ついに羌瘣は龐煖の左手薬指と小指を斬り落とします。
なんとなく輪虎を連想しますが、ともかくもはじめて龐煖に与えた大ダメージです。
やったぜ羌瘣!飛信隊も大盛り上がりです!さあ、ここから次々に畳みかけていこうぜと思ったのも束の間・・・
羌瘣、呼吸を深くし過ぎて体はガクガクで、血をゴファっと吐いています。
で、でたぁぁ!!デジャビュゥ・・やっぱりスタミナがタランカッター!!
もはや、生まれたての小鹿状態、、嫌な予感がよぎりますが羌瘣は諦めません。
緑穂の3つ目の宝石にビキッとヒビが入ったと同時にダメ押しの、これまでで一番深い呼吸で雷のように進みます。
そのパワーに龐煖は思わずよろけます、凄いぞ羌瘣、一人の男を一途に思う信念が引きこもりの魔法使いに打ち勝った!
「とどめだ!」最期の力を振り絞り龐煖に剣を振り下ろす羌瘣しかし・・
「ふざけるな、てんぷらぁぁぁーー!!」
完全にブチ切れた龐煖が矛を一閃、防御した羌瘣もあまりの風圧に吹き飛ばされます。
「泣きわめくな、堕落した神の分際で、貴様こそは所詮は器、宿す者ではない 僕チンはお前の境地なんかすでに超えたんだもんねー
ワレが誰だか忘れたのか、ワレブ・・(以下略)」
羌瘣それでも、深呼吸を止めず、目から血を流し、血管を浮かび上がらせて龐煖に立ち向かう、それに対して龐煖は白目、、
人間を越えた超人同士の熾烈な戦い、これは超コワイ「俺は人間を辞めるぞジョジョー」
キングダム最新621話ネタバレ「無残、羌瘣がボロぞーきんに」
凄まじい矛と剣の風圧の中で、お互いに切り刻まれていく龐煖と羌瘣、、しかし龐煖の方が一枚上手だった。
羌瘣は飛びのくアクションが間に合わずに、龐煖に足を掴まれてて、地面に叩きつけられます。
「グハアッ!」
色々と鈍い音がする羌瘣、しかし、相手は幼少期から山に籠っていた武神こと魔法使いと化した童貞男、相手が女でも手加減なんかしませんとも!
羌瘣の足を掴んだまま、何度も何度も地面に叩きつけます、血反吐を吐き、鈍い音を出し続ける羌瘣、一度は気を失う羌瘣ですが目を醒まし渾身の力で緑穂を龐煖の頭に振り下ろしますが、剣は龐煖の腕に突き刺さっただけでした。
「ガキィ、、これまでだァ、、、消えてなくなれーーー!」※ナッパ
さらに、何度も羌瘣を地面に叩きつけて、ボロゾーキンに変えてしまう龐煖、もう完全に勝負ありかと思いきや、龐煖は羌瘣の左足を怪力で握りつぶします。バキッ!という音と共に完全に失神する羌瘣。
これにはたまらず「や、やめろー!」とばかりに飛信隊が恐怖を忘れて龐煖に飛び掛かります。すると龐煖は戦闘態勢に入る為、羌瘣をモノを放り投げるように空高く投げました。
あぶない羌瘣!しかし、ボロゾーキンのようになった羌瘣を大きな胸で受け止めた漢がいます。
これ以上ない程に満面に怒りを滾らせた、飛信隊隊長の信です。
煽り:信を救う為に一途な気持ちで最凶の武神に挑んだ羌瘣、それに対し、相変わらず一片の人間の感情など持たずに、羌瘣を堕落した神と吐き捨て、無用な苦痛を与えボロゾーキンのように投げ捨てた龐煖。怒れ信!「お前はこの世にいちゃなんねぇ人間だ」とばかりに人間の愛を冒涜する狂える武神の命を絶つのだ。以下622号を待て!
キングダム622話大予想
こんな風に書くと、また、この程度の事は誰でも予想できたわwwと突っ込む読者がいると思うのですが面白いので構わず書きます。ま、以前の予想通りでござる。羌瘣が出来る限り善戦し、それで最期は龐煖にボロゾーキンにされて信が登場という流れですね。
どうして、ボロゾーキンになるのかというと、疲労してまともに戦えない信の闘争心に火をつけるのには、一番怒りが分かりやすいからです。
羌瘣が余力を残して信とチェンジはあり得ないと思っていました。
去亥の兄貴が死んだのも、10%くらいはあると思いますが、残りの90%の怒りは羌瘣を無残にボコられた事でしょう。
ここで、また豪快に外すのを覚悟で予想すると、信が龐煖を怒りで瞬殺ですかね。
さすがに、この鬼畜ぶりでは龐煖は目が覚めないような気がしますし、ずっと魔法使いのままで終るのではないでしょうか?
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