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この記事の目次
キングダム641話ネタバレ予想vol2「暗殺に参加したメンツは消される問題」
でも、舜水樹が仮にオフ王の人生をOFFらせた場合、クーデターが上手く行こうと失敗しようと、どの道、処刑は免れないような気がします。いかにバカ王でも、それを殺すというのは、王権に対する重大な挑戦に他ならないからです。白ナスはガッカリさせる点が多く、第二の「万能」の公孫龍になるのかと考えられなくもないですが、ここで処刑されるというのは、やはりもったないです。
キングダム641話ネタバレ予想vol2「史実との矛盾」
仮にオフ王を、舜水樹なり扈輒が暗殺できたとしても、史実の縛りで次の王は暗愚と名指しされた幽繆王です。この部分の整合性はどうつければいいのでしょうか?実は、扈輒は幽繆王の下で総大将として出陣し、桓騎と戦い殺害されるという経緯を辿っています。
それは、それとしても扈輒が暗愚な幽繆王を王と認めない限り、こんな事にはならないわけで、史実と漫画との矛盾はどう解消されるのか考える必要があります。
キングダム641話ネタバレ予想vol2「扈輒軍vs王都軍の危機」
そこで、ここからkawausoが今後の展開を考えてみましょう。
オフ王がいつものように大浴場で美少年とウヒョをしていると、扈輒が独断で列尾を放棄し全ての趙軍を北へ引き上げさせているという情報が入ります。
北軍を送り込もうともしなかったオフ王ですが、この扈輒の態度を敵前逃亡と決めつけ、帰還次第官職を剥ぎ取り、李牧共々処刑せよと命じました。その命令を受けて、王都軍の使者が扈輒の出頭を命じますが、それが扈輒を逮捕せよという命令だと知ると、怒り心頭、警告を無視して邯鄲に突き進みます。
あわや、趙で内戦勃発かと思った時、オフ王が風呂場で急死しました。元々、オフ王は病弱で、いつ死ぬとも知れない自分の人生を儚んで自暴自棄に生きているので、その死は格別、以外でもありませんでした。
キングダム641話ネタバレ予想vol2「幽繆王即位と李牧の助命を交換条件」
直後、牢獄の李牧の前に郭開が出現しました。
「この夜中に処刑ですか?」と李牧が憎まれ口を叩くと郭開は「いや、李牧殿と取引がしたい」と持ち掛けてきます。
郭開は、実は、今しがた王が死去した。すでに、公子遷を即位させる準備は済ませているが、我々には人望がなく、趙の混乱は避けられないので、李牧に幽繆王の後見になってほしいというのです。
断るのであれば、李牧の首をはねた上で、邯鄲の郊外で王都軍とにらみ合う舜水樹や扈輒の軍勢を秒殺するし、公子嘉の身の安全も保障しかねると郭開は不敵に笑いました。
李牧が私に利益はあるのか?と聞くと、鄴での大敗の責任を幽繆王即位の大赦で不問にし、雁門に引き籠る事だと郭開は言いました。暗愚な幽繆王と郭開に利用される事には忸怩たる思いがありますが、拒否すれば自分は処刑されるうえに趙は内乱状態、これで得をするのは、趙の征服を狙う秦だけなので、李牧は渋々受け入れます。
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