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麒麟がくる第11話 感想あらすじ「将軍の涙」麒麟が来た

2020年3月30日


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将軍の涙(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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麒麟がくる第11話感想あらすじ「父を殺せるか?」

土岐頼芸

 

土岐頼芸(ときよりのり)は、二人の若武者の来訪を心より喜んでいるという顔をします。しかし、十兵衛が織田と今川の和議の為に将軍家に黄金10枚と書状を書いてくれと頼むと黄金10枚という大金に驚きます。

 

「利政はどうした?あやつは金を出さんのか?」

 

高政「利政は吝嗇(けち)です、元は油売りの成り上がり者ですので・・」

苦々しそうに高政が答えます。

 

「しかしのォ、利政は、わしに代わり美濃の守護になろうと考えておると聞いたぞ、、そんな男の為に、わしが金をださねばならんか?のう高政・・」

 

徳利の酒を三方にドボドボ零しながら高政を見下ろす頼芸

 

「その時には、、私が頼芸様をお守りします」

 

「利政を殺せるか?」

 

無言で頷く高政、、それをえらいものを見てしまったと顔色を青ざめさせる十兵衛

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

頼芸は高政の答えに満足し、手紙と黄金10枚を十兵衛に手渡しました。十兵衛、これで高政に大きな借りを作ってしまいます。

 

麒麟がくる第11話感想あらすじ「将軍の涙」

戦国時代の合戦シーン(兵士モブ用)

 

京都に出発する十兵衛ですが、その頃、京では細川晴元(ほそかわはるもと)三好長慶(みよしながよし)の間で争いが起こり、遂に長慶が実力で細川晴元を追放、晴元に近い足利義輝(あしかがよしてる)も逃げ出して近江へ逃れます。そこで十兵衛は近江に向かおうとしますが、途中の宿で近江との国境は三好の軍勢が警備していて、とてもいけないと聞かされます。

足軽a-モブ

 

焦る十兵衛ですが、そこで声を掛けてきたのが細川藤孝(ほそかわふじたか)でした。

「織田と今川の戦いを止める為に公方様にお会いしたい」

藤孝は十兵衛の頼みを聞き秘密の通り道を使い、朽木に潜伏していた義輝の仮御所へと十兵衛を案内します。

京都御所

 

義輝は十兵衛の顔を覚えていました。それだけではなく、将軍がしっかりしていなければ国を平らかに治める事は出来ないという十兵衛の言葉に励まされてきたと言いました。さらに義輝は亡き父の言葉を思い出します。

麒麟を求める農民たち

 

「亡き父はよく申していた。将軍は強く聡明であらねばならぬと穏やかな世を作れる者だけが連れて来られるという麒麟という不思議な生き物がいる。強く聡明な支配者だけが麒麟を連れてくる事が出来ると言う、それを自分はまだ、連れてくる事が出来ぬ」

 

義輝は「無念じゃ」と涙を流しました。

 

一緒になって無念の顔をする藤孝や藤英や奉公衆、ナイスコンビネーションです。義輝は十兵衛の願いを聞き入れ、今川と織田に和睦を求める調停書を書いて与えました。

足利義輝

 

「麒麟は遠いのぅ」

 

十兵衛は義輝の言葉を胸に美濃に帰っていくのでした。

 

麒麟がきたライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

今回の十兵衛も、尾張に行ったり京都や近江に足を伸ばすなど人のお使いで大忙しです。でも、その甲斐あり、どこを動かせば目的に辿り着けるかという勘がよくなり、これで、増々利政や信長のお使いとして活躍するでしょう、、あれ?

 

前回記事:麒麟がくる第10話 感想あらすじ「ひとりぼっちの若君」麒麟がきた

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麒麟がくる

 

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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