キングダム635話ネタバレ予想vol2「キングダム不幸なキャラワースト6」


 

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キングダム不幸なキャラワースト6(1P目)

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム635話ネタバレ予想不幸2位:秦への怨念で人生狂う万極

 

万極(まんごく)は、キングダムキャラでも最強の怨念を背負うキャラです。

 

春秋戦国時代の白起、デビュー戦から大殺戮

 

彼は、長平の戦いで秦の名将白起(はくき)に穴埋めされ殺された40万人の趙人の生き残りであり、その編成した部隊も、生き埋めになった趙兵の遺児や遺族という恨みを恨みで煮込んだような部隊です。

 

その恨みの強さはビジュアルで見える程であり、信も翻弄される程でした。ただ、恨みは所詮恨みなので、いくら秦人を殺しても犯しても恨みが晴れる事もなく、いい年なのに家族もいないようで、恨みのせいで精神にまで異常を来す事態に陥っていました。

 

万極は、合従軍編で信と対決して倒されるときに、信が二度と長平のような悲劇は起こさせねえと誓った事で恨みから解放され、正気に戻った穏やかな顔であの世に行きました。最後には救いがありましたが、もう少し早めに恨みから解放されていればねえ・・・

 

キングダム635話ネタバレ予想不幸1位:人生を誤り殺人鬼として逝く龐煖

ホウ煖(龐煖)

 

キングダムの登場キャラクターでぶっちぎりの不幸なキャラは龐煖(ほうけん)です。彼は元々、ヒーラーとして人々を救っていた若い夫婦の間に生まれた赤ん坊でした。しかし、幼い頃に、求道者(ぐどうしゃ)という狂信的な男に両親を殺害されて拉致(らち)され、人類を争いから救う為に、霊的に人間を超越する武神にならないといけないという歪んだ教育を擦りこまれて成長し、己も求道者になります。

 

その行動原理は、強者を見つけては殺し己の強さを天に見せつけ、さあ、天よアセンションを起こして人類を進歩させ救ってくれと祈るというカルト全開のヤバイものです。

 

羌瘣

 

その後、龐煖は、王騎、麃公(ひょうこう)、信、羌瘣(きょうかい)と激闘を繰りひろげるも、人は神になる事はできないという単純な事実を認識できず、己の犯した事が、ただの自己満足の大量殺人であると気づけないまま、信の一撃で孤独で無残な人生に幕を下ろしました。

 

人に災厄をまき散らし、自分もまた善意で災厄に嵌りこんでいるという最悪の人物で、あらゆる意味で不幸そのものの存在で、何一つ救われませんでした。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

不幸においては龐煖にかなうキングダムキャラはいませんね。飛信隊や王騎を殺戮したせいで、読者にも人気は皆無でしたし、主人公信にとって師でもある王騎の仇という重い役どころでしたが、微妙な最期に終始しました。

 

参考文献:キングダムコミックス

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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