こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム641話ネタバレ「我呂が不吉な事を言う・・」
宴会の途中、信は「3日後に王宮に呼ばれている」と打ち明けます。その言葉に飛信隊は色めきたちます。王宮に呼ばれるという事は将軍昇進の話なんじゃないかと言うのです。
そりゃありえる！隊長は岳嬰、趙峩龍、そして龐煖まで討ったんだからと大盛り上がりの隊員。一番古いつきあいの尾平は、まだ決まってもないうちから号泣しています。ところがここで、完全に酒が回って、酒乱モードに入っている我呂が意義を唱えます。
「いーやちょっとまて、そういうのは論功の時でいーはずだ。
王翦、桓騎、楊端和将軍がまだ帰還してないから、論功はもうちょっと先
それなのに、わざわざ呼ばれるってことは、これは逆かもしれねえ」
我呂はずーっと言わなかったが俺は下僕あがりの将軍なんて聞いた事がねえ、将軍には身分や家柄みたいなのが必要で、それがないから実力があってもずっと五千人将みたいなのもいるだろう？と言い多分、武功は十分だが将軍にはしてやれねえって悪い話だと断言します。
飛信隊のメンバーは怒ります、でも、言われてみればという顔で不安そうですが、信はあまり気にしてないようです。
キングダム641話ネタバレ「姓をつけろ」
3日後、信と河了貂は王宮に上りました。そこには、政と昌文君がいます。久しぶりの再会で3人は、一気に初めて出会った頃に戻りました。そこで、政は信に将軍になるには問題があると切り出します。
ちょっと待てよ、そりゃあないだろ政、意外な話に政に食って掛かる信。しかし、政の言う問題とは、我呂が言うような深刻な問題ではなく、つまりは信に姓がない事が不都合だと言います。
「さすがに変であろう？将軍になるのに信だけとは、なんとなく」
な、なんとなくとはスゴイ理由です。そこで、秦王政は、信に姓を与えるから、この場で考えろと言い出します。なんでも思いついたものでいいと言われた信は、じゃあ、嬴と秦王政の姓を付けようとして昌文君に怒られます。
でも、無学な信に難しい事を考えさせるのは無理で、結局政につけてくれと丸投げしますが、政も思いつきません。
キングダム641話ネタバレ「漂の姓を信もつける」
どうするんだよ、そんなんじゃあ、俺は将軍になれねえ！イライラする信を落ち着かせつつ、政は、以前もこんな事で揉めたと昌文君に言います。随分昔、漂を秦の王宮に呼んで政の影武者にしようとしたときにも、同じく孤児の漂にも姓がなかったのです。そこで漂は考えた挙句に、その時、政が食べていた果物に目を付けました。それは、すももで中国語では李と言います。
漂はじゃあ、それでいいとして李漂と名乗ったのです。その話を聞いた信は、じゃあ俺も李でいい、俺は漂と一緒に天下の大将軍になるんだからと言い名前を李信と改めたのでした。
煽り：ここでナレーション、二千年以上も歴史に名を残す事になる名前の誕生だった。
というわけで、李信の李は李牧の李ではなく、すももの李だった事が判明した所でキングダム641話はおしまいでーす。
次回のキングダムは、新シリーズの為の準備で3週間お休みになり、6月頃に再開するようでーす。
【次のページに続きます】
