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この記事の目次
キングダム636話ネタバレ予想vol3王翦、李牧に野望を砕かれる
王翦の手下として、趙を追い詰めていく桓騎はとうとう邯鄲にまで迫ります。邯鄲を落とせば、王翦はそのまま独立を宣言して七国の一角を占め桓騎は副王になります。もちろん、桓騎も、そのまま王翦のコマになる気はなく、邯鄲を落とせば王翦に引き渡さずに自分も王になろうと狙います。
しかし、それは逆効果で一度は雁門に閉じ込められた李牧を引きずり出す事になりました。結果として桓騎は李牧に大敗して、殺されるか行方不明になるかし、王翦も李牧に鄴を奪われてしまうのです。
ここにおいて、桓騎は王になり、己が恨む全てのモノの上に立つという野望を砕かれ、王翦も桓騎を利用して趙を乗っ取る形で王になるという野望を一旦は断念するという形になります。
キングダム636話ネタバレ予想vol3 挫折から甦る王翦
一度は李牧に鄴を奪われた王翦ですが、再度兵を興して鄴を奪い返します。
紀元前232年、大いに兵を興す。一軍は鄴に至り、一軍は太原に至り狼孟を取る。地動く。
秦始皇本紀には上記のようにあり、一度は奪われた鄴を取り戻したとも取れる書き方をしています。誰が鄴にまで至ったか将軍名は書かれていないので、これが王翦であっても問題ではありません。こうして王翦は挫折から甦るのです。ただ、二度目の奪還では、鄴の城主となる事は秦王政の警戒にあい、失敗する事になるのではないかと思います。
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