キングダム636話ネタバレ予想vol3「王翦は鄴に居座り王になる」

2020年3月25日

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kawauso編集長(石原 昌光)

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kawauso編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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王翦

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム王翦(おうせん)は激闘の末に(ぎょう)を陥落させましたが、この後、鄴はどうなるのでしょうか?

kawausoの予想では、鄴には王翦が居座り、徐々に独立志向を強めて王国化していくのではないかと予想します。

 

キングダム636話ネタバレ予想vol3昌平君への頼み1:鄴をくれ

王翦

 

鄴は、非常に防衛力が高い城である上に洛陽から燕を結ぶ経済の大動脈です。秦は紀元前236年に鄴を攻め落としてから、一度も鄴を奪い返されていませんので、それだけ需要なポイントで大軍で守っていたのでしょう。

それだけのポイントなら秦も死守したいでしょうが、そんな重要拠点なら王になる野心を持っている王翦だって欲しいと思うでしょう。(ひるが)って考えてみると、鄴攻めの前に王翦が昌平君に頼んだ頼みとは、「別に大将軍にしなくていいから鄴を俺に守らせてくんない?」ではないでしょうか。

全くのこじつけですが、田里弥(でんりみ)も、「安心しろ、いずれ秦の領土となる地だ。考え無しの愚行はおかさぬ」と言いましたがそれも、鄴は秦の領地になり王翦様が城主として統治する、そして、ゆくゆくは鄴を拠点に独立し天下を窺う勢力になるという伏線というわけです。

洛陽城

 

鄴は太行山脈を背に多くの馬を得られ、全面は大河が天然の濠となり、北は湿地で砦を築きにくいという守るのに有利な土地でした。

 

曹操にコテンパにされる袁紹

 

キングダムの400年後に魏の曹操(そうそう)がライバルの袁紹(えんしょう)から奪い、死ぬまで本拠地とした土地でもあります。王翦がここを拠点にする事を目論むのもあり得なくもないでしょう。

 

キングダム636話ネタバレ予想vol3昌平君への頼み2:桓騎をくれ

桓騎

 

ただ、鄴を得ても、王翦自ら趙を切り取るわけにもいきません。もちろん、倉央(そうおう)や田里弥のような部下を動かす方法もありますが、実力抜群で野心も高い桓騎を部下にして、切り取り次第、趙の領地は全て与えると言った方が加速度的に趙を追い詰める事が出来るのでしょう。

 

昌平君

 

そこで、王翦の昌平君への頼みとしては、「桓騎を大将軍にして、そのまま俺の配下に入れてくんない?」だと思います。昌平君としては、少なくとも趙を倒すまでは、王翦の力は必要ですし、王翦以外に李牧と渡り合える人材はいないので渋々、秦王政もOKを出したのです。

 

キングダム636話ネタバレ予想vol3王翦の配下として暴れ回る桓騎

桓騎 キングダム

 

桓騎を王翦の配下にして、縦横無尽に活躍させたとすると、史実の部分で以下の部分を担う事になります。

幕末 魏呉蜀 書物

 

紀元前234年、趙の平陽を攻めて、敵将扈輒を殺し首を斬ること10万であった。

紀元前233年、再び趙を攻めて、平陽と武城を平定した。

 

王翦は、どのようにして桓騎のモチベーションを高めるのでしょうか?

 

財宝も女もあるでしょうが、王翦が独立を果たした暁には副王にするとでも約束するのかも知れません。

 

確か、桓騎軍の最古参の砂鬼一家の一人が、桓騎の心の中にあるのは、あらゆるものに対する怒りとか何とか言っていました。桓騎の怒りは理不尽な世の中に向けられたものであるのなら、全ての人間の上に立ち、それを見返すのも復讐の仕方でしょう。

 

罠を仕掛ける王翦

 

王翦は桓騎の腹の中の憎悪を逆手に取り、王になりたいという己の野望を叶える道具として使うという事です。

キングダム636話ネタバレ予想vol3王翦、李牧に野望を砕かれる

李牧

 

王翦の手下として、趙を追い詰めていく桓騎はとうとう邯鄲にまで迫ります。邯鄲を落とせば、王翦はそのまま独立を宣言して七国の一角を占め桓騎は副王になります。もちろん、桓騎も、そのまま王翦のコマになる気はなく、邯鄲を落とせば王翦に引き渡さずに自分も王になろうと狙います。

敗北し倒れている兵士達a(モブ)

 

しかし、それは逆効果で一度は雁門(がんもん)に閉じ込められた李牧を引きずり出す事になりました。結果として桓騎は李牧に大敗して、殺されるか行方不明になるかし、王翦も李牧に鄴を奪われてしまうのです。

 

ここにおいて、桓騎は王になり、己が恨む全てのモノの上に立つという野望を砕かれ、王翦も桓騎を利用して趙を乗っ取る形で王になるという野望を一旦は断念するという形になります。

 

キングダム636話ネタバレ予想vol3 挫折から甦る王翦

馬で高速移動する王翦

 

一度は李牧に鄴を奪われた王翦ですが、再度兵を興して鄴を奪い返します。

 

紀元前232年、大いに兵を興す。一軍は鄴に至り、一軍は太原に至り狼孟を取る。地動く。

 

秦始皇本紀には上記のようにあり、一度は奪われた鄴を取り戻したとも取れる書き方をしています。誰が鄴にまで至ったか将軍名は書かれていないので、これが王翦であっても問題ではありません。こうして王翦は挫折から甦るのです。ただ、二度目の奪還では、鄴の城主となる事は秦王政の警戒にあい、失敗する事になるのではないかと思います。

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

王翦が王になろうとしているという噂は、本当に活用される伏線なのか?

 

少なくとも有能な人材とみるや、敵でも部下としてスカウトする貪欲さには、強い野心が見て取れますし、バカな王には仕えるだけ空しいという李牧へのセリフも、自らが王に相応しいという自負にも見えます。なので、鄴の城主に収まり、いよいよ王に向かう野心を隠さなくなる王翦も見てみたいではありますね。

 

参考文献:秦始皇本紀

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。「はじめての三国志」編集長。三国志・中国史を中心に、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を執筆・編集し、当サイトでは4,000本以上の記事を担当。三国志は正史から入ったため、演義を書くときのほうが神経を使うという天邪鬼。故郷・沖縄の歴史に関する勉強会の開催や、ラジオパーソナリティとしての活動も行う。

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