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緊張感が無さ過ぎて
さて、これらの話は信長公記にあるんですが、正直どうです?
なんか緊張感が乏しいんですよね、あまりにも兵蔵が優秀で、逆に暗殺者一行が底抜けに間抜けすぎて・・・
信長は暗殺も事前に見抜き、しかも寛大にも暗殺者を説教で許すスゴイ人だという太田牛一の信長ageが凄すぎて白々しく、正直あんま面白くない・・・。だからなのか、信長暗殺というと、元亀元年の朝倉攻めから帰る途中に杉谷善住坊が信長を狙撃して失敗した話しか描かれません。でも、今回の麒麟がくるは、この永禄2年の信長暗殺なので信長公記のアレが、どんな風にスリリングにアレンジされるか楽しみです。
戦国時代ライターkawausoの独り言
信長の暗殺者に対する態度は、京都で評価が二分されたそうです。ひとつは、「城主として似つかわしくない、落ち着きがなく軽はずみだ」という意見と、もうひとつは、「いや、今風の若者らしくていいんじゃない?」という肯定的な意見でした。
これが本当にあった事なのか分かりませんが、ホントならば信長という人の茶目っ気は相当なものですね。ちなみに今回活躍した丹羽兵蔵、その後、全く出てきません。
参考文献:現代語訳 信長公記 新人物文庫
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