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キングダム642話ネタバレ「第一等の特別功」レビュー考察

2020年6月4日


 

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馬に乗って戦う飛信隊の信

 

(ぎょう)攻め編の終了から丸々1カ月、長かった休載が終わっていよいよキングダム642話が発表されました。641話で、ややネタバレ気味になってましたが、今回の論功行賞でいよいよ李信(りしん)が将軍に昇進します。でも、共に戦った蒙恬(もうてん)は?王賁(おうほん)は、3人(そろ)って将軍昇格なるか?

 

kawausoさんのキングダムがキター!

あまり()らさないで行ってみましょうキングダムがキターーーーーー!!

※こちらの記事はキングダム642話のネタバレが含まれていますのでご注意下さい。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム642話ネタバレ「趙に移動する秦人の群れ」

洛陽城

 

鄴が陥落してから5カ月ほど後から、キングダムは再開します。漫画の冒頭では、大勢の秦の人民が東に向かって移動していくのが見えます。画面一杯に人、人、人、その人数の多さに秦の農民たちは動揺を隠せません。移動する人々は、趙に移民すれば年貢が一年免除になると聞いて遠路遥々旅をしています。

餓えた農民(水滸伝)

 

こうして秦は、趙の領地に大量の秦人を入植させて既成事実を造り、趙が領地を取り戻すのが難しくするように仕向けているのです。かつて魏の山陽を落として東郡を置いた時もやりましたが、今回はそれ以上の規模でした。

 

キングダム642話ネタバレ「河了貂 Meets蒙毅」

 

咸陽に戻って来た河了貂(かりょうてん)は軍師学校の同門の蒙毅(もうき)に再会します。すっかり大人になった二人ですが、人目につかない場所で愛を(ささや)くかと思いきや、トークの内容は秦国の東側についてでした。仕事熱心というか、それしか出来ないというか、遊び慣れた兄の蒙恬と違い蒙毅は仕事人間のようです。

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

さて、人口を新しい領地に移動させるのは、かつて魏から山陽を奪い東郡とした時と同じですが、当然、大量の人口が右も左も分からない他国に行くのですから混乱が生じます。この混乱を収拾する為に、牢獄から出された李斯が秦国の東部へ向かい、ここが秦の土地になる事を内外にPRしていました。

李斯

 

もちろん、領土の半分を失った趙は、屈辱を感じ焦りますが王翦が守っている上に、李牧を投獄されているので手も足も出ません。

河了貂は李牧がいない今が絶好の好機で、今こそ秦国はさらに趙の領内深く攻めるべきと発言します。

それに対し、昌平君も同じ事を考えていると蒙毅も言いました。

桓騎

 

これは、結果として桓騎を総大将とする事により実現します。扈輒(こちょう)を滅ぼした桓騎は勢いづいて邯鄲(かんたん)を窺うわけですが、それが李牧の釈放を招く結果となり、桓騎は討たれてしまうのです。ただ、これは史実の話でありキングダムではどうなるか分かりません。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム642話ネタバレ「いよいよ論功行賞」

信の飛信隊が大きくなる

 

蒙毅と河了貂の話もそこそこに、舞台は咸陽の王宮へと移ります。そう、いよいよ論功行賞(ろんこうこうしょう)が開始されたのです。論功行賞が始まる前の李信ですが、あんな大きな屋敷をつけたのに下僕時代と変わらない袖が破れた普段着をつけています。

内容に納得がいかないkawauso様

 

おいおい、そりゃあガチガチに緊張していた以前から考えれば、堂々たる風格と呼んで差支えありませんが、いくらなんでも普段着はないんじゃないか?王翦も王賁も蒙恬も摩論も、バジオウは、、普段通りだけど、それ以外はちゃんとよそ行きの服装をしているのに、、

 

本来なら昌文君が「李信!なんじゃ、そのみすぼらしい服は着替えんか!」と怒鳴りつけそうですけど完全スルーで、秦王政も気にしている様子がありません。それ以前に、飛信隊は誰も李信の服装について注意しなかったのでしょうか・・なんというか細かい部分では揃いも揃って抜けているというか。

ビジネスライクな王翦

 

細かい事はともかく、論功行賞の第一功は、もちろん総大将を勤め三軍を纏め上げて鄴を落とした王翦です。秦王嬴政から直接に宝剣を贈られました。それに続いて、副将2名、桓騎(かんき)楊端和(ようたんわ)にも第一の大功が授与されますが、双方とも本人はなく代理で摩論とバジオウが宝剣を受け取ります。

 

kawauso

 

この宝剣に何の意味があるのか?それについては今後のネタバレ予想で考えてみます。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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