キングダム642話ネタバレ予想vol4「城の陥落数ランキングベスト12」

2020年5月14日


 

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炎上する城a(モブ)

 

大人気春秋戦国時代漫画『キングダム』において、常に議論になるのはキャラクターの中で誰が一番強いのかという話です。しかし強さといっても、それが単純に腕力比較という事にならないのも事実。そこで今回はキングダムの登場キャラが幾つ城を落としたかで、強さを指数化してみたいと思います。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム642話ネタバレ予想vol4「王翦:落城数15」

ビジネスライクな王翦

 

現在の所、秦国最強の将軍と呼べるのが王翦(おうせん)です。その陥落させた城の数を見てみると、閼与(あつよ)及び9つの城、及び(ぎょう)、趙の王都邯鄲(かんたん)、燕の王都(けい)、楚の(ちん)から平輿(へいよ)と数えられる分だけで、15をカウントできました。

 

※因みに、閼与から9城と鄴までは桓騎も楊端和も同行していますが総大将は王翦ですから王翦のカウントに入れます。

 

思ったよりは少ないですが、その中に鄴や邯鄲や薊のような六国の首都クラスが含まれているので、さすがは王翦と言っていいでしょう。

 

キングダム642話ネタバレ予想vol4「李牧:落城数2」

亡くなる李牧

 

現在、生命が風前の灯の李牧ですが、その落とした城の数は2とかなり少ないです。落としたと考えられるのは、燕の武遂(ぶすい)方城(ほうじょう)の2つで、さすがは、歴史家司馬遷(しばせん)が守戦の名将と評価しただけの事はあります。

 

しかし、一方で桓騎に攻められた宜安(ぎあん)赤麗(せきれい)を防衛し、その後、さらに番吾(ばんご)に攻めてきた秦軍を撃破した上に、それまでに秦に奪われた城を全て取り返したと史記にはありますから、落城は2つとはいえ、スゴイ名将とは言えるでしょう。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム642話ネタバレ予想vol4「桓騎:落城数2」

桓騎

 

今回の論功行賞で大将軍になるであろう桓騎の落城数は、趙の平陽(へいよう)武城(ぶじょう)の2つでした。漫画だともっと多く城を落としているイメージですが史実だとこんなものなんですね。その後、李牧と戦い撃破されたのは史実と同じです。

 

キングダム642話ネタバレ予想vol4「楊端和:落城数1」

艶麗な楊端和

 

キングダムのように女性ではないと思いますが、楊端和も実在の将軍で紀元前238年に、魏の衍氏(えんし)という城を陥落させたのが、史記の秦始皇本紀に登場します。

内容に納得がいかないkawauso様

 

紀元前229年に邯鄲を包囲するという記述がありますが、落としてはいないのでカウントは1です。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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