こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
この記事の目次
キングダム最新635話ネタバレ予想「リターンマッチ」
史実で李牧が初めて出てくるのは紀元前234年であり、キングダム時間でも二年後です。そこで、李牧は桓騎を打ち破るので、そこをドラマチックにするために、王翦や桓騎と因縁を結んでいるわけです。
ここで不完全燃焼な手打ちをするのは、来るべき史実のバトルに備えての事であり、濃密な人間模様を背景に漫画をより面白くするための伏線でしょう。信としては、目の前で、王翦と李牧が交渉して、王騎の仇に逃げられるわけですから忸怩たる思いでしょうが、それも大人の世界の駆け引きという事で仕方ないでしょう。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
まあ、これはビジネスでもある事だと思いますが李牧は戦略的な撤退を考えるでしょう。思い切って譲歩して諸々を立て直す、それまではライバル社にシェアを明け渡して、隠忍自重するわけです。
趙に李牧以上の名将がいれば、ここで李牧が戦死して時間を稼ぐのも無益ではないでしょうが現時点では望み薄ですし、オフ王に疎まれている太子嘉も守らないといけません。
長い目で見れば、趙に取っては李牧が生き残る事が最優先の国益ですから、すぐに取り返す見込みがない鄴も閼与もくれてやればいいのです。いつか取り返すと牙を研ぎながら・・・
参考文献:キングダムコミックス
関連記事:キングダム休載SPvol3「李牧を誅殺に追い込んだのは自然災害」
関連記事:キングダム休載SPvol2「項燕大将軍の息子項梁の贋金ビジネス」