麒麟がくる第13話 感想あらすじ「帰蝶のはかりごと」麒麟がきた


 

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麒麟にまたがる織田信長

 

めでたく夫婦となった十兵衛と熙子(ひろこ)、しかし、一難去ってまた一難、今度は綾鷹(あやたか)に殺害されかけた斎藤利政(さいとうとしまさ)土岐頼芸(ときよりなり)と戦だと息巻きます。しかし、美濃の国衆は利政の強引な手法に「ちっ、生き延びやがった」と舌打ちしている者も多いのです。

 

十兵衛は、高政にも和睦の件で借りがあり、利政にも一族を重用された恩義があり、またしても板挟みです。では、今回も行ってみましょう、麒麟がキタターーーーーーー!!

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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麒麟が来る第13話 感想あらすじ「十兵衛マムシに直訴」

煕子(明智光秀の妻)

 

新婚の十兵衛ですが、新妻の熙子そっちのけで歩き回り考え事です。熙子は不安ですが、母の於牧(おまき)薙刀(なぎなた)の訓練をしながら慣れたもので、「3日間様子を見てから考えましょう」と動じません。やがて、意を決した十兵衛は鉄砲の事で話があるといい稲葉山城へ向かいます。

ドケチな斎藤道三

 

「なんだ?銭がかかる話なら、一切聞かんぞ!」

 

開口一番、不機嫌に十兵衛に釘を刺す利政、よほど十兵衛を(たか)り屋と思っているようです。

明智光秀(麒麟がくる)

 

十兵衛は、鉄砲の話とはウソで御座います、本当は頼芸(よりのり)様との戦を思い止まって頂きたく参上しましたと言い、もし戦になれば、国衆は二つに分かれて戦い、どちらが勝っても遺恨(いこん)しか残らないと力説します。

 

利政「十兵衛、お主、わしが嫌いか?」

十兵衛「好きとか嫌いとか、そういう話ではありません」

利政「正直に申せ、わしが嫌いか?」

十兵衛「どちらかと言えば嫌いでございます!」

 

軍議(日本史)モブb

 

ちょっとショックらしい利政、いや、そりゃそうでしょうよ、、敵地の尾張に何度潜入したか!この父娘のむちゃぶりで、しかも高政はドケチで、少しでもお金が掛かると途端に非協力的になるし、でも、ここから十兵衛はフォロー全開。

テレビを視聴するkawauso編集長

 

されど御屋形様には鉄砲の為に見聞を広めてもらった恩義も、明智の者を重用して頂いた恩義もあります。そんな恩義がある御屋形様に弓は引けないし、だからと言って高政や国衆と殺し合いもしたくないと十兵衛は涙を落とします。

悪い顔をする斎藤道三

 

十兵衛の涙は少なからずマムーの心を打ったようです。人を裏切り続けた利政には、本当の涙とウソの涙が分かります。そうブチャラティのように、そこで利政は面倒くさそうに、頼芸と戦うつもりはなく穏便に美濃(みの)を出てもらうつもりだと打ち明けます。

利政としては、織田信秀が死に、東の今川の脅威がある今、土岐氏の権威ではなく国衆も自分の足で立つ必要がある。しかし、全員ぶったるんでいるので、派手なパフォーマンスで(かつ)を入れたまでとの事のようです。

火縄銃を撃つ侍(鉄砲)

 

さらに利政は、京都で鉄砲を多用した戦いが起きている事を知っており、美濃でも防御用に30名の鉄砲衆を組織し、十兵衛に訓練を頼みたいと言い出しました。パワハラ上司と言われつつも、本当に自分を慕う相手には優しさも見せる利政でした。

 

麒麟がくる第13話 感想あらすじ「ザ!ゴッドファーザー」

土岐頼芸

 

その頃、土岐頼芸の屋敷では大異変が起きていました。頼芸が丹精込めて可愛がっていた鷹二十羽が利政の手で全て斬殺されたのです。その光景を見た頼芸は、鷹小屋に座り込み、愛鷹の名を叫んで恐ろしさに震えました。

 

ここに、斎藤高政が登場し「ご安心を土岐様は私と国衆が必ずお守りし、マムシの首を」と啖呵(たんか)を切るものの頼芸は鷹を殺され恐怖で錯乱状態で戦意はありません。

斎藤義龍(麒麟がくる)

 

「誰かァ、馬をひけィ!馬じゃ、、わしは館を出る、いや、その前に(かわや)じゃー」と

醜態(しゅうたい)をさらし、縁戚の近江の六角氏を頼り逃げていきます。国衆と高政は土岐頼芸の置いてけぼりを食ったのです。

 

麒麟がきた

 

麒麟が来る第13回 感想あらすじ「油売りの子」

斎藤道三に対して不満を抱く息子の斎藤義龍

 

梯子(はしご)を外された高政の怒りは父、利政に向かいます。

「父上ーーー!」

うなるように怒鳴り利政の屋敷に入るとマムシは高政の母、深芳野(みよしの)とイチャイチャの途中、己が恨んでいるマムシに可愛がられ女の顔をのぞかせる母に、高政の苛立(いらだ)ちは高まります。

京都御所

 

「頼芸様は近江の六角氏に逃げたそうじゃ、置いてけぼりか・・哀れな忠義者よのゥ」

 

「貴様が追い出したのだろうが!」

思わず口走る高政ですが、マムシはギロりと睨みつけ、貴様?言葉は刃物ぞ、使い方に気を付けよとピシャリ

鎧兜姿の斎藤道三

 

高政は、落胆し実の父を失ったと憤懣(ふんまん)やるかたないようですが、利政はそれを挑発します。

「何を言う?お前の父は目の前にいる、、マムシと陰口を叩かれる、卑しい油売りのワシがお前の父だ」

 

深芳野の髪を撫でながら挑発するように言う利政に、違う!私の父は土岐頼芸(ときよりのり)様だ、私には土岐家の血が流れていると再び怒り出す高政、それに対し深芳野は、なんてこと言うの!お父さんに謝りなさい!謝れと高政を抑えつけます。

ああ、昭和のドロドロ系のホームドラマのよう、赤い○○デスカww

kawauso

 

「そろそろ家督(かとく)を譲ろうと考えていたが、まだまだそうもいかんのぅ」

 

利政は、高政を(にら)みつけ部屋を出て行きました。

マムシのいいなりの母への嫌悪、父と慕った頼芸に逃げられた哀しみ、高政の狂気の純粋さは鬱屈(うっくつ)を強めていきます。

恐らく高政も初代の道三にこんな風に育てられたんでしょう。悔しかったら強くなって実力で父を超えよと、でもボンボンの高政は、厳しさより愛情が欲しかった、、それがマムシには分からない、承認欲求がない生まれながらの強者だからです。

 

麒麟がくる第十三回 感想あらすじ「藤吉郎ウキッと登場」

望月東庵(麒麟がくる)

 

同じ頃、帰蝶の頼みで尾張に向かった東庵は、信秀が死去していた事で美濃には向かわず駿河(するが)に向かっていました。本当は駒の頼みで美濃に向かう予定でしたが、十兵衛が結婚した事を知った駒はショックで美濃へ足が遠のいたのです。

 

その為に、急遽予定を切り替えて、一緒にするがに向かったのです。

駒(麒麟がくる)

 

この途中、大きな荷物を背負った汚い身なりの若い男が駒に近づき、ボロボロの書物の一文を読んでくれと言ってきます。

「字が読めないとこれからは出世できないと聞いたのでの、わしゃあ、一生懸命字を覚えているんじゃあ」男の読んでいたのは徒然草(つれづれぐさ)で、駒が読み上げるとホウホウと納得しました。

豊臣秀吉 戦国時代2

 

藤吉郎「おみゃあさんは、いつから字が読めるんじゃ?」

 

女子の駒が文字を読めることに、藤吉郎は驚きます。

 

駒「生まれた時から1人で歩き、経を読みました」

 

あまり、関わりたくないのか、とぼけた事をいうお駒さん。

 

「わしは藤吉郎(とうきちろう)、尾張は織田信秀が死んで、うつけの殿さまが立つそうじゃ、これからは今川義元の時代じゃ!これからワシは、今川家に仕えて立身出世するぞ」

今川義元

 

藤吉郎は、器用に木登りして高らかに笑いました。この藤吉郎こそ、後の天下人豊臣秀吉です。

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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