広告

キングダム641話ネタバレ予想「いよいよ論功行賞!信は大将軍になる?」


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

炎上する城a(モブ)

 

キングダム640話では、列尾(れつび)を死守して(ぎょう)を兵糧攻めにしようと考えていた舜水樹(しゅんすいじゅ)やら、扈輒(こちょう)を無視してオフ王がオフリにオフリまくりまクリスティーで李牧(りぼく)の処刑命令を出し、さらに北軍の援軍派遣まで握りつぶした事で、列尾が孤立無援で鄴の亜光(あこう)(とう)の軍勢に挟み撃ちにされる事が確定します。

 

それにより扈輒は「王はクソ」と吐き捨て、趙の南半分から全軍を邯鄲(かんたん)に向けて撤退させこれにより秦の勝利は完全確定、飛信隊も咸陽に帰りました。という事は論功行賞(ろんこうこうしょう)が発生するという事ですが、今回、信は大将軍になれるでしょうか?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



キングダム641話ネタバレ予想「新六大将軍の空きは少ない」

洛陽城

 

蒙武(もうぶ)の提言から始まった新六大将軍は、すでに言い出しっぺの蒙武、さらに騰の2名の席が埋まっていて、残りは4席という事になります。それなら余裕で信は入りそうではありますが、その前に今回の戦争の功労者である、総大将、王翦(おうせん)橑陽(りょうよう)を落とした楊端和(ようたんわ)(ぎょう)を落とした桓騎(かんき)をどう扱うか?という問題が出てきます。

真っ二つにされる魏続(ぎぞく)兵士

 

信は、岳嬰(がくえい)趙峩龍(ちょうがりゅう)龐煖(ほうけん)を斬りましたが、戦略的に見てもそれは局地的な勝利であり、鄴を落とすという大功を挙げた桓騎を上回るかというと厳しいです。

 

では、橑陽を落として、舜水樹と公孫龍の軍勢が朱海平原に合流するのを回避した楊端和の手柄と信を比較するとどうか?となると、これも戦略的には楊端和の功績が上になります。

 

ここから考えると、今回の大将軍任命者は、王翦、楊端和、桓騎の3名となり、これにより新六大将軍は5名まで定員が埋まると考えます。

 

キングダム641話ネタバレ予想「信、蒙恬、王翦はトリオで昇進」

馬に乗って戦う飛信隊の信

 

そうなると、最後の六枠が空いているじゃないか?そこに信を入れたらいいんじゃないの?このような疑問を持つ方が当然でるでしょう。でも、そうなると王賁(おうほん)蒙恬(もうてん)という秦の同期の将軍たちと比較して、信が完全に抜きんでてしまうのではないでしょうか?

信の飛信隊が大きくなる

 

十歩譲って、蒙恬、或いは、王賁が六大将軍に昇進という事なら、下僕出身の信が天下の大将軍という夢をモチベーションにのし上がるという漫画の構図は維持できますが、逆に、信がエリートの二人を差し置いて大将軍では、今後のモチベーションに関わります。

 

天下の大将軍になってしまった信は、今度は何に情熱を注げばいいのか?さっさと羌瘣にプロポーズしてウヒョに励み、父になり戦場と自宅を往復するマイホーム大将軍でしょうか?ちょーっと夢がなくなる気がします。

飛信隊の信と羌瘣はラブラブ

 

折角の、デコボコ3人トリオなんですから、もうしばらく切磋琢磨(せっさたくま)させ六大将軍昇進は、大体同時というのが漫画としての落としどころでしょう。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム641話ネタバレ予想「史実的にも信の六大将軍はまだ早い!」

内容に納得がいかないkawauso様

 

もうひとつは、史実的にも信の六大将軍昇進は早すぎるような気がするんですよね。

 

史実上の李信の大きな手柄は、紀元前226年に始皇帝に暗殺者の荊軻(けいか)を送り込んだ燕の太子丹の首を挙げた事で、その翌年には楚攻略の大任を受けて、蒙恬と二十万の大軍を率いて楚を攻めるわけですから、このクライマックスに向けて大将軍になると考えると、大将軍昇進は10年早いような気がするんです。

逃げる秦王政を追いかける荊軻

 

秦王政の夢は中華統一ですが、信の夢は天下の大将軍です。大将軍に序列があるなら、一番下から上を目指すもありですが、どうも六大将軍は全員対等のようですし、史実から見ても大将軍はまだ早いでしょう。

【次のページに続きます】

 

次のページへ >

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-キングダムのネタバレ考察
-