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この記事の目次
麒麟がくる第12話 感想あらすじ「斎藤利政暗殺計画」
同じ頃、美濃では土岐頼芸から斎藤利政に鷹が送られていました。なかなか譲ってくれなかった鷹を頼芸から譲られた鷹に利政は珍しくご満悦ですが、この鷹が急に飛び上がり利政を襲います。回避した利政ですが、近習が鷹の爪に腕を掴まれると急に胸を抑えて倒れ込みました。
鷹の爪には毒が塗られていたのです。頼芸が利政暗殺を狙ったのでした。利政は怒り心頭、美濃の国衆を集めて頼芸と一戦も辞さないと命じ、頼芸と連絡を取るものは斬り殺すと断じます。
「それに反対する者は、今、この場から立ち去れ」
普段は不満ブーブーの国衆ですが、怒った利政に気後れして何も言えません。しかし高政だけは冷ややかな顔で、わしは土岐頼芸様に味方すると十兵衛に言い、「お前もわしに協力し利政を討て」と言い出します。
麒麟がくる第12話 感想あらすじ「信秀のあがり」
東庵と駒は、尾張に入ると、駒は那古野城、東庵は末盛城に向かいます。那古野城では、帰蝶が駒の来訪を喜び、同時に十兵衛が嫁をもらったと近況を報告しました。十兵衛の嫁をいびるのが楽しみだと前向きな帰蝶に対し、駒は少なからず衝撃を受けます。一方で帰蝶は生母の小見の方が病気で死んだと告げました。
「動かないようで、時は動いているのじゃな」
同じ頃、末盛城についた東庵は信秀に面会しました。ところが上段に座る信秀の目に生気がありません。そして右手に握っていたサイコロが信秀から零れ落ちました。
東庵は「・・・・先にあがられたのですな」と寂しそうに言いました。
尾張に波瀾を残したまま、織田信秀が人生の幕を閉じたのです。
麒麟がきたライターkawausoの独り言
麒麟がくるの初期のリーダーだった織田信秀が病死しました。信秀が本当に帰蝶に後継者は信長と言ったのか、そこは帰蝶の創作なのか?あるいは帰蝶の立場を思い、信秀が心にもない事を言ったのかは分かりません。
しかし、信秀の優しさは信長に届き彼の自信になるでしょう。尾張の虎父子は、ギリギリで心を通わせたと言えます。一方で、実の父を討つと平然と言ってしまう斎藤高政と斎藤利政のマムシの父子は、相互に向き合えないまま破局に突き進んでいるようです。腹を割って話せれば分かり合えない程、高政は愚鈍ではないと思うのですが、、
参考文献:NHK大河ドラマ麒麟がくる完全テレビガイド(前編)
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